「種明かしまではとても楽しかった」LAMB ラム さかもとさんの映画レビュー(感想・評価)
種明かしまではとても楽しかった
静かに見れる映画
得体の知れない”何か”を巡るスリル的なトーンの中、羊のなんとも言えないアンニュイな表情を差し込んで笑わせてくる変態的な作品
全体的に少ないセリフ量で、なおかつミニマムで抽象的な表現も多く、こちら側に想像させる余白を与えてくれるのでドキドキワクワクしながら見れた。
しかし、物語の”種明かし”的な部分で明るみに出た”あるもの”の登場で冷めてしまった。
造形なのか、見せ方なのか...
いずれにしてもそこまでがピークでした
ラストカットでの締めかたは良かったと思うので、
”種明かし”の部分さえもう少しどうにかなれば、自分にはより刺さったかなぁと思いました
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