バイオハザード ウェルカム・トゥ・ラクーンシティのレビュー・感想・評価
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リサ・トレヴァーではない何かがいる
予告編のやたら明るい歌と、
「ウェルカ~ムトゥラク~ンシティ~」
という妙にもったいぶった声を聞いたときに何となくまずい気はした。
結果としては別の映画にバイオのパロディを持ってきたような出来だった。
この監督は今回やりたいことが多すぎて収拾がつかなくなったのか、
とにかくバイオネタを撒き散らしてみんなで笑いたかったのか、
どこにコンセプトを置いたのかが映画だけでは理解できない。
どちらかにパッと振り切れたら楽しめるのに。
例えばハーブを食べるシーンが無く、
それをやっていれば「ああ、そういうコンセプトか」と割り切って鑑賞できたはずだ。
2時間の尺度としては明らかに詰め込みすぎであり、
にも関わらず不要なシーンが散見されるため、きっと10時間あっても足りなくなると思う。
[その他、個人的に良くなかった点]
なぜかバイオ1と2が融合して全員集合している。
ゲームと映画で人物像が違いすぎて頭の整理に時間がかかる。
脇役である署長の描写が多い。
恐怖感より音でびっくりする。
主軸の時間が明らかに足りないのに何度も回想シーンを見せる。
なぜかゾンビが民家の窓に「かゆ うま」と血文字を書く。
ポケモンショック並にフラッシュが連発する。
タイラントがベラベラ喋る。ロケラン一発で死ぬ。
レオンの精神年齢が低すぎてイライラする。
リサが仲間になっている。
リサ・トレヴァーの悲しさに重きを置いたという監督の言葉に期待していたが、
まず彼女の生い立ちの説明が無く、
あろうことかリッカーを退治してくれる仲間になっていた。
恐怖感は綺麗サッパリ消滅し、ロードオブザリングの怪物仲間の様相である。
これでは原作無視を通り越してオリジナルキャラではないか。
日本とアメリカで悲しさの解釈はこんなに違うのだろうか。
本来、ゲームにおけるリサ・トレヴァーの存在がなぜ「重い」のかといえば、
少女が幽閉されてやばい実験をさせられている噂を知る。
だんだん怖くなったところでふいに本人が登場する。
よく見たら人の顔の皮が継ぎ接ぎにくっついている。
手枷や足枷をしているくせに超人的に強い。
大して存在感も無いのに異様に粘着してくる。
しつこいから殺すしかない。
死ぬときも悲しそうにする。
後になって皮の継ぎ接ぎは愛する両親を想う故の行為だったことを知る。
こういった「後味の悪さ」にある。
ここをすっぽかされては知る人知らぬ人も感情移入できないだろう。
ただ自分も知らないネタが紛れていたので、
バイオ好きという監督の気持ちは評価したい。
寝落ちしかけた
ストーリー展開が遅く、寝落ちしかけました。
YouTubeのゲーム動画と映像が似ているので、ゲームに馴染んでいる人は楽しいだろうなあと思いますが、ハイテクなシーンは一つもなかったのが残念。
あの署長さんには生き残って欲しかったなあ。
【”町に取り残されたメタモルフォーゼしていく人々・・。そして、アッシャー家の崩壊。”ホラー映画チキンの独り言を勝手に記す。】
ー 私が、ホラー映画を映画館で最後に観たのはアリ・アスターの出世作「ヘレディタリー/継承」である。(多分)
因みに、それ以降は、彼の映画は”オカルト映画”と勝手に位置づけして、観ている。
マア、簡単に言えば、スラッシャー系や、スプラッター系が苦手なのである。
ジタバタと席で、身体が反応してしまい、周囲に迷惑を掛けるからである。
であるので、少し前、この映画サイトを牽引する広島の雄が”ホラー耐性強化月間である”と書かれた際には、ビックリしたものである。
ホラー映画チキンの私は、ホラーは、配信で観るようにしている。(あんまり見ないけれど・・)-
◆感想 - 内容に触れていません。-
・ホラー映画の評価基準って、何だろうと思う。単純に怖さなのかな。
・ホラー映画って、何で人気なんだろう。お化け屋敷が好きな人が多いから?。
・私のホラー映画の評価基準は、鑑賞後、どれだけトラウマ級に印象が残るか、どうかである。
その意味で言えば、「ヘレディタリー/継承」は私にとっては、傑作である。
・血がドバドバ出たり、効果音で驚かす作品は、あまり好きではない。内容で勝負して欲しいのである。
- 今作は、ドバドバ&効果音バリバリであったが・・。私も耐性が出来つつあるのだろうか。-
