「B級映画の方がまだまし」バイオハザード ウェルカム・トゥ・ラクーンシティ nakajiさんの映画レビュー(感想・評価)

2.0B級映画の方がまだまし

2022年2月2日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

ミラ・ジョヴォヴィッチのバイオハザードはゲームを基につくられたアリスというスーパーウーマンがアンブレラ社と戦う物語だったが、今回はよりゲームにそった内容らしい

ゲームはしてませんが、動画で見た事があるので雰囲気はわかります

ミラ版にも出てきたリッパーや地下を走る列車のシーン等が興味深かった

多分、ゲームはそれぞれのキャラクターに別れて進んでいくんだろうなと予想できるんだけど

前ふりが異様に長い
クレアとリサ・トレヴァーのシーンなんて、2人のキズナが深まる様子が全く無いから
なんのシーンかわからない
友達と言われても????となります
単にゲームのエピソードを切り取って見せただけ

それぞれのキャラクターが薄い
ゲームならプレイヤーがやるからいいけど
映画だとね
キャラがたっていないんだ
スターも、スターになりうる個性も無いし
そう見せようとする演出も無い
これじゃ既出のバーチャル映画でええやん

意味無く何度もクレアの人形見せるとこなんてね
ただの怖がらせホラーの見せ方です
バイオにはいらないんだよ

ゾンビは頭を破壊すれば倒せる
こんな事さえ今回は蔑(ないがし)ろにされている
終始、適当に撃ってたまたま頭に当たって倒すので、むちゃくちゃ撃ちまくるシーンだけ
ゾンビ映画では、倒すための正解を導き出すのは必須条件なんですよ
なぜなら銃を扱う事に慣れている人は、まず頭を狙わない
的(まと)が小さく、よく動く頭は狙いにくいから
致命傷を与えるなら的が大きく動かない胸を狙います
わざわざ当たりにくい頭を狙わなければならない理由を示さなければならないわけです

続編がありそうな終わり方ですが、評価は低いだろうからポシャるか、役者、監督一新でやり直すかだね
今のままではB級ホラーよりつまらん

次があっても映画館には行かない
配信あっても観ないかも
害がないから2点くらいの評価はあげます

nakaji