「原作(アニメ)vs国内屈指のJAZZ演奏者」BLUE GIANT むせるさんの映画レビュー(感想・評価)
原作(アニメ)vs国内屈指のJAZZ演奏者
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「スラムダンク・ファースト」と同様、限られた尺(時間)の中で原作未読の新規を取り込むために
脚本の原作からの取捨選択のバランスはこうしないと仕方ないかな、と思う。
原作読者(ファン)にも色々不満はあると思うがそれを云ったら「JAZZオタク」と同列だよな。
JAZZがスパイスを利かすアニメと云えば「カウボーイ・ビバップ」以来?
CGも国内屈指の名プレーヤーのモーションキャプチャーを「スラムダンク」と同じく採用しているが登場人物以外に「楽器」「ステージ&照明」も主役と言わんばかりに手抜きなくキッチリと描写(ユキノリが鍵盤を弾く指の動きは必見)
ある意味1,900円(実際は1,400円)で一流JAZZプレーヤーのLIVEを聴いているとも。
そして「ウヰスキー」か「バーボン」をロックでキメながらJAZZbarで観たいくらい。
実現不可能と思われた「原作の楽器が歌う圧倒的迫力&描写」を、日本屈指のJAZZプレーヤー上原ひろみが「アニメ(原作)」を喰らうつもりで演奏、鳥肌が立った。
「大」はJAZZに対する熱さが少し控えめ描写、逆に「努力して急激に成長していく玉田」と「小手先の技術を指摘され、1ファンの元までサインを持って行き心からお礼を云うユキノリ」にスポット当たってるがそれも嬉しい。
クライマックスは「If」だったが原作ファンには嬉しいサプライズwで涙腺崩壊。
CDとBlu-ray発売が楽しみw
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