・なので、オカルト系映画を私は好むのである。
・では、何で今作に3.5を付けたかと言うと、久しぶりに映画館でホラーを見たら、単純に面白かったからである。
<あの、ラストは続編造る気満々だよね。続編出来るかな。次作は、新米ヘッポコ警官の成長ストーリーになるのかな・・。>
普通に面白かった
レオンもクリスもクレアもジルもゲームでは最初から強い人物として描かれてるけど(もちろんプレイする人による)、再映画化のこのタイミングでしっかり人間味ある人物に書き換えられてる。
ウェスカーとジルの色恋だけは要らなかった気もするけど、洋館や警察署の再現度も高かったし暗闇での絶望感も中々だった。
エイダが出てくる事は分かったけど、バリーやレベッカ等はどうなるのかな。
惜しい。ネタバレあり
旧作のアクション重視のバイオとは打って変わって原作重視のバイオ。 原作シーンの再現などはコアなファンには嬉しいがTウイルスなどの設定が説明不足なのでバイオ未体験の人には少しついて行きにくい脚本に感じた。
本作は原作リスペクトを期待して見る人が大半だと思うが主要キャラのキャラ崩壊でかなり損をしている気がする。
お馬鹿なクリス、クレイジーなジル、小悪党で落ち着きのないウェスカー、ヘタレで役立たずなレオン(ただし見せ場はちゃんとあります)。
原作重視を期待してる人の中でもこの点に対してがっかりする人は多いと思う。
あれだけ原作シーンを散りばめているのに妙なコメディー要素を入れる為かこの改変は非常に勿体ないと思う。
どうせなら旧作の2作品目に登場したシエンナ・ギロリーが演じたジル・ヴァレンタイン並の完成度のキャラクターが見たかった…。 と言うか今作の世界観でギロリーのジルが主演のバイオが見てみたい。笑
しかしホラー演出で個人的に目新しい物があったり世界観はなんだかんだしっかりバイオハザードなので気になる部分は多いが個人的には好きな映画でした。
1番の目当てのリサ・トレヴァーは尺は短かったがリッカーといきなり手に汗握るモンスターバトル始めたり、クレアと奇妙な友情が生まれてたのは個人的には好きなオリジナル設定でした。このリサについて掘り下げられたストーリーも見てみたい。
続編ありきで作られてる部分もあるので、続編があればしっかり原作同様頼れるクリスとレオンになっている事を願います。 次はラクーン脱出した4人が証拠隠滅の為に送り込まれたネメシスと戦ったりするのかな
ホラー映画!だけど、、
レオンはあんなイメージなのか?
それも、腰抜け感が。残念だけどレオンだけ酷い。
RE2の要素がたくさんあったけど、映画一本にまとめると少し物足りない感じでしたが、悪くも良くもなラストでした。
ゲームガチ勢向き(感染者の評価なので信じないでください)
映画としての評価は皆さんの評価(低評価)のとおりだと思います。
また、原作の再現を求めている人からの評価も低評価だと思います。
以前のバイオ映画のようなオリジナルを求めている人にも低評価だと思います。
ゲームをやりすぎて脳がバイオに感染している人には響くと思います。
ゲームとリンクするシーンやバイオあるあるがちりばめられておりその多さから、後半になるにつれて製作者側がゲームをやりこんでいるんだなと感じました。
映画を見終わった後には監督とゲームのバイオ談義で朝まで飲みたいと思ったので星5にしました。
バイオのフィルターはずしたら星1か2だと思います。
前半はRE2に沿った進み方にしつつ、初代の話も進みつつでどのように話が展開されるのか気になります。
スターズやレオンが出てきたあたりで、設定や性格がことなることから、シナリオはゲームをなぞるものではないな、且つ、ネームドキャラのゲームのような活躍は無いなと理解し、敷居が下げられます。
ここで、ここからどうやって原作に寄せるのかという期待を持つと映画の評価が下がります。
クレアは原作に近いのでクレアの活躍に期待しつつ、ほかのネームドキャラの前提をリセットしつつ見れるので、ほかのネームドキャラについては「もしかして途中退場もありうるのか?」などと先入観なしで見れるようになります。
中盤になり、町が混乱に巻き込まれてくるころに、映画の中にちりばめられた原作オマージュのシーンが原作の再現性のみではなく、プレイしていると遭遇するシーンも含まれていると気づき始めます。
