自宅警備員と家事妖精

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自宅警備員と家事妖精

解説

函館港イルミナシオン映画祭2019で、第23回シナリオ大賞特別賞(荒俣宏賞)を受賞した、潮喜久知のオリジナル脚本「自宅警備員のフェアリーテイル」を新鋭・藤本匠監督のメガホンで映画化。函館の洋館で「自宅警備員」を自称して暮らす45歳・独身ニートの古川稔は、母の死を境に洋館に古くから住み着く家事妖精の絹(シルキー)が見えるようになる。しかし、洋館の持ち主である伯父から洋館を売却するので、1カ月後に洋館から出て行くよう通告されてしまう。一方、洋館を守り、この街の100年をつぶさに見てきた絹は、稔が洋館を買い取り、洋館を守るようにと無謀なことを口にする。それ以来、稔の身辺でさまざま異変が起こりはじめ、やがて稔も絹が守ろうとしている洋館の大切さに気が付く。稔役を「ロスト・バイ・デッド」「カメラを止めるな!」の大沢真一郎、妖精の絹役を「菊とギロチン」の木竜麻生、叔父役を1960年代から演劇界で活躍する流山児祥がそれぞれ演じる。

2021年製作/78分/G/日本
配給:太秦
劇場公開日:2021年11月20日

スタッフ・キャスト

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(C)「自宅警備員の家事妖精」製作者委員会

映画レビュー

4.0成らぬは人の為さぬなりけり

2021年11月28日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

自分のための人生なんてつまらない
誰かのために生きてみたいと願ってはみるけれど、そういうチャンスを粗末にしていたら自分のために生きていくのも大変になってきた
自分の行いが今の自分を作っているんだ
時代や環境のせいにはしないし、悲観もしなくなった
お前の人生はそんなものじゃないか、今更何を期待するのか
そのために用意された諸々は、別のことに使えないのも知った
だからこの、いつまでもさばけない在庫を抱えて、賞味期限切れで生きていく
誰かのためと決めず、みんなのために
ちょうどそんなことを考えていたせいで、ぶっさり刺さった

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ふーみん

0.5残念

2021年11月23日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

タイトルから受ける印象と実際の内容の齟齬を感じた一作。おそらく脚本に問題があるのだと思う。まずもって主人公が洋館を守る上での内的必然性が弱い。そして登場人物が皆、激しさや柔らかさの中にもそれぞれが強い「個」を持ちすぎており、それら人々が関わりあう様を観ているだけで疲れを感じた。物語を語る上での洋館が全て鍵であり、逆にその鍵がなければ成立しない作品。そしてあの女性。期待もしていなかったが立ち振る舞いも含め妖精ではなかった。

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tone

2.0ニートの気持ちはわからない

2021年11月20日
Androidアプリから投稿

単純

中年ニートの自立と物語。

母親が亡くなり住んでいた伯父所有の函館の洋館が1カ月後に売却されると告げられた45歳の男が、何故か妖精がみえる様になって巻き起こるストーリー。

伯父さんと姉ちゃんと話をしている最中、突然伯父さんの背後に女性が!ってホラーの様に始まって行くけれど…。

ちょっと演技も演出ももチープだし、何ならプロットも…まあ、ファンタジーだからね。

とりあえず、他者の為に行動出来る余裕がある人が、いい歳して自宅警備員になるかい?とは思ったけど、優しさは良かったかな…。

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Bacchus

3.0家事妖精さん

2021年11月20日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

厳しいけど、やさしいですね!
音楽が雑でした。
ラストよかったです。

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かん

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