「不思議な世界観」LAMB ラム なつきさんの映画レビュー(感想・評価)
不思議な世界観
クリックして本文を読む
とある羊飼いの夫婦が、顔が羊で体が人間の
子供の出産に立ち会う。
一瞬戸惑った表情をするもすぐに受け入れ、自分たちの子供の様に育てる。
理由は娘を失った過去があるからと判明。
本当の母羊が鳴いて子供の元へくるも、妻が射殺。
夫の弟が一緒に暮らしに戻り、違和感を指摘するも、聞く耳持たず。
弟は子供を射殺しようとするも、愛情が湧きできない。
最後は屈強な羊人間が現れて犬を殺し、夫も射殺して子供を連れ去っていく。
ラストシーンは妻のひとりの映像で終わる。
前半はなかなか掴みきれない印象だった。
そんな簡単に受け入れる?(子供のこととか)とか
そういう感情がよく湧いてしまった。
終始セリフが少なかったことが印象的。不思議な世界観を醸し出していた。
3人の大人が子供に愛情注ぎ出した中盤は、
不思議な家族の違和感に包まれながらも幸せな感じが不思議で面白く感じられた。
最後の羊人間はCG丸出しでちょっと冷めた。
姿出さなくてよかったのになーとも思った。
コメントする