劇場公開日 2022年5月6日

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マイスモールランドのレビュー・感想・評価

全140件中、41~60件目を表示

3.5川和田監督の舞台挨拶付き上映。 監督の話ではクルド人難民は日本に2...

2022年9月4日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

幸せ

川和田監督の舞台挨拶付き上映。
監督の話ではクルド人難民は日本に2000人ほどいるとのこと。難民問題は日本が抱える大きな課題の一つ。この映画によって現実を知るよい機会となった。
主演の嵐莉菜さんは初主演とは思えない見事な役作り。脇を固める俳優陣も素晴らしかった。監督の今後の作品にも期待したい。

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Yoshi K

4.0日本にもあった!知られざる難民問題を浮き彫りにした衝撃作!!

2022年7月17日
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鑑賞方法:試写会

「奇跡体験!アンビリバボー」の再現VTRや『日本以外全部沈没』などの河崎実作品等でお馴染み、外タレを多く抱える稲川素子事務所に所属していた際に注目を集めた嵐莉菜。

その後、事務所を移籍し、モデルとしても活躍していたが、ついに映画初出演を果たすことに。『日本以外全部沈没』のようなネタ映画で主演を務めたデルチャ・ミハエラ・ガブリエラとはまた少し違っていて、外タレ出身としては、かなり異例の出世ではないだろうか。

そんなことは置いといて、今作は日本の闇を描いた、かなり重圧な物語となっている。

埼玉には、実際にクルド人が多く住んでおり、そこにはコミニティも多く存在している。このクルドとは、かつてあった国だが戦争によって失われしまった国だ(劇中でも説明される)。今のウクライナ軍事侵攻と通じる部分もあり、また多くの戦争難民が出てしまっている現状がある。

国で地獄を味わった人たちが、移住先でも地獄を味わうというのは、あってはならないことだ。しかも世界的には安全な国として、外国人を受け入れる国として、寛容な姿勢をみせている日本で、そんなことが起きているとは信じがたい部分もあるが、近年、その日本の闇が浮き彫りになってきている。

記憶に新しいのは、2021年3月6日に、名古屋入国管理局の施設で、スリランカ人のウィシュマ・サンダマリさんが亡くなったことだ。どういった経緯で不法滞在扱いとなり、収容後もどう扱われていたのかなど、はっきりとした情報が開示されていない。

それに加え、茨城県牛久市にある出入国在留管理庁入国者収容所東日本入国管理センターの実態に迫った、ドキュメンタリー映画『牛久』(2021)も話題となった。

日本の難民に対する態度が意図的に行われているような、悪意があるとは言えないが、制度がガタガタの状態で放置されてるというのも罪であって、先日橋本徹が報道番組で「日本はウクライナの難民もどんどん受け入れればいい」と、おそらく正義感から言っていたのだろうが、正直言って、こんな管理が行き届いていない日本に受け入れたところで二次被害を及ぼすだけではないだろうか…….。とも思わせる衝撃の事実が自然に描かれている。

嵐莉菜演じるサーリャは、幼い頃から日本で育っており、ほぼ日本人として生活しているが、外見は外国人として見られてしまう。「外国人だから綺麗」みたいな意味で多用される、日本人が良かれと思って無意識に発している外国人びいき、外国人差別(外国人という表現事態がいけないのかもしれない)が、逆に疎外感を感じさせてしまう。

それも当然な話で、自分は日本人だと思っているし、ルーツといわれても前の世代の話。若い世代にとって実感などほとんどない。さらにその弟、妹ともなればなおさらだ。ちなみに自分には故郷がない、国がないという空白感は、ジャスティン・チョンが主演・監督・脚本を務めた『ブルー・バイユー』でも描かれていた。

サーリャは疎外感を感じながらも、自分なりに心の中で処理していたが、それを突き詰められるような事態に発展していくことから、日常は一気に崩れ去ってしまう。

今まで承認されていた難民申請が突如無効になり、路頭迷うことになったサーリャたち家族。埼玉から出ることができない、仕事をすることも許されないといった理不尽すぎるルールから、生活に困窮していく様子がじわじわと描かれていく。

