「上原ひろみ力」BLUE GIANT いぱねまさんの映画レビュー(感想・評価)
上原ひろみ力
"2021年7月23日、国立競技場で行われた2020年東京オリンピック開会式において、市川海老蔵と共演し、ピアノ演奏を披露"
お茶の間の人達に一番その名を知らしめたのがこの出来事であろう そしてその時の演出のチグハグさに一番割を食ったのも彼女なのかもしれない 海老蔵は良いに付け悪いに付け、国民に認知されている そしてジャズ界の第一人者は、世間では一ジャンル内に留まることを余儀なくされている
そんなジャズ界の現状をストレートに打開する為の提議が漫画原作の映画化であり、リアルにシンクロする彼女からの破壊的なメッセージなのだと受取った そう、このストーリーは主人公ではなくジャズピアニストからの超高温なカウンターパンチなのだ だからこそ原作には無い雪祈のアンコール登場を差込んできたのである 漫画を利用したジャズの復讐、今作のキモはその野望を十二分に感じ取れるエモーショナルな作品である
一言して分るとおり、モーションキャプチャー、CG等、現在のレベルの最後尾は否めない あそこまでいかり肩の丸で昔の吉川晃司ファッションみたいな体型、横顔ののっぺり感、演奏中のロボットのような動き等々、駄目出しをを上げればキリがないが、その全てが"予算"という現実にロードローラ車の如く踏み潰されるのは致し方ない
全ての目を瞑って、あのくだらないオリンピックで台無しにされた上原ひろみの本来の最高峰の価値に戻す、今作品の一番大事なキモである
書き忘れました。
何よりもの成功の鍵は上原ひろみさんの作曲そして演奏でしたね。
石塚真一さんもダメ出しとか!!
上原ひろみさんのイメージより日本人向けで、好きな曲ばかりでした
(素人の感想です・・・)
インタビュー放送の情報ありがとうございました。
早速YouTubeで聞きました。
荻上チキさんも石塚真一さんも謙虚で素敵な方達でした。
いぱねまさんがご指摘の作画。
キャラクターの顔が昭和ですものねー。
動きもギクシャクしてましたね。
リバイバル上映するんですね。凄いですね。
ドルビーアトモス対応スクリーン(意味分からないですけど、私)
200カット以上ブラッシュアップ・・・
作画も良くなるんですね。
本当にラジオ放送を聞けて良かったです。
製作者の熱い思いが伝わる映画でしたね。
ヨーロッパ編アメリカ編も製作されますね、きっと!!