こんにちは、私のお母さんのレビュー・感想・評価
全9件を表示
号泣
こんなに泣いたのは久しぶり。こんな母親になりたかった。
3度目を観てさらに泣いた。
でも自分の娘に対してこんな親であるべきだったと反省するが時既に遅し。こんな母娘関係にはなっていない。憎たらしいときが多いし話は常に平行線。自分の母に対しては幾分ましだが。主人公のように何しても可愛がられた記憶は無い。むしろ優秀で喜ばせたほうだったかも。つくづく子供産む前や子供が小さい時に見るべき映画だと思った。やはり映画だから気持ちが高ぶるのだろう。現実ではこういう優しい気持ちが自分あるのか疑問。
nhkのラジオ講座で大体のあらすじは知っていてお母さんもタイムスリップと聞いていてそこの意味がよくわからなかった。だってお母さんタイムスリップしてきたらその時代のお母さんはどこにいるの?と。映画見たらそういった理屈が吹っ飛び疑問が愚問と気づく。お母さんが死ぬ前に昔を振り返りそこに娘を参加させたんだね。
『それでいいのよ。 前向きに生きて!』
内容、展開、母娘の愛、、、
皆さんのレビュー通り、本当に素晴らしく暖かい映画でした。
本筋とは別に、グッ!と来たのが、
電気屋さんでの『女座頭市』のニセ小芝居後、
テレビの販売員さんが自転車で通り過ぎるとき、
怪訝そうな軽蔑するような顔のあとに叫んだ
表題の台詞。
80年代コテコテの香港エンターテインメントならではの販売員さんブチギレ叫ぶ→主人公テヘペロ、な流れを想像してたのに、
真逆の肯定絶叫応援という最高の賛辞は、
この映画の核となる『世の中のすべての平凡で偉大な母親へ捧ぐ』素敵なエールに思えました(*˘︶˘*).。*♡
最後の20分が 素晴らしい 作品としては⭐⭐⭐⭐⭐
本編始まっての前半は、笑いあり、ゆるいお笑いありの作品だ(ひと工夫ほしかったかな)~の展開から~そんなタイムスリップ?~が→シャオリンが自転車乗ってモノクロから色がついていくあたりの情景描写、映画「ノッティングヒルの恋人」でヒュー・グラントが街並みを歩くシーン思い出しましが→ここからが、じょじょにドラマに引き込まれていきます。この映画の紹介文にはタイムスリップと書かれてましたが、人によりタイムスリップ、臨死体験、神様からの行為・・解釈は変わると思いますし、それも鑑賞後の楽しさです。実際、この作品のシャオリンと母、(特に若いときの母がキラキラと輝いています)の三人の俳優がそれぞれに魅力的な演技してます。旧時代の中国の庶民の明るさが、日本映画の古き良き時代の映画を思い起こします。また、この親子の関係が、なんとも良い関係で、羨ましく思いながら観ていながら・・最後の結末はと考え、考えていましたが、最後の20分が予想していたいくつかのどれにも当たらない、予想範囲外の外の展開でした。見事な落とし所でやられてしまい、涙腺が決壊・・が違う展開も・・人情的にあっても・・と涙し思っているとエンドロールが終わり照明がついてしまい、思いを残しながら映画館をあとにしました。
★Digital5.1ch鑑賞
★重低音 ─
★音圧 ─
★移動音 ─
★サラウンド△
★分離度○
★サイド・後(活躍度)△2 わずかな残響音
無い中での幸福
メインの舞台は81年。我々のバブルに向かう81年とは全く異なった、まだ金やモノが行き渡る前の中国。今では全く考えられないが、90年代でも日本より2~30年遅れてるなんて事が言われていたな。
この映画にはモノが無くても楽しく暮らしていた当時の若者たちの姿が明るく描かれており、またライバルとのつばぜり合いなど定番のコメディ要素と相まって中国で大ヒットを記録するのも頷ける。
文革が終わって5年ほどでここまで明るい時代だったか、本当のことははわからないが、5年暮らした廈門市は昔から裕福な土地で、知人たちのかつての同僚同士のコミュニティを思い出してなるほどと納得する一方、貧しかったはずの全土の人たちにとってもこうあってほしかったという過去なのかな、とも思われる。
母の役者さん美しかったです。
新年早々、今年のベスト映画ではないか?