そして、製作者側がゲームの設定を熟知していたりファンであるだけでなく、相当プレイしているだろうなと思い始めます。
そうなると見方が変わってきて、ゲームの再現シーンでも万人が経験するシーンだけでなく、何度もやりこんでいると遭遇するピンチと抜け方のような、ゲームあるあるのようなシーンも入っているように見えてきます。
中盤で見方が変わると、もう終盤はこのゲームガチの製作者がどんなシーンを入れてくるかの期待しかなくなります。
途中のBGMも原作に寄せたものがあり、「そのBGM印象残るよなあ」という同意しかできなくなります。
洋館の謎解きを高速攻略するのも映画としては「説明がないと・・・」となりますが、ゲームとして周回プレイしている人からすると、時間内に収めるなら良い改変だ!とほめたくなります。
(たぶんこれもゲームあるあるになると思います、映画内でもジルが良いツッコミしています「こっちだ」に対して「え、何で知ってるの?」みたいなものや、謎解きの回答見ているときに「それなに?」みたいな、ゲーム内のファイルを見ないでメモやWikiで謎を解こうとするプレイヤーに対しての突っ込みのようなもの)
こうなるともう感染末期です。
次はどんなシーンだすんだろうとか、これPS1のほうのシーンだよねとか、ここは原作どおりがよいけどどうする?そうするかあ。でも自分も同じこと考えたことあるなあとか、肯定しかしなくなります。
最後の畳み込みやなぜ、「どうして」をすっ飛ばして脱出するしかないという状態の勢いや説明の無さは、本来映画としては気になると思うのですが、この時点でゲームガチ勢が作っていると思うと、RE2でロケラン手に入れるための2時間クリアやタイムアタックしていると思えば、ファイルを読んでいる暇ないし、事情はキャラの説明のみ(ムービー)になるから事件の真相とか補完されないし、そもそもこの映画に関しては黒幕がG化し、アネットは研究者でもないから誰も説明しないことを考えると短時間クリア時のゲームプレイに近いなと肯定するようになります(特に初代はムービースキップないので、終盤のウェスカーの説明以外で事件の真相わからず)。
爆発するから脱出しなければいけません、列車で。なぜ?2週目で気にしますか?気にしません。
このような見方ができると、製作者に対して相当バイオやっているなという気持ちになり、映画としての評価はともかく、バイオハザードガチの人が作ったといううれしさから、製作者とバイオ談義したいと思うようになり、映画としての評価ができなくなりますが見終わった後満足します。
映画を楽しむ前提としては
シリーズすべてプレイ済み(0、初代、リメイク、2、3、ベロニカ、4、5、6、7、8)
(4、6はプレイしていなくても大丈夫かも、0やっているとバイオに矛盾はあるものという受け入れできる)
2と3に関してはPS版とRE版プレイ済み(レオン、クレア、ジルの改変、シナリオ改変の受け入れ済み)
7と8プレイ済み(クリス改変、クリス脳筋化受け入れ済み、イーサンの悲惨さ経験済み)
あとクレア以外(クリスは初代寄り)は原作に寄せないやりかたは、狙っているのかわかりませんがうまいやり方だなと思いました。
ゲームはそもそも、トンデモ設定やご都合主義も必要なのでB級映画シナリオにユーザのプレイが組み合わさってエンディングを迎えることで完成するので、そこからユーザのプレイを抜いてA級映画にするのは難しく、オリジナルを入れればシナリオはA級にできるけど原作キャラが活躍しきれなくなるから微妙になるという問題がある気がしたのですが、前半で主となるキャラ以外寄せないことを表現しておくことで最初にハードルを下げておくのは新しいなと思いました。
もちろん寄せられないキャラ目当てで見に来ている人からしたらつまらないことですが。
冒頭にも書きましたが、「映画」としては評価低いのは正しいと思います。
私もここまでガチでやりこんでいないゲームでこの映画のような改変されたら低評価すると思います。
レビューで星5つける人は数%に満たないと思いますが、この映画はその数パーセント向けの映画です。
バイオ1、2の映画というより、バイオシリーズをクリアしたあとに有志が作ったバイオ1+2+αのオリジナルまたは新解釈のMODをプレイしていると思うと楽しめます。
私も含めて高評価つける人はたぶん脳みそがバイオに感染していますし、製作者も感染しています。
かゆい
うま
「かゆ うま」の使い方が違う
前シリーズとは違って原作愛は感じた!!
