ラーゲリより愛を込めてのレビュー・感想・評価
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好みの作品ではないが、見るべき必要があった
録画してあったのを鑑賞。途中悲惨なシーンは見ていられなくて、早送りもしたけれど、何とか最後まで見終えました。泣きました。何回も泣きました。
今こうして平和に暮らしていることのありがたみを切実に感じます。
二宮くんの熱演が光る。もう元アイドルとか忘れる。
二宮くんの演技は今まで好みじゃなかったけど、この作品を見て変わった。彼の生き様が投影されてるようにも思う。
そして松坂桃李、安田顕らを脇役にすると作品の格がさらに上がる。
北川景子、美貌にばかり目が行くが、何回泣かされたか。
私は変わっちまったんか
全く響かなかった。
題名からしてきっと現地で亡くなったのかな?と思いながら観てたのでそれも影響されたのかもしれない。
他の方々のコメントを見る限りあまのじゃくなのはきっと私の方だと感じさせられる。
当時の状況はそれはそれは現代では理解し難い過酷なものだったと容易に想像できるものですが、それが微塵にも響かなかった。ただただ薄かった印象。
☆☆☆★★★(最早、ヤスケンは名優の域に達してしまったのか?ヤスケ...
☆☆☆★★★(最早、ヤスケンは名優の域に達してしまったのか?ヤスケンの演技に★を爆上げで)
素直に感動出来る内容には有ったと思う。
原作読了済み。少しだけの感想で。
事実を基にした原作。
例え事実であろうとも、映画化に於いてある程度の《嘘》は有っても許される…とは思っている。
この話ではクロのその後で有ったり、原作だと描写されていない部分で有ったり、、、
「関係者の証言に基づいて居ます!」と言われたなら「あ?ごめんなさい」…と言うしか有りませんけど💦
でも、最後に寺尾聰を登場させる為か?無理矢理に作り上げたと思える、冒頭と最後の結婚式の場面には、個人的には少し違和感を感じてしまった。
夫婦別れ別れになるハルビンの空襲場面は、観ていて「コントじゃねえか!」…とすら。
レイ・ブラッドベリの『華氏451』はフランソワ・トリュフォーで映画化された。
全ての本が禁書となり、それならば本そのものを暗記してしまおうとする話。
原作を読みながら、どうしても『華氏451』を意識してしまうところでした。
収容所では《スパイ行為》とされてしまうかもしれない、短歌や和歌等の句会。
遺書を書いて貰うに辺り、元々有った俳句や和歌や短歌を暗記してしまおうとする事実。
流石に俳句や和歌等を詠むだけでは映画として成立しない…と思ったのか、(事実に基づいているのか?)野球や階級の差や、(原作には描かれてはいない)日本で帰国を待つ家族達と言った話で構成されていた。そうなると、最早原作の映画化と言えるのか?ってところでは有りましたが。
まあしかし、最後に訪れる怒涛の〝 記憶 していた遺書 〟の存在はスンナリと感涙ものでした。
その中心の存在にヤスケンが居たのは間違いないのですが。
2022年 12月25日 TOHOシネマズ錦糸町楽天地/スクリーン12
またレビュー消されてるし…(4度目の再投稿)←ほぼ嫌がらせ? ジャナイ!
映画の感想以外のことを連ねまくっていたのがダメだったんでしょうね。
なので、今回こそは!と思い、その方針とか意向に沿ったレビューを書きますね。
下書き残すのって大事。今回も大幅添削で再投稿です。←ほぼ嫌がらせ? ジャナイ!
真面目に語ると、アカウント生命的に命がけで書いた文章が日の目を見ないのって、ジャーナリズム的にどうなん?と思うので。ジャーナリズムが聞いて呆れるわ!って話なんですが。
『さかなのこ』でも「ジャーナリズムが暴力に屈するような世界はよくない」って、のん演ずるミー坊が言ってたし。別に.com様が暴力って言ってるっわけジャナイ!
軒を借りて母屋に喧嘩売るスタイルはもう止めました。
言いたいことは山ほどあるんですが、毎度毎度のしょーもない“まくら”はこのあたりで済ませておきますね。
【お話の感想①序】
この作品ね、てっきりニノちゃんが生きて祖国に還れるお話だとばかり思っていたの。
そこで固く結ばれる家族愛の美談を期待してたの。再会の喜びがカタルシスとなるハッピーエンドの余韻に浸れる作品だと思い込んでたの。
なのに何だよ!これは!
