「ゲームのバイオファンとしては駄作としか思えない。」バイオハザード ウェルカム・トゥ・ラクーンシティ 桜庭ぽんさんの映画レビュー(感想・評価)
ゲームのバイオファンとしては駄作としか思えない。
バイオファンとしては予告がゲーム原作寄りだったから楽しみにしてたんだけど、ゾンビやホラーを少し楽しめるただのB級映画だった。
【良い点】
・ちゃんとホラーしてた。
・トラックの運転手がまんまRE:2のおっちゃんだった。
・クリスの見た目がちゃんとクリスだった。
・クレアが美人でたくましい。
・原作ファンとしては嬉しい警察署や洋館、孤児院の再現。
・映写機や孤児院の気味悪いぬいぐるみ、「かゆい うま」などの小ネタ。
・洋館のゾンビが振り返るシーンの再現。
・ゾンビ犬のリアルさ。
・ベンやリサ・トレヴァー、アシュフォード家など原作好きが「おっ」となるキャラたちの出現。
【悪い点】
・全体的に詰め込みすぎて恐らくゲーム未プレイの人には理解できない設定であること。そしてヤマがない。
・クレアが主人公で他みんなモブだったこと。(1番許せないのはレオン)
・クリス:なんでそんなクレア毛嫌いしてんの?
・ジル:誰?
・ウェスカー:何この弱そうなキャラ。誰?
・レオン:くっそ雑魚キャラだし弱々しいし見ててイライラする。誰?
・シェリー:ほとんど喋らなかったな。誰?
・エイダ:絶対こいつエイダじゃんと思ったけど信じたくなかった。誰?
・署長:なんでちょっといいキャラ感出してんの?お前悪い奴じゃないの?クレアに助けてもらったとき礼言えよ!
・リサ・トレヴァー:ママを探しておらずフレンド探してる。なんか味方になってる。恐怖感0。
・え?これハンク?
・アネットめっちゃ簡単に死ぬじゃん。
・ライターのくだり。そんな近くにいたらライター使ってる暇ねぇだろ。銃構えろ。
・ボスがボスじゃない。弱すぎて見どころがない。あっさり倒しすぎ。
・ロケランの威力そんなにあったら周りのクリスやクレア被弾してる。
・ラストが「え?これで終わり?」
完全なパロディ、二次創作だと考えれば面白い設定ではあった。レッドフィールド兄妹が孤児院育ちでバーキンにお世話になってるところは、なるほど〜と思ったけどそれだけ。
クリスがジル好きだけどジルはウェスカーウェスカー言ってて恋愛要素あるんだかないんだかよくわからんからマジでいらんと思ったし、G-ウィルスやT-ウィルスが結局なんだったのかよくわからんし。
原作ファンはもやもやすると思う。残念。