「洋館パート」と「警察署パート」を同時進行で交互に描いた為に両方ともテンポが悪く中途半端な出来映えになってしまい。リッカー、ケルベロス、クロウは1匹づつしか登場しない有様・・・
褒めたい所は、クレアが動かした映写機の映像がコード・ベロニカの映像をそのまま表現してくれてたのはナイス。
次回作への伏線もしっかり貼れてたね。
普通に面白かったのだが
最近のゾンビ映画はやたら走って追いかけてきて見てて疲れるが、これはそういったパニック映画ではなく昔のホラー要素がいい具合に入っててゾクゾクとした。洋館で暗闇の中ゾンビが次々襲いかかってくるシーンで銃の発砲による光で一瞬ゾンビの顔が映し出される演出はゾクゾクとした感覚があり見応えあった。
旧作のゲームもリアルタイムで経験した世代だがチョイチョイ小ネタが満載で楽しめた。
レオンがヘタレなのが気にはなるが新人警官という設定でいえば本来この方がリアル感はある。
ただ唯一ダメなのがジル。このキャストはほんと何故?という感想。これは流石にミラジョボ版のジルが完勝。あのジルは再現度が高すぎではあるが。
クソ映画マニア必見!カプコン製のヘリはちゃんと落ちるよ!
というかクソ映画マニア以外は見ちゃいけません。
キャラクターの造形がめちゃくちゃで陽気なウェスカー、できそこないのレオン、完全に別人のジルなどなど原作レイプの嵐。
出てこなかったレベッカはむしろ幸せ。変なシーンに尺を取りすぎてクリスが絶叫+乱射で館を攻略していたことになっていたり、忍者屋敷状態だった警察署も普通ですし、探索要素はほぼ0。
とはいえハンバーガーおじさんとかGの目玉が弱点だったりとか妙なところで原作再現感はちゃんとあります。かゆうまは雑に消費されますけど。
タイラントっぽい人とかラストで蘇生したウェスカー、コードベロニカの双子とか続篇を匂わせる要素もいっぱいありましたがお願いだからスタッフ続投はやめてね。
本当は1点にしたかったんですがヘリが落ちから2点にします。
レオンとジルがブスで切ない( ; ; )ポリコレ反対派
海外の映画を作るのであれば勝手にポリコレにしても文句は言えないが
これは日本のCAPCOMのゲームであるということをまず作り手は理解してほしいね。
日本でポリコレは浸透していないのでそこを勝手に組み込まれても大多数の日本人には理解不可能だと思いますわ
なんせ
みて楽しむ要素が全くもってない
クレア、子役は可愛かったがあとは微妙
やっぱレオンはイケメンでなくっちゃね!!
見た目で楽しめる要素が何にもないのは悲しい!!
女子のファンが泣くぞ!!
良かったところは
ゲームが始まるまでの話?があったのが良かった!
洋館も似ていて良かったが
そこで出てくるのはゾンビではなくね?
キャラが違うというのも知っていたし
棒読みがひどいというのも聞いていたから
声優がファイルーズあいだったから吹き替えにした
確かにコレは吹き替えで見て良かったと思った
なんでかって?
役者の顔があまり変わらないから!
外国人だと表情豊かなイメージあったけどそれがあまり無かった
なので分かりにくいし、髪色やみんなが知っているイメージと異なる外見だったのもあってとてもわかりずらかったから
逆に吹き替えにして本当に救われた。
これで字幕だったら訳わかんなくなってたよ
所々驚かされたお化け屋敷要素はとても良かった
ゾンビのメイクもとても良かった
一番良かったところは
オイルライターの所!
ついたりつかなかったりで顔が近づいてくるドキドキ感がとっても良かった!
あのシーンはほんとよかった!
でも最初に時間を掛けすぎて
最後が畳み掛けるように終わっちゃって呆気なかったなあー
なんか途中でテコ入れが入って打ち切られた漫画かと思ったよ!!(笑)
終わりは少し酷かったー
もっとドラマがあってもよかったな
牛が吹っ飛ぶところはうけたのと
エンディングの
ウェスカーのグラサンのくだりには笑ったからあれはよかった(笑)
まーでも、んーーー
良かったけどんー
普通だな
良くも悪くも普通。
もっと本当は驚きがあったり
感動があったり
やだー実写もイケメン〜
美女〜って
喜びたかったところはまああった。
実写にするところの要素ってさ、ぶっちゃけそこしかなくね?
