ラーゲリより愛を込めてのレビュー・感想・評価
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自分の心の中だけは自由だということが素晴らしい
淡々と今なら許せないことが戦争という世の中で許されている。そんな中で自分の心は自由であるということが1番心に迫ってきた映画でした。
それは今の時代もウクライナやコロナ、社会の歪みの中でも起きていることであり、自分がどう生きていくかの指針となった。
自分の心の中で記憶することこそ、自分の人生で生きる価値がある。
バランスがなあ
184本目。
実話だから、コメントどうしようかとは迷うけど、作品としてはどう思ったかになっちゃう。
比較しちゃいけないんだろうけど、ナチス関連の映画観てるからなあ、と言うのは正直ある。
始まってすぐに、離ればなれになってしまうせいか、会いたい気持ち、希望ってのが、弱く感じるし、最後の結婚式のあれは蛇足に思う。
その前で終わるのが、涙腺をとは思うんだけど。
自分にはバランスが悪く感じ、涙腺緩むひとつ前くらいかな。
最後のほうは蛇足かな
原作未読
題材としては意義のある映画と思われるが・・・
(戦後処理の闇の部分)
冒頭がああだから、こうなのかとは思えるが、途中までいい話が、正直白けた。
二の宮の戦時中の戦歴なり、行動が描かれていないのは原作にないからか、第三者視点の演出だからか。
エンドロール前は、シベリア抑留の補足説明などのほうが良かったような、と思うのだが、定番の邦画的演出・・・ラストの音楽も映画の内容と噛み合っていないような・・・
会田雄次の「アローン捕虜収容所」なども映画化されれば・・・と思うが、女子供の要素が皆無なので難しいか?
こんなの泣いちゃうじゃん
めちゃくちゃ良くて最後らへんはずっと泣いてました。
テッシュも換えのマスクも持ってこなかった自分の低能さに呆れるほどびちゃびちゃです。
まず俳優さんたちと二宮くんの演技がとにかく最高でした、演技で泣いたまであります。
特に叫んだり泣いたり、感情がワッと出る瞬間がとても素晴らしかったです。
続いてストーリー、シナリオですが、先に言うとめちゃくちゃ泣かせに来ます。
観てる途中「あ、泣かせにきてんな。」ってちょっと頭の隅にチラつく瞬間はあります。
しかしストーリーとして破綻が無く、完成度が高い為、ちょっと悔しくなりながらも泣くしかないです、最後らへんの畳み掛けはもうやめてくれと思う程でした。
年末年始、涙と感動で感情のデトックスをしたい方にぜひおすすめしたいです。
追記(ちょいネタバレ)
動物が出てきますが、動物が痛い目にあうシーンはないので安心して見てください。
ナヴォイ劇場in ウズベキスタン
宣伝が下手なのか、良い映画なのにひっそりとしている。予告編で素敵な声の人がいて気になったので見に行ってみた。(安田顕さんでした)
日本人捕虜だった彼らの一部が建てた劇場は地震にも耐え、「日本国民がナボイ劇場の建設に参加し、完成に貢献した」と石碑が建っているそうです。実話という衝撃の内容に心打たれました。MVPは犬のクロ‼︎
後半から何回も泣かされました😭
後半のクロと桐谷健太さんのところで涙が止まらなくなりました😢
相変わらず、桐谷健太さん演技うますぎる。
Tジョイ博多、右の隣の女子高生が最初から鼻汁常に全開だったのと後ろの方で着信音鳴らしてるやつと前の方の席でスマホの光だしてるやつ、勘弁してくれ、もう一回改めて見に行かないと、台無しになりました。ジャニオタが観にきてるのか客席満席とニノと中島くんのところで結構鼻啜り音が聞けました😌
いまいちな感じ
好レビューが多かったので仕事納め後、鑑賞してきました。
戦時中なのに、中心人物が顔もスタイルも良いトレンディ俳優や元アイドルなどキャスティングに疑問を感じました。
もう少し演技力だけで選んだ俳優陣であれば良かった。
薄味
実話を基に、シベリア抑留日本兵たちの収容所生活と家族との繋がりを描く。主人公の前向きな態度が周りに生きる希望を与えるが、本人は病に倒れる。仲間が密かに記憶し持ち帰った遺書を家族に伝えるシーンは泣ける。戦争を語り継ぐ意義もあるだろう。
一方、過酷で理不尽な抑留生活を描きながら、人物描写が総じて薄味と感じた。特に主人公の、楽観主義や広い視野、生への渇望、病気への無念といったものは描かれるが、その根底にある彼の行動原理が伝わってこない。
(話が終戦後のため戦争そのものの描写はほぼないが、それでも)他の登場人物に多少とも垣間見える、トラウマティックなエピソードから来る憎しみ、痛み、絶望などの感情の表出があまりない(特務機関での上官(ヤスケン)が偽証して自分を売ったと知ってもそれほど葛藤なく受け入れてしまう)。淡々としすぎていて感情移入しづらい。
原作(未読)ありなので人物設定にも縛りがあるのかもしれないが、フィクションでなく実際の戦争の歴史を扱っているのだから、もう少し掘り下げて何があったのかが語られるとよかった。
この時季に公開は偶然なのかベストタイミング!
