「ヤギが当たり前のように子供として受けられていく様が不気味」LAMB ラム かちかち映画速報さんの映画レビュー(感想・評価)
ヤギが当たり前のように子供として受けられていく様が不気味
クリックして本文を読む
ヤギが当たり前のように子供として受けられていく様が不気味だった。「一体アレは何なんだ?」と視聴者の声を代弁してくれた弟でさえ徐々に家族に溶け込んでいく。
「あれは幸せだ」と返答した夫の言葉が印象に残る。周りからどう思われようが、自分たちの世界だけで完結してればどんな形であれ幸せなのかもしれない。
全編セリフと音楽が少なくて静か。役者の表情や会話だけで、円満とはいえずどこか寂しげな夫婦の微妙な関係性が伝わってくる。
下手したらギャグになりかねないぶっ飛んだ設定を上手くシリアスに落とし込んでいた。ヤギが喋らない設定が良かったかもしれない。
コメントする