「アメリカンニューシネマの精神性」劇場版 おいしい給食 卒業 sweet back mantraさんの映画レビュー(感想・評価)
アメリカンニューシネマの精神性
市原隼人さんは曰く、誰もが楽しめる極上の大衆エンターテイメント、家族で一緒に見ても楽しめる作品を目指したそうで、その通りに結実しております。
コロナ禍の今、給食の時間で机を集めて食事するというなんでもなかった時間が愛おしく思えました。
この作品は(前作もですが)アメリカンニューシネマの精神性が宿っています。ほろ苦い挫折がありますがその次の展望もあり、そこはかとない希望を持たせてくれているのがニューシネマの次のステップなのかもしれません。
ファンと映画製作者の良い関係によって、良い映画が製作される、理想的。
あと、大畑優衣がきらりと光ってます。
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