「惜しい。ネタバレあり」バイオハザード ウェルカム・トゥ・ラクーンシティ トキさんの映画レビュー(感想・評価)
惜しい。ネタバレあり
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旧作のアクション重視のバイオとは打って変わって原作重視のバイオ。 原作シーンの再現などはコアなファンには嬉しいがTウイルスなどの設定が説明不足なのでバイオ未体験の人には少しついて行きにくい脚本に感じた。
本作は原作リスペクトを期待して見る人が大半だと思うが主要キャラのキャラ崩壊でかなり損をしている気がする。
お馬鹿なクリス、クレイジーなジル、小悪党で落ち着きのないウェスカー、ヘタレで役立たずなレオン(ただし見せ場はちゃんとあります)。
原作重視を期待してる人の中でもこの点に対してがっかりする人は多いと思う。
あれだけ原作シーンを散りばめているのに妙なコメディー要素を入れる為かこの改変は非常に勿体ないと思う。
どうせなら旧作の2作品目に登場したシエンナ・ギロリーが演じたジル・ヴァレンタイン並の完成度のキャラクターが見たかった…。 と言うか今作の世界観でギロリーのジルが主演のバイオが見てみたい。笑
しかしホラー演出で個人的に目新しい物があったり世界観はなんだかんだしっかりバイオハザードなので気になる部分は多いが個人的には好きな映画でした。
1番の目当てのリサ・トレヴァーは尺は短かったがリッカーといきなり手に汗握るモンスターバトル始めたり、クレアと奇妙な友情が生まれてたのは個人的には好きなオリジナル設定でした。このリサについて掘り下げられたストーリーも見てみたい。
続編ありきで作られてる部分もあるので、続編があればしっかり原作同様頼れるクリスとレオンになっている事を願います。 次はラクーン脱出した4人が証拠隠滅の為に送り込まれたネメシスと戦ったりするのかな
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