裁判で異議を申し出ることも可能だが、それには多大な労力と時間が必要となる。難民の人々が、数か月働けないとなると、生きていくこともままならない。そこで少しでも働いてしまうと、不法行為とされて収監されてしまうのだ。

このように、「不法滞在」と言っても、犯罪に関わっているとは限らず、日本のあやふやでガダガタな制度によって「不法」とされた人々もいることを知ってもらいたい。

日本人として、 これが現状なんだと受け入れなければならない日本の暗部が見えてくるのは、観ていて非常に心苦しい。

嵐莉菜自身、幼い頃から日本で育っているのに外国人タレントとして扱われてきた経験や日常で感じることが役にそのまま反映されており、演技ではないリアルさを醸しだしている。

監督の川和田恵真もイギリスとのハーフであり、その境遇を理解しているからこそ描き出せる部分も多かったのだろう。さらにサーリャの父、妹、弟を演じているアラシ・カーフィザデー、リリ・カーフィザデー、リオン・カーフィザデーは、嵐莉菜の実際の家族だ。

役名こそ違うものの、演じているのは自分自身でもある。特に幼いリオンにとっては、これが映画なのか現実なのかの区別がはっきりつく年齢ではないため、父親に起きる悲劇を知ったとき、動揺を隠せなかったようだ。

これは演技だから現実ではないが、現実に苦しんでいる難民の人たちが日本にはいるということを理解しなければならない……。

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バフィー吉川(Buffys Movie)

3.0県境の南、荒川の西

2022年7月13日
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梨剥く侍

4.0“わたしの”スモールランド

2022年7月12日
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しろくま

4.0本物の親子なの!

2022年7月7日
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そう、出演者皆様ホントの家族です。
日本の入管法は人に冷たい。

しかし藤井隆のだっちゅーのとその反応、笑える😁
元々の演出か藤井隆の提案か、どうであれ記憶に残るし思い出しても笑える😂

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雨の夜はヤバイゼ

4.0お父さんは宇宙人か?胸を張ってクルド人って言えばいい。

2022年7月6日
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鑑賞方法:映画館

クルドから逃げてきたサーリャの一家。幼いころに日本にやってきた彼女は、クルドの文化も知っていれば日本の生活にも馴染んでいる。家族は、優しく懐の深い父と、日本しか知らない妹と弟。その家族に突き付けられた、在留カードが無効、という試練。展開はとてつもなくシリアスだけど、けしてダークサイドに落ちないのは、サーリャ自身の人間性だろう。そしてそう育てた父だろう。
祖国を追われ日本にも居場所が見つからぬ、気の毒な彼ら。でも、日本にやって来たクルド人がすべて真っ当な善人とは描いていないあたりがリアル。出てくる日本人も、もちろん親切な人もいるが、大抵は親切なようでいて、薄っぺらいし、手を貸さなし、付け込むような人たち。自分もそうならないように、せめてこの映画を見た人だけでも、もし目の前にサーリャたちのような人が現れたら、自分のできる小さなことから、手を差しのべられるといいと自戒をこめる。
切実な現状は、最後の最後までこの家族を苦しめて、選び難い選択を強いる。最後の父娘の会話は、できればクルドの言葉がよかったと思うけど。
サーリャの見つめる川の向こうの東京はまるで異国で、川は国境のようだった。
まだまだ彼女を待ち受ける困難は、続くのか。それがいま日本にいる彼らの現実。だけど、日本はあなたたちが求めるほど豊かではないんだよなあ。それも歯がゆい。

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栗太郎

3.5知らないという罪

2022年7月4日
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口笛吹いて空き地に行ったー
から始まる 教育TVで昔流れていた歌
知らない子が 知ってる子になれば もうちょい分かり合えると 歌う
この国で 起こっている出来事を もっと知ろうと思う
ウクライナは救えてクルドは救えないでは ホント人間らしいとは言えないな
此の国が 少しでも人間らしい国になりますように

