「かゆ(うま)いところに届いていない残念作。」バイオハザード ウェルカム・トゥ・ラクーンシティ takaさんの映画レビュー(感想・評価)

2.0 かゆ(うま)いところに届いていない残念作。

2022年9月24日
iPhoneアプリから投稿

バイオの実写化といえば、ミラ・ジョボ主演作ですが
あちらはオリジナル要素が強くゲームとは別のパラレルワールド的な作品だった。

そう割り切って見てるからこそ、
逆に原作キャラが出ても変な改変があろうと
ある意味許せる部分もあり試聴できた。

本作は珍しくオリジナルキャラ皆無、
モブにすら原作忠実なキャストだった。
それが逆にファンの逆鱗に触れたとも言える。

ジルが黒人系、レオンがアジア系という
ホワイトウォッシュへの配慮。
特に両キャラは単体作品で主役をはる
バイオ内でも屈指の人気キャラへの改悪措置。

ストーリーは1と2の融合だがほぼ舞台はラクーンシティなので2がメインであり
ボスキャラやクリーチャーも2からの流用が多い。
ゆえにクリスやジル、ウェスカーの立ち位置が非常に悪い。

主人公たちは警察の特殊部隊のような立ち位置なのに
すごくポンコツ集団で、
クレアのような一般人の方が肝が座っているという描写。

全体的にセットやクリーチャーデザインもいいんですが
主人公側の描き方が雑なので、人物劇としてみても半端な気持ちにならざるを得ない。

続編…あるんでしょうか。
このキャラ達でネメシスとバトルしても盛り上がらなそうです。

taka
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