「「原作を気にしないなら」今週対抗かなぁ。」バイオハザード ウェルカム・トゥ・ラクーンシティ yukispicaさんの映画レビュー(感想・評価)
「原作を気にしないなら」今週対抗かなぁ。
今年25本目(合計298本目/今月25本目)。
私はバイオハザードシリーズは、名称自体は知っているだけで、プレーした経験はないほうです。ときどき合法か違法かは別にしてプレー動画とかよくニコニコ動画とかに流れますが、注意してみるというものではなく、たまたま「次の動画」がそれだったら見ようかな、くらいの知識量です。
…ということで、実際に原作(ゲーム)を知っている方からはかなり酷評なようなうなのですが、私は逆に元の作品を知らないのでそこからの減点加点は一切なし(なお、本作品を通じてバイオハザードシリーズを買いましょうという販促映画ではないので注意)。
この映画の「良いところ」として、後半以降は屋敷と地下という「場所がほぼほぼ限局される」中での移動に全てなるので(まぁ、あんな謎な設備だらけの屋敷、よく作ったものですね…)、「何が何だかわかりにくい」ということはないです。また、一応にもPG12扱いなので描写もある程度はちゃんと作っているという感じです。
原作を知っている方すれば「なんじゃこりゃ」という意見もあるだろうし、実際そうなのだろうとは思いますが、「原作を知らない、ただ単にアメリカ映画好き」という立場からの意見でした。
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(減点0.3) この映画、上記にも書いたように、後半は「行ける場所」が極端に限定されます(この屋敷、実は「見かけによらず」極端に広い構造です(詳細ネタバレ回避))。
ところが、その「広く行けるようになった施設状という屋敷」(もはや、研究所か何か)ですが、結構多くの英語の標識・看板など(「この先立ち入り禁止」だの何だの)が大半全て翻訳されていないため、結構苦労します。映画の性質上、どうしても他映画と比べて暗いシーン(この「暗い」というのは、「光度」という程度の意味)で、読み取りも速読が求められるからです。
かつ、この部分の理解をしっかりとしないと、あれだけ大きな(もはや巨大迷宮みたい…)屋敷に、どうやって「その経路を選択したのか」という点がわかりづらい点があり(少なくとも一方通行屋敷でないのは明らか)、ちょっとここは気になりました(換言すれば、理解を補うための字幕の、その不足につきてしまう)。
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