実話ベースだから今さら言ってもしょうがないんですが。
鑑賞中に何度も何度も「ニノちゃん!あきらめないで!ダモイの日は必ず来るから!」なんて、無責任な応援してたの。
二宮和也も松坂桃李も大好きなんですよ。俳優としてだよ!←これ書かないと勘違いされてしまうかもしれない女装なので
ニノちゃんの、はにかんだ時の笑顔が大好きなんだよ!
感情を抑えた静かな演技からの、それを発露させる変化の松坂さんもよかったよ!
『変態仮面』の時とは打って変わったシリアスな役どころの“ヌーディスト安田”の好演も光ってたよ!さすがに脱ぐシーンはなかったのですね。安田さん、消化不良?
ただね、北川景子は悲惨な戦後を生きる女性としては、あまりにも華やかすぎるお顔立ちと思っちゃったの。
もう少し幸薄そうな風貌の女優さんの方がよかったと思えて。
“幸薄そう”なんて書いたから、どなたとは例を挙げにくいんですが。
懐っこいクロかわえぇ₍ᐢ⑅•ᴗ•⑅ᐢ₎♡ ワンちゃん大好きだ!
ロシアも大好きだ!(忖度していただけますよね)
テゥアランだとかシャラポアだとかザキトワとかのロシア美女も、みんな大好きだ!
【ここもお話の感想②破】
必ず還れる日が来るからと信じていたこそ、数々の凄惨な苦しみの描写にも耐えながら観ていたんですよ。
なのにっ!あんまりだよ!ロシア!もう許すから!大好きだ!(忖度していただけますよね)
チャイコフスキーもストラヴィンスキーもミャスコフスキーも猫大好きフリスキーも大好きだ!
メニショフもタルコフスキーもコンチャロフスキーもモンプチも大好きだ!
【ここもお話の感想③Q】
この作品も私の例に漏れず、原作は未読なのですね。調べてみたところ原作のタイトルは『ラーゲリから来た遺書』だったのですね。
奥さんの元に届いたのが“手紙”ではなく、何通にも渡って“断片的に記憶された言葉”だったところに大いに泣かされました。各々の俳優さんの垂泣の名演技と相まって、本当に泣けたです。
結末を知ってからのアマプラでの再鑑賞時は特に。
だから!こんな悲しいお話を生んだロシアがやっぱり大好きだ!(忖度していただけますよね)
【〆。でもこれも感想やないか:||】
大好きだ!を連呼するために、ロシアについて調べていたら、ほんの少しですがロシアに造詣を持ってしまいました。
こういうのって、関心やら興味を抱く元になるので、とても良いことだと思います。
ロシアが大好きだ!←行ったことないけど
誰が何と言おうとも私はロシアが大好きだー!(忖度していただけますよね)
ちゃんと映画の感想まとめていますよね。もう非の打ちどころがない完璧なレビューですよね。(๑• ̀д•́ )✧+°ドヤァ!
もう!いいじゃないですか!!(号泣)
もうこのへんでゆるしてくださいおなしゃす。
終戦後の悲劇
戦時中の話はよくあるけど、戦後から10年以上経っても苦しむ人々の話。そのためだけに苦痛を耐えて生きてきたのに、失ってしまった人々。それでも生きてきたのは、大切な人の大切な人に伝えるべきことを伝えるため。またその担当の文も、その人の人生を写すような内容でよくできた話。ラストは題名の意味が沁みすぎて涙。それにしても二宮の衰弱っぷりはすごい。北川景子の号泣シーンも良かった。今までいいと思ったことないけど、どうする家康の茶々といい、頭角を表してきていますね。
人に対する責任とは
去年、舞鶴の博物館に行きました。
それを見た後だったのでとても気になっていた作品でした。
実際の捕虜の環境は映画よりも劣悪だったように思えました。あれほどの凄惨な描画を映画で描くのは難しかったのではないかと思います。
だからといって、この映画で描かれる『生きる意味』は本当に力強く、自分の心に刻み込まれました。
最近、しんどい事も多く、人生をここらへんで終わったとしても悔いは無いかなぁ・・・と思う事も多くなっていました。ですが、自分の生きる意味をきちんと考え、家族や大切にしたい人たちとの時間をもっと大事にして生きていきたいと思います。
こんなん、泣いてしまうやろ〜
原作がノンフィクションで主演が二宮和也、戦争の話の時点ですでに面白いけど期待を裏切らない作品。
こんなん、泣いてしまうやろ〜が正直な感想です。
内容はそんなに難しくなく、誰が見ても楽しめる(泣ける)と思います。
役者さんの演技が素晴らしい
最初の空爆のシーンを見て(有機ELで観たからか?)大丈夫か?と思ったけど、抑留されてからは役者さん達の演技に集中出来て映画としてとても面白かった。
