「原作越えの感動」BLUE GIANT Y Kさんの映画レビュー(感想・評価)
原作越えの感動
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原作は好きな作品だったので、とても楽しみにしていた。
感想
原作の魅力が圧縮された素晴らしい傑作だった。
・物語構成
原作の東京編を2時間映画として、コンパクトに圧縮した物語構成になっていた。
その結果、部分的につぎはぎ感はあるが、原作の名エピード傑作戦という終始感動できる魅力的な脚本になっていた。
仙台編での積み重ねパートを大の演奏に合わせて写す演出は大の努力の積み重ねを短時間で感じさせる見事な演出だと感じた。
雪祈復活のラストライブは原作越えのエピソードだったので、驚かされると同時感涙させられた。
・音楽
原作でイメージしていた以上に精錬されて、迫力が増した楽曲とお洒落なBGMに酔いしれる事ができた。特に、原作越えのラストライブのfirst note のど迫力さには圧倒された。
・声優
最初は違和感があったが、途中から慣れたので作品に集中して鑑賞できた。
・気になる点
ライブシーンのCG、原作のダイジェスト感(仕方がないと了承済み)については、違和感があった。
総評
多方面からの原作の再現度の高さと原作越えのクライマックスに感動させられた傑作。
待望のライブシーンは独自の作画演出、高品質な楽曲により圧倒させられた。
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