「観る人に依ってジャンルが違う作品」LAMB ラム ホモサピエンスさんの映画レビュー(感想・評価)
観る人に依ってジャンルが違う作品
この社会状況かも知れませんが、この作品を宗教的視線で観てしまいました。特に、「あれは何だ?」「ここに居る限り、俺たちに口出しするな」、のシーンから。部外者には“あれ”でも、当事者には“亡き娘”です。部外者には“壺”しか見えませんが、当事者には“壺から出ている何か”が見えます。ラストも衝撃でした。何から何まで、あの事象のフィルター越しに観てしまいます。あの事象を知らずにこの作品を観れば、純粋なスリラー映画、でしょうか。
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