「ファイナル・ディスティネーションシリーズとは全く関係ないけど」ファイナル・デッド・ツアー なおさんの映画レビュー(感想・評価)
ファイナル・ディスティネーションシリーズとは全く関係ないけど
原題をそのままスラングで訳しちゃうとタイトルとして使えないので、これはやむをえないでしょう。z級覚悟で観たら意外とイケるdeath。
あらすじないので仕方なく書くと、売れないバンド「DUH(ダー)」のメンバー3人は初めてのツアーに出ようとしたところで、移動用のバンが差し押さえられてしまう。そんな時「ペッカーヘッド」と名乗る(ペックと呼んでね)胡散臭いオッチャンが一緒に車でツアーを回ってやろうと言ってくれる。背に腹は変えられず、申し出を受けて一緒にツアーに出かけたが…。
一言で言えば、ほっこりグロホラーコメディお下劣ほんわかロードムービーdeath。ダーのみなさんはパンクバンドなのでしょうか? ぱっと見まったく売れそうにありませんが、曲は意外とまともで歌も上手いのでびっくりします。ペックおじちゃんと3人がツアーを回っていくうちに、すったもんだあって関係性が変わっていくのが見所になっています。ペックおじちゃんは色々と親身になってサポートしてくれるので、そこだけ見れば(全体の70%くらい)ほっこりコメディほんわかロードムービーdeath。残りは血と肉と臓物と排泄物でできたグロお下劣ホラーという、好き者向け仕様になっています。展開もなかなか捻ってきていて、ラストシーンも美味か…上手かったdeath。
円陣組んでピョコピョコ飛び跳ねてるとこ、可愛くて好き。
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