正直、収容所の生活はもっととてつもなく厳しかったであろうと想像出来るけど、
山本というキャラクターを通して生きる事の意味、
尊さを教えてもらった気もします。
ラーゲリのそしてそれからも続く男たちの熱い絆に
胸が震えました。
辛い時に自分の辛さばかりを考えるのではなく、
その辛さの中に一筋の希望を見つける。
或いは希望を自らの力で見出す。
そういう強い力に満ちた映画でした。
死んだように生きるより死んでも尚記憶の中で生きる。
僕もそんな生き方がしたい。
シベリア抑留の過酷さを希薄化させたのどかな収容所生活のせいで感動も稀薄化
1 シベリア抑留とは
第二次世界大戦後の日本兵のシベリア抑留(一部はモンゴル抑留)については多数の手記、体験記が出版されており、小生も石原吉郎『望郷と海』、胡桃沢耕史『黒パン俘虜記』を読んでいる。ただ、この映画の原作は知らなかった。
この抑留はナチスのアウシュビッツ収容所等でのユダヤ人迫害と並び称せられることもあるが、ナチスの場合はホロコーストが目的だったのに対し、シベリア抑留はスターリンの行った思想弾圧・国土開発目的の強制労働に連なるものという相違がある。
だからシベリアでは日本兵、ドイツ兵捕虜のほか、ソ連邦内のロシア人も多数強制労働させられており、それは後日、ソルジェニーツイン『イワン・デニーソヴィチの一日』『収容所群島』として実態が明らかになる。
2 移送や抑留の実態と過酷な生存競争
ホロコーストではなかったと言っても、シベリア抑留も悲惨を極めるものだった。以下、石原の著作からその処遇を紹介しておく。
まずシベリア移送では椅子も何もない貨車にすし詰めに押し込まれる。車両には水桶が置かれており、次はいつ飲めるかわからないという不安にかられた兵士たちは我先に飲みまくった。
すぐに尿意、便意を催した兵士たちは、今度は排便桶に群がるが、小さな桶はあっという間に溢れ、流れ出した糞尿にまみれながら兵士たちはパンを齧った。ここで人間の尊厳とやらは、ほとんどの人から消し飛んでしまう。
収容所に着くと、極寒と貧しい食料の下での強制労働が開始され、これに耐えられない人間はバタバタと死んでいく。石原によると人間の第一次淘汰だという。その淘汰が何次か続き、労働に耐えられる人間だけが残った段階で数が落ち着いていく。
乏しい食料は元日本軍の上官たちが上前をはね、さらに乏しくなった食料を2人のコンビで均等に分割して食べる。この分割は命がけであり、相手が誤魔化さないか血眼で監視しながら食事する。作業用具の良し悪しも作業効率の大きな決定要因だから、作業開始の際は良い用具の奪い合いである。
また、作業現場との往復では、凍結した雪に足を滑らせて列からわずかでもはみ出ると、ソ連兵が面白半分に射殺するから、誰も皆列の内側に並びたがり、ここでも競争がある。
朝起きると、隣で寝ていた仲間が冷たくなっている世界では、すべてが死に直結する真剣な問題で、仲間同士で生存競争を繰り広げるのである。そこでの仲間の信頼とは何か。収容された者は根源的な人間不信と自己嫌悪に投げ込まれざるを得ない。
厳寒に閉ざされた自然の中で膨大な人間の犠牲と相互不信の上に成り立った世界、たとえ生命は取り留めて生還できたとしても、精神の大きな部分を欠落させられる世界、それが強制収容所なのだ。
3 映画で描かれたのどかな収容所
シベリア抑留とは2に記載したように過酷極まりない場所である。ところが映画化された作品を観るに、確かに人がバタバタ死んでいくようなのだが、厳寒の中で木材を伐採したり、岩石を掘削したりさせられる強制労働の困難さがいささかも伝わってこない。非人間的な処遇もろくに伝わってこない。
胡桃沢の著作では慢性化した飢餓状態の結果、便所代わりの土の穴に入って、糞尿に浸かりながら底に落ちた馬の死体の骨を折り取って、骨髄液を啜る凄まじいシーンが描かれているが、そんなものはカケラもなく、人間同士の生存競争も面白がって日本兵を射殺する看守もいない。
その代わり、何となくのどかな収容所生活が繰り広げられ、語学力と教養に恵まれた主人公は文盲の仲間に字を教えたり、野球の試合を開催したり、率先してソ連兵に抗議したりという間延びした美談が続くのである。
自然も労働も人間関係も過酷さとは縁遠く、まるで『大脱走』とか『ショーシャンクの空に』ではないか。これがシベリア抑留の実態をどこまで表現しているのだろう? いや、そもそもこれはシベリア抑留の映画なのだろうか??
