「ラムとは、生後1年未満の仔羊です。」LAMB ラム m@yu-chan-nelさんの映画レビュー(感想・評価)
ラムとは、生後1年未満の仔羊です。
夫婦が破滅していく…なんて書いてあったから、凄いのを期待していたけど そんなに面白くなかった。
羊を育てながら生活している夫婦。
ある日、いつものように羊の出産に立ち会っていると、羊ではない何かが生まれてきた。
過去に子供を亡くしていた夫婦は、生まれてきた仔羊?に“アダ”と名付け大切に育てていたが、突然その日は訪れてしまった……。
何しろ全てが抽象的過ぎて、何一つとしてハッキリと描かれていない。
全て観客に委ねる形なので、あのムキムキマチョメ〜ンが何者なのかも解らない。それも観ている人が自由に感じ取ってくれって感じですね。
「ローズマリーの赤ちゃん」みたいに “そいつ”が何処からかやって来て、羊に“植え付けた”訳だけど…そいつが何者なのか…サッパリ。山羊なら悪魔的な何かなのか?とも思うけど…羊???
まぁ、人間のエゴ的な話なのかな…。
アダと名付けられた仔羊?の生みの親?が窓の外でアピールしてたんだけど、奥さんがアッサリ射殺しちゃうんだよね。
でも結局は 目には目を、歯には歯を で 報復されるんだけど。
ダンナの兄弟(弟だっけ?)との関係性もよーわからんし、その辺りの説明もなにもなく丸投げ。
終わり方も唐突で ポカーンだし、どっちにしても、他の方の比較的高評価の意味は全く解らずで。
まぁ、「ラム肉」とか文字を打ち込むのもおぞましいんだけど、こんな赤ちゃんや幼児を美味しいって食べるくせに、「アダが可愛い」って言ってる人間はエゴの塊で、いちばん残酷で理解不能です。
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