「驚くほどつまらない、お金をかけたB級映画」バイオハザード ウェルカム・トゥ・ラクーンシティ よんしんさんの映画レビュー(感想・評価)
驚くほどつまらない、お金をかけたB級映画
いや〜、酷いと聞いていましたがここまでとは。
なんでしょう。よくあるビデオスルーのB級映画をハリウッド映画の予算をかけて作ったような作品です。(B級映画マニアの方スミマセン)
映画始まって20分、暗いところで子どもたちがモゾモゾ何やってるかわからない。
30分過ぎたくらいからメインのタイムラインが始まるものの、相変わらず何やってるかわからない。
観客に謎解きや推理をさせたいのか?
驚かせたいのか?怖がらせたいのか?
映画というのは時間が限られていますから、一つのセリフも一つのシーンも無駄にはできないハズなのに、意味を感じられないシーンとセリフがずっと続くので、観るのが苦痛で眠い。
さらには翻訳も場面に合わせた意訳ばっかりでつまらない。
安っぽい画面のB級映画なら、最初っからそういう気持ちでツッコむこと前提で楽しめますが、本作は映像だけはちゃんと作られてるせいで、つい期待してちゃんと観てしまうタチの悪さ。
なんかテレビの連続ドラマの新作が出るときに、スペシャル総集編みたいのよくやりますが、あれの出来の悪い総集編みたいな感じ。
初代バイオハザードの映画は、それまでの、ゲームの実写化=残念な出来、というイメージを覆した偉大な作品でしたが、まさかバイオハザードの最新作があの古き悪しき、イメージを蘇らせてくれるとは。
う〜ん•••。
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