「クオリティは凄いがカットが多過ぎ」バイオハザード ウェルカム・トゥ・ラクーンシティ ABZDXR The Firstさんの映画レビュー(感想・評価)
クオリティは凄いがカットが多過ぎ
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バイオハザード1~2の実写版。最初からホラー感があって良かった。警察署やスペンサー邸、孤児院でのゾンビやリッカーとの戦闘シーンも迫力満載でクオリティが高く、満足出来たがここからが問題。ゲームなら下水道を通って地下研究所に行くのだが、下水道がまずまず登場しない。その地下研究所も大幅にカットされていて、広くハイテクな未来感のある研究所を期待していたのにウィリアム・バーキンの普通な解剖室と列車の格納庫しか映らなかった。ウィリアムの妻もゲームなら色々な登場場面や活躍シーンがあるのにウェスカーにあっという間に銃殺され、G生物となったウィリアム・バーキンとの戦いもすぐに終わった。第1形態と第3形態しか登場しなくて、なんと第3形態はロケラン一発打っただけで倒された。なんという物足りなさ。これではGウイルスの脅威と凄さを伝えられていない。あとゲームでの最後の列車にへばり付く第五形態との戦いがなくてがっかりした。こんな急展開をするのなら1と2で分けた方が素晴らしい出来になるのに残念だった。次作に期待しよう。
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