どんだけコスプレできんのか!?
みたいなところ日本人にはあると思うよ!
デスノートのLのマツケン最高ジャーン!!みたいなさ
そーゆーところで
わーわー
キャーキャー言いたかったな
ま、次のアンチャーテッドとマリオに期待するわ!←ゲーム実写映画として
痛快&爆笑!真のバイオファンは見るべきアトラクション映画!
レビューは辛口評価が多いようだが、この映画にブーイングする人は楽しみ方を間違えているように思う。
何から何までゲームを完全再現した実写化作品だとか、軽装な美男美女が華麗にクリーチャーを撃ち砕くアクション作品だとか、身も凍るような戦慄の新鋭ホラー作品だとか、そういうものを期待する意気込みで観ては恐らく楽しめないと思う。
これは原作のバイオ1とバイオ2をリメイク含めてきっちりクリア済みの生粋のバイオファンに向けて作られた、【アトラクション映画】であると思う。
無限ロケラン獲得まで身を粉にしてそれらの作品を遊んだ自分にとっては、とにかく拍手喝采な大満足な作品であった。
まず舞台や小道具のこだわり方が尋常でなく、洋館、警察署、孤児院のデザインは本当にゲームそのものだし、タイプライター、ハーブやショットガン弾薬箱など本編に特に関わらない小物まできっちり再現されている。
そうした完全にゲームの空気を再現した舞台の中で、意図的に人間味あるダウングレードがされたキャラクターたちが動いていくのが面白い。
クリスやウェスカーは鍛えた普通の警察官という出で立ちだし、レオンに至ってはだらしないボンクラ新人という感じで、ゲームのような尖ったケレン味がない。同じ名前と役職を持っていても別物のように思える。
だからこそ本作は、ゲームをプレイ済みであったとしても、パラレルワールド作品として楽しむことができる。
★ゲームファンとして個人的に熱いパラレルポイント
・クレアとクリスがラクーンシティで再会できる
・レオンとSTARSメンバーの絡みがある
・あの大悪党ウェスカーが裏切りを躊躇する仲間想いキャラに
・あの人間の屑ブライアン署長がクレアと共闘する展開に
・リサトレヴァーとリッカーの凄すぎる競演
・シェリー、アネット、ブラッド、リチャード(バイオ1の血清マン)、ベン(バイオ2の記者)なども登場
・ウェスカーがピアノで月光弾く
・でもカプコンヘリは落ちる
バイオ1と2のクロスオーバーを活かしたパラレル展開が盛りだくさんで、「え!?そうくるか!」と興奮の連続。
誰しも、自分の好きな作品のIF展開を想像したりファンメイド作品でニヤニヤしたりすることがあるはず。この映画は、まさにそんな感じだ。
ストーリー展開は早めで説明も多くないので、バイオを全く未見だという人や一本の映画としての高い完成度を求めるような人には合わない可能性があるが、バイオシリーズ履修済みのファンはまず楽しめる作品に仕上がっている。
観る前に、バイオハザードRE2をお持ちの方はプレイしておくと、「あー、アレだ!!」と劇中でいっそう盛り上がれるのでオススメ。
この監督と制作陣で、次はゲーム『バイオハザード4』の実写化を個人的に期待したい。
バイオ3の実写化は先駆者のミラ・ジョボビッチ主演の映画が至高すぎるので、今回の制作チームには是非、このボンクラ設定のレオンが美少女を邪教徒から華麗に救い出すホラーアクションをやってほしいと強く望む。
ゲームファンには嬉しい作品。内容は…
私はバイオハザード1-7までゲームやっていますが、かゆうまなど細かな小ネタがあったり洋館、警察署の再現などゲームファンには喜べる要素はあったと思います。
ただ内容が107分にまとめるのが無理があったかなって印象です。個人的に薬を打たれてない住民がゾンビになってしまう?みたいなのが気に入らなかったです。
普通におもしろいです
2の蛾はでてきませんでしたが個人的には面白いです。
1と2が合わさった感じでも初代バイオのようなホラー展開ありましたしバイオ1や2やってた人にとってはとてもわくわくドキドキする展開でよかったです。
最後の列車でG変体ウィリアムがでてきたりED途中にエイダがでてきたりしてバイオやったことある人ならとても楽しめる展開だとおもいます。
バイオハザードってなんだっけ
