劇場公開日 2023年2月17日

「やばい、まじで感動した。観る価値あり。」BLUE GIANT 菊千代さんの映画レビュー(感想・評価)

3.5やばい、まじで感動した。観る価値あり。

2024年2月12日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

泣ける

興奮

幸せ

普段漫画も読まないし、jazzのアニメってのに全く興味無かったのだが
評判良いのでVOD鑑賞・・・
失敗、劇場で観るべきだった〜^_^;

アニメでjazzのグルーブが表現できるのか?と思っていたが
充分伝わって来た。

自分がjazzと出会ったのは学生の頃
当時斑尾のニューポート・ジャズ・フェスティバル・イン・斑尾でアルバイトしてたので
昼はバイト夜はジャムセッション聴けるって言うのでめちゃ聴きまくってた。
ディジー・ガレスピー、bbキング、ウイントン・マルサリス、ウェインショーター、ジョン・ファディス、ロン・カーターetc伝説のプレーヤー達が毎夜繰り広げるジャムセッションは今で言えばDJバトルの様であの興奮した空気は未だに忘れられない。
フェスでは無いがマイルスもサラヴォーンも生で聴いたがあのライブのグルーブ感がアニメで表現でき、感情良さぶられるって凄いな〜
正直、たった3年であの熱量のサウンド&ど素人のドラムが3カ月であそこまでいけるのは自分的には考えられないのだが、まあだからこそ面白いし感動するって言うのもあるかもしれない、実際近年はSNSからコンポーザーだけで無く歌手もど素人からチャート駆け上がるのも日常だし、ほんの1年前はただ聴くだけだったアーティストがドームやフェスに出演というのも当たり前に起こっているのでjazzの世界であっても良いのかと思う。

そして忘れてはならないのは、音楽の三人上原ひろみ・馬場智章・石若駿の力。このサウンドあってこそなのだが、画からもその音の力感が伝わってくるのが凄い!
最後になるが、この映画で感動した後実際のライブ行ってみる事を強くオススメする、映画も良いがやはり生の音の凄さ・空気感、立体的なグルーブはやっぱりスゲーっす。

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菊千代