「あえて描かない怖さと不気味さ」LAMB ラム よしてさんの映画レビュー(感想・評価)
あえて描かない怖さと不気味さ
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狂気に満ちた前半は圧倒的に好き。
あえてストレートに描かない演出手法は逆に興味を持続させ、怖さがジワジワと忍び寄る結果となり秀逸。
自然の美しさや動物たちの生々しさ、主人公たちの簡素な生活描写も素晴らしい。
中盤から後半にかけて物語に変化がつき、特異な雰囲気は薄れるものの、このパートがなければ耐えられなかったかもしれない。
最後は投げっぱなしのように見える驚きの展開だが、決して見終わった後の印象としては悪くない。
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