なんかゲームの1と2を足して8で割ったみたいな映画
ゲームキャラとの乖離が凄かった
ジルは尻軽女に見えるし
バーキン博士は脳筋博士みたいで狂ってる感じが弱すぎる
レオンは、うだつの上がらない情けない奴になってる
バイオファンにはちょっと苦痛だし原作知らん奴は内容がわからない
ガッカリ作品だった
なにこれ
予告編であれだけ原作を思わせるシーンを流しておきながら、ほぼ別作品。
キャストが原作に似てないだけならまだ良いですがよく分からない所にオリジナルの設定があったり。無理やり原作っぽい行動させたりなど
原作に寄せたいのか、オリジナル感出したいのか何がしたいか分からない作品でした。
原作好きならウェスカー、ジル、レオンが特に気に入らないと思います。
バイオハザードを名乗る必要があるのかすらわからない。
ただのゾンビもののバイオっぽい作品としては悪くはないかも知れないです。
色んな意味で泣けて笑えます。
けっこうよかった
バイオハザードはセガサターンで1作目をした。その後はゲームキューブで0を買ったけどちょっとだけやってやめてしまった。この映画は1と2を合わせた話らしいのだけど、それほどゲームにとらわれてない感じがいい。例えば1を忠実に映画にしたら洋館だけの舞台でつまらなそうだ。ゲームっぽいのは端末を頼りに洋館を探索するあたりだけど、それほどポイントが重くない。ホラーとしては特にそれほど怖くなくて、パニックもののテイストだ。噛まれるとゾンビになる、みたいな恐怖はさっぱり描かれない。
警察署長がいち早く職場放棄して逃げようとするが検問で逃げられなくて戻る。
子どもの頃に出会った謎の女の子とのかかわりが切ない。
リスペクトは感じなかった
原作へのリスペクトうんぬん言われていたが、ゲームファンとしては全く感じなかった。
キャストや設定が出た感じ嫌な予感はしていたが・・・
(ツッコミどころ)
・ハンガーガーおじさんが車内でゾンビ化した犬と長期に渡り走行、道中案の定噛まれて感染しますが何故かゾンビ犬は後方で大人しく警察署前で車横転からの爆破までお座りしています。
・街は水道水や薬?(アンブレラが住民へ実験のためにウイルスを投与?ネットを通じて警告していた男性からのみの話)で感染したのはいいとして、警察関係者は何故発症しないのかの説明は無し。
そもそも街へのウイルス流出が意図的なのか、事故だったのかも明確な説明がない。
・ウェスカーは謎の組織からお金を条件に、情報を得ていたのは分かったが署長は?彼の立ち位置すなわちアンブレラ側・謎の組織側なのかが不明
警報が街へ出た際にすぐ脱出するでもなく、スターズをスペンサー邸に送り出してから慌ただしく街からの脱出を試みるも失敗、警察署から迷わず孤児院へ向かった所をみると何かしら知っていたのだろうが、敢え無く死亡(ここで殺すならゾンビ犬で助からせた意味ある?)
・レオンが原作設定ガン無視のただの無能なドラ息子設定、ジルも名前がジルなだけで何処がリスペクトしたの?ウェスカーもウェスカーぽくないし、いや顔を原作にって言ってるんじゃないんだよ言動や性格ってもんがあるでしょ。ウェスカーが子供は撃てんって言うか?目的の為なら手段を選ばないよ。
あとブラボーやアルファーチームって原作を意識したんだろうけどさアルファは5人いたけど、ブラボー2人ってどういう構成だよ。
・ラスボスの倒し方がロケランってのはいいけどあの距離で撃ってボスだけが爆破ってそれはないよ、隣のクリス無傷って
(よかったところ)
・館内での暗闇のシーンでの銃撃戦とライターのシーンは恐怖を感じてよかった。
感想としては無理にバイオ映画にしないで、ゾンビ映画じゃ駄目だったのかな?資金集めや日本向けに興行を考えてそうしたんだろうけど、そもそもハリウッドじゃなくてカナダ映画って時点で海外は爆死で日本で回収がメインなんだろうね。
でも外国人のリスペクトと日本人が感じるリスペクトの差には驚きを隠しきれないわ。
よくある外国人から見た日本のイメージとか、風景、衣装とかと同じで向こうから見ればリスペクトだけどこちらから見れば???
吹き替えで声優さんの演技で多少見れる映画になることを願います。
全80件中、61~80件目を表示