だから最後に収容所の仲間たちが、主人公の遺書を手分けして暗記して、故国の家族に伝えようという連帯感が理解できない。遺書の切迫感も理解できないのだ。
石原の前掲書には、夥しい死の中で他者の死を引き受けるかのように、進んで苦しい仕事や役割を担う勇気ある人間が描かれており、本作の主人公に酷似している。しかし、同著では人間不信の洗礼を受けたペシミストと規定しているのに対し、この映画では正反対に最後まで希望を失わないオプティミストとされている。小生には石原の描いた像の方が納得できる気がする。
改めて悲惨な戦争を風化させてはならないと感じた
感動。その一言に尽きました。
山本幡男という人物は、苦労を強いられながらもたくさんの方に希望を与えたことを知りました。
そして改めて悲惨な歴史である、戦争というものの恐ろしさを思い知りました。絶対に同じような過ちを犯してはいけない。今だにこの地球では戦争というものが行われています。日本人はこのような作品から戦争というものの恐ろしさを学ばなければいけません。今後、戦争体験者の方々が少なくなっていくことは事実です。戦争という恐ろしい歴史を風化させないためには、このような作品から学ぶことも重要だと感じます。
また、二宮和也をはじめとする役者さんの演技力の素晴らしさも実感しました。自然と当事者意識を持たざるおえず、涙無くして見ることはできませんでした。
この素晴らしい作品から学ぶことはたくさんあります。今後も日本が過ちを犯さないことを願います。
これほどテンポ良く感動できる史実を題材にした映画は始めて。
二宮和也が演じる山本は、無実でシベリアにある収監所(ラーゲリ)に勾留される。
戦時下ならではの理不尽な仕打ちに、多くの仲間が人間性を失っていく。
それでも山本は人間として生きること、希望を持ち続けることを訴え続けてた。
当時の厳しい現実・その中で伝えたい人間の美しさをしっかりと伝え、かつ
非常にテンポよく話が進んでいくため、集中が途切れることなく最後まで視聴できた。
今を生きる若い方に向けて見てほしいという思いがもしあるのなら、
その点に関してこの映画の脚本は出色の出来栄えだったと思う。
私は33歳で、若くもなくかといって壮年というわけでもないが、
ぜひ10代〜20代の方にもみてもらいたい。
今までで。
評価がいいとは観る前から知っていて鑑賞した。
でも思っていた以上にいい映画でした。
出てくる役者さんが誰1人演技くさくないし見飽きなかった。
後半は泣きっぱなしで嗚咽するほど泣いた。
観る時は次の日予定がない日に観るのをおすすめします。
イケメンすぎる
良いお話だし、豪華な実力ある俳優陣なのですが、それが過ぎている。収容中だと言うに顔が綺麗すぎる。身だしなみも整い過ぎている、リアリティが欠如していて感情移入出来なかった。最初から最後までお芝居だなと思ってみてしまった。勿体無い。
戦争を描いた映画では良作
実際は戦後のシベリアの話ですが、
戦争というものがどんな影響を及ぼすのか?
という点において広く人に伝えられる映画だと思います。
むごたらしい話をできるだけ見やすく、わかりやすくしているので、こういった作品が苦手な方でも見れると思います。
北川景子さんの演技が素晴らしく、泣かされました。
出演者の演技はもちろん素晴らしかったのですか、わかりやすくするため?の演出でところどころ萎えたので、0.5引きました。
…歯がきれいすぎるんだよなぁ。
「希望」を持って生きる
過酷で絶望の淵に立ったとしても、「希望」を持って生きることの大切さを受け取りました。涙なしには見ることができない、とてもいい映画でした。
とにかく、俳優としての二宮和也さんの演技が圧巻で、素晴らしかったです。
第二次世界大戦終結後のシベリアの強制収容所(ラーゲリ)での
日本人捕虜の過酷な環境について取り上げた作品で、内容自体は正直重いです。
ただ、現代においても国際的にいろいろな状況がある今だからこそ、
多くの方に観ていただきたいと感じました。
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