感動まではいかなかったがロシア問題やむしろ庶民より政治家が今にも戦争が起きる様な危機を煽ってる今公開は偶然的なのか?欲を言えば相手側の視点や言い分もワンカット入れて欲しかったが彼等だって妻子を残しで皆強制的にやらされてる事は同じなので!
いい人の物語
高評価に釣られて鑑賞し、後悔。
私自身の戦争に対する嫌悪感が思ってたより強く、ましてや第二次世界大戦と言えば、日本の無謀な侵略の悲しい結末… 今のロシアとも重なってしまい、この作品を「いい人の物語」として受け入れることができませんでした。
違和感ある演出が要因かも。あっさりとした別れ、無理矢理のクロ、客人そっちのけのラスト、とかとか。…好みの問題かな。
韓国映画だと…
俳優さんの演技力、
特に桐谷健太さんと北川景子さんの演技力が素晴らしすぎて登場するだけで涙が出ることも。
最後の「おかえり」だけのフレーズの破壊力。全体的にカットが荒いように感じてなかなか余韻が少なくセットや映像もちゃっちい印象がありなかなか入り込めなかったが「おかえり」のフレーズだけで一気に込み上げてくるものがここで初めて感じた。
さらに寺尾聰さんの祝辞(?)シーンも圧倒的破壊力。最後の最後で初登場にも関わらず印象が強く終わりよければ全てよしな感じで締めくくららている。
【まとめ】
演技力は素晴らし過ぎる、戦争映画だけど重厚感が薄い、カットが雑な感じがして余韻ない、若干セットがちゃっちく見えるのがちょっと鼻について映画の中に入り込みずらい。
日本映画は資金面が他国と比べて薄いと聞いているが韓国映画ならもっと重厚感がある映画になったのかなと感じる。
わかっていても
随分前から予告をやっていてし
なんとなく予告から奇跡の内容がわかっちゃってたので
割とよくある戦争映画のような
ものなのかなと思ってましたが
良い意味で裏切られました
この時代の怖さや悲しみが十分伝わってきましたし
山本さんが亡くなっても、言霊を運ぶことにより
従来の戦争映画の悲しさとは違う
前向きな終わり方に
途中から涙が止まりませんでした
山本さんのように生きるんだも良かったですし
野球をする日本人に対して、心を開いていくソ連兵もうるうるきました
ソ連の犯罪歴が今のロシアに繋がっている
第2次世界大戦の終戦直前に日本に対し参戦してきたソ連に、終戦後シベリアの強制収容所に連行された日本人捕虜たちは、冬には零下数十度となる厳しい気候、1日にわずかなパンとスープだけという粗末な食事をはじめ劣悪な環境のもと、長年にわたって重労働を強いられ、死人も続出していた。そんな中、山本幡男は日本に必ず帰れると信じ、周囲の人々を励まし続けていた。山本の仲間思いの行動と力強い信念は、多くの捕虜たちの心に希望の火を灯していき・・・という話。
ソ連の犯罪歴を知ることが出来た。戦後11年も日本人を強制労働させてたなんて、信じれなかった。この体質が今のロシアに繋がっているのだろうと容易に想像できる。
山本役の二宮和也も良かったが、山本の妻・モジミ役の北川景子が良かった。遺言を伝えられた時の演技で涙が出た。
松坂桃李、桐谷健太、安田顕など、捕虜仲間も良かったし、彼らとの信頼関係を築いていた事で遺言が妻子に届いたんだと納得した。
素晴らしい作品だった。
感想
"戦争映画"と言う人もいるけど、私はシベリア抑留を題材にしたヒューマンドラマだと感じました。事実も伝えつつ、あくまで山本さんを筆頭とする抑留者や日本で待つ家族の言動や感情に重きが置かれていてすごく良かったです。辛いシーンがいくつもあるからこそ笑顔がとても輝いていて、何気ない幸せに感動しました。
遺書は特に子どもたちに向けられたものにグッと来ました。その後現代のシーンに繋がったり主題歌をミセスが歌ったりしてることで、これは昔話ではなく今を生きる人たちへのメッセージのように私は思いました。
満点から0.5点減点なのは予告映像が好きではなかったからです。
人としての生き方を問う作品
鑑賞後、実在の人物をモデルにしていることを知り感動が深まりました。
極限状態に置かれた時に、その人の本性が現れる。
そして本当の強さとは何か?
人としてどこまでも誠実に生きて行きたい、と思わせてくれた映画です。
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