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sunaf

3.0かわいそうという感じで終わらせてはいけない

2022年7月3日
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フィクションであることで、物語にひきこまれ、登場人物に感情移入しやすくなっている。
また、随所でキーワードが伏線のように出てきて、おっともなる。

難民申請が受理されない問題に関して、なぜこのような状態になっているのか、とともに、もし彼らにビザをだしたらどのようになるのか、根本的な問題にも考えさせられる。
決して、かわいそう、という感情で終わらせてはいけない、そんな作品である。

やるせなさと、日常の悦びのバランスが心地よかっ。

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ひでぼー

4.5川和田恵真監督、素晴らしいです❗

2022年6月22日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

知的

難しい

たまたま川和田恵真監督の舞台挨拶の日に来れて超ラッキー❗
脚本も素晴らしかったし、色んな意味でとても良い作品でした。
「難民申請問題」のこと、もっと知りたくなりました😃

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タモン

4.5日本の今の映画…タイトルの輪郭が示す彼女の小さな世界の果てに

2022年6月15日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

知的

難しい

出された提示にいくつ答えを出せるだろうか。現実を問いただす訳でも、希望が見つかる訳でもない。ただ、現実を静かに受け止める。これは紛れもない、日本の映画だ。

入管の問題。実態が明らかになり始めた時から聞くようになったこの言葉。しかし、それよりもずっと前から、彼らの日常に在る話だったことは容易に想像がつく。そんな当事者と日本人の視点を組み込みながら、丁寧に綴った良作がここに。創作物としての明度を落とし、淡々と起きている“今”を向き合っていく。

本作は是枝裕和監督率いる「分福」の気鋭、川和田恵真監督の商業デビュー作品。静かに、静かに見守っていく。就労ビザの問題だけでなく、そこに関わる人たちの姿と、無力な現実。そして、日本にもはびこる今を抽出。複雑性を大切にする是枝監督イズムを感じつつ、エンドロールが終わった先、我々の感じたモノまでを繋げようと試みている。単純な善悪ではない、変化の様々な可能性を描いている。それこそが、映画の持つエネルギーだろう。

主演は嵐莉菜さん。5つのルーツを持った多感な18歳は、きっとこれまでも色々なモノを咀嚼し、見えている世界を問い続けてきたのだろう。純たる人には見えぬ世界を見て、我々に提示をしてくれた、素晴らしき女優さんだ。また、クルド人をよく分かっていない視点を優しく導いてくれた奥平大兼さんも見事。駆り立てられる想いと対比するような無力さを感じるし、その中で力になれることは何かを考えさせてれる。一緒に迷い、答えなき問いのハードルを下げてくれた彼に頼りがいも覚えた。

不思議なもので、不平等が生じている現代の難民申請問題。ミャンマーのサッカー選手、ウクライナの方は受け入れ、その他の国の方には事務的な対応をしているように感じる。無知が故の主観だ。しかし、それはきっと、日本国民も含め異国の実態を知らないからなのではないか。この作品が、解消の劇薬になるとは思わない。だが、考えることで少しでも良い方向に進めるのではないかと思う。全ての人に、光あれ。

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たいよーさん。

5.0このテーマ、にもかかわらず清々しさも感じた。力量のすごい、不思議な魅力を感じる映画。

2022年6月14日
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正直、、、ちょっと覚悟して、、観に行った。