冒頭の、白黒映像がカラー化するところにまず痺れた。コメディシーンの撮り方もカッコいい。あり得ん展開やん、と笑っていたら、ラストに差し掛かり怒涛の展開にめちゃくちゃ泣かされてしまった。私の宝物、って自分に言ってくれるのは、この世に自分のお母さんしかいない。思い出しただけで涙が出てくる。今年、この作品を超える映画に出会いたいけど、無理だろうな、、、
ワケ知り顔の映画ファンほど、ハシゴをはずされて感涙
「こんにちは、私のお母さん」(原題:你好,李煥英/英題:Hi, Mom)。
“いわゆるタイムリープものでしょ”と、ワケ知り顔の映画ファンほど、エンディングの意外性に肩透かしを喰らう。世界中の母親たちの無償の愛を観客は思い出し、涙を引っ張り出されるはず。ただものでない感動コメディの日本上陸である。
中国で人気の喜劇女優ジア・リンが自らの実話を初監督・脚本・主演を務め、世界興収900億円を記録、パティ・ジェンキンス監督の女性監督としての世界記録『ワンダーウーマン』(2017)を抜いた。“女性監督”というエクスキューズを除いても、本作はサム・ライミ版『スパイダーマン』(2001)、クリストファー・ノーラン監督『インセプション』(2010)並みの世界的メガヒット作品である。ちなみに国内記録の『鬼滅の刃 無限列車編』(2020)の2倍以上!
日本では、2020年のコロナ禍で洋画が軒並み公開延期となる中、結果的に国内のスクリーンの穴を埋めたアジア映画がその魅力を発信するには好機となった。とりわけ中国映画は2021年以降の日本国内公開拡大に繋がっている。
主人公は、元気だけが取り柄で何をやっても上手くいかず、母親に苦労ばかりかけてきた娘ジア・シャオリン。ある日、母と二人乗りの自転車で交通事故に巻き込まれたことをきっかけに、20年前の1981年にタイムリープしてしまう。そこで若き日の母と出会うが、なんとか母を喜ばせようと悪戦苦闘。お金持ちの息子と結婚させようとするが、それは自分が生まれてこないことを意味することになる。
本作はジア・リン監督の亡き母親との想い出エピソードが凝縮されつつも、コメディエンヌとしての脚色と、映画化にあたってのキャスティングが見事にバランスしている。
これまでも、あらゆるタイムリープ設定が作られてきた。それがミスリードとなって、この映画を観ながら、“どうやって未来(現代)との整合性を保つのだろう”とか、“どうやってこの時代から戻れるのか”などと考えているうちに突然、その先入観のハシゴをはずされる。そして母と娘の想いの真実に、涙が止まらなくなる。
じつはタイムリープではなく、臨死状態における走馬灯のように見える過去の風景を共有してしまったトワイライト・ゾーン的な作品だ。
邦題は英題の”Hi Mom”からの直訳であり、原題「你好,李煥英」はジア・リン監督の亡き母の名前で「こんにちは、リ・ホワンイン」である。劇中でも幼少の娘ジアが庭先から母親のフルネームで呼びかけるシーンがある。まるで“クレヨンしんちゃん”が母である“野原 みさえ”を茶化すかのよう。ジア・リン監督は、ひとりの少女だった母へのリスペクトをこめたタイトルと語っている。
(2021/1/9/TOHOシネマズシャンテ/Screen1/J-10/シネスコ/字幕:本多由枝)
不器用な親子の愛の物語
母親と子の愛の物語。
幼い頃からいろいろ不出来で母親を喜ばせられない娘が、事故によりなぜかタイムスリップして結婚前の母親と知り合い、なんとか幸せになって欲しいと願う物語。
娘役の方がもう少し見た目若い方であって欲しかったです。
途中細い点は気になりますがオチが素晴らしいです。
ただお笑いの感覚が違う点でコメディ的には馴染めませんでした。また余韻に浸る部分でコメントはなくても良かったんじゃないかと思いました。言葉を聴くより母の写真や映像のみだけで。
タイムスリップ
バレーボール大会面白かったです。アウトでしたよね。
2人そろって、タイムスリップだったんですね。お母さんは若返り、娘はそのままで!
たっぷり、お母さんの笑顔見れましたね。
元の人生でもお母さん、たっぷり笑顔でしたね。
娘の笑顔に引き込まれました。
ラスト、実話かと思いました。でもバラエティーなんでしょうね。
全9件を表示