それが、、、

とても、重くて暗くて、タイヘンな、って感じになりそうなものが、、、

見事にそうはならずに、
いろんな立場の人たちのリアルを汲み入れて観る側に差し出してくれる。

当たり前のように海外の人たちとツナガル今の時代。
観て学ぶ、気付く、、考える。
そんなとても大事な、貴重な機会をプレゼントしてくれる映画。

役者さんたちも素晴らしい!。引き出した監督も素晴らしい!。これから益々楽しみ!。
音楽も素敵だった♪。音楽にも『力』を入れてるって感じた。。。

難しいーテーマ、な筈なのに、
非常に辛い現実も描かれているのに、、
救いがある。。。希望はあるって感じた、とても不思議な映画。

すごい監督さんがいるんだ!と嬉しくなった。

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JUNE-

4.0すごく、もどかしい。

2022年6月13日
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鑑賞方法:映画館

難民問題には詳しくないので率直に、この映画を通して、二つの相反する感想を持った。

以前、ドキュメンタリー番組で、日本の難民認定は厳しいというのを観たことがある。
さらにトルコとの関係上、クルド人は難民申請が通らないそうだか、それでも日本に来るのは何故だろう。アメリカは難民指定しているらしいが。
ステレオタイプだけど難民って、陸続きの所か、ボート的なもので逃げてくるイメージ。だから弁護士などいろいろ支援者が絡んでいて飛行機で来る難民?と、ピンとこない。
本人たちは命からがらなのだろうけれど。
平泉成さんは、ソフトに演じていたけどテレビで観る限り、難民支援以外でも、人権派みたいな弁護士は、やたら攻撃的な印象を受ける。

しかし自分たちではどうすることも出来ない未成年者を残して、強制送還というのも、いかがなものかとも思う。
在留資格のために結婚という手段を取ろうにも、聡太くんはまだ結婚できないし。
お父さんが帰国する代わりに、子供達にビザを発給するという謎制度にはハァ⁉︎となったが、実際にはどうしてるんだろう。

どんなに訴えかけても、在留カードに穴開けた職員のような対応なのだろうな。激昂され、しばらく黙った後、何事もなかったかのような事務的対応は、若干怖い。
とはいえ、あの職員も悪いわけではない。
なんだか誰も悪くないというか、明確な悪者がいないのに、どうにもならないもどかしさを感じた。

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コビトカバ

5.0配信になってからでもいいから、見ておいた方がいい

2022年6月11日
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⭐️の付け方は人それぞれと思いますが、私は自分以外の人が見てた方が良いかでつけている。作品として面白かったものは他にもあるけど、本作は見ていくべき作品です。

この問題は、お金は集まらず、視聴率も取れず、選挙の争点にもなりません。人権のピットホールです。誰かこれを見た人が、たまたま変革を起こせる立場になったときに、活躍して改善していくしかありません。直ぐには解決できないかもしれないけど、日本に住む多くの人が見ておくべきじゃ無いかしら。お辞儀と挨拶の順番を習うより、この映画を見た方が道徳の授業として適当ですよ。

では、映画として良いか?辛い話なのだけど、誰も激怒しないし、号泣もしないので、セリフでは感情を伝えられないので、実は演技が難しいのだと思いますが。嵐さんのお家のご家族の皆さんは、中学生日記のような演技になっていますが、帰ってそこが生々しいです(中学生日記って何故だか脳裏にこべり付くでしょ。もちろんほめてます。)。

サヘルさんをはじめ『外国人』の出演者の皆さんもそれぞれ、色々な問題を抱えて生活してると思います。それを想像すると、何だか悲しくなります。何とか日本が嫌いにならなければいいのですが。

スピンオフとして、妹さんや弟さんが主演のドラマも見てみたいです。

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Lhowon

5.0日本の移民政策はあまりにも不条理で驚いた

2022年6月10日
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かつての日本は単一国民で24時間モーレツに働き国威発揚してきた。今のグローバルな世界では人は国境を意識せず移動している。多くのクルド人はイラン、イラクなどの国で生まれ独立を夢見るがためそれらの国で迫害され他国へ逃げている。日本の親戚、友人を頼って家族を連れて補助を求める難民被害者。日本が難民申請を認めない国家である事は今までは治安面から必要かと思っていた。しかし、人生はあまりにも不条理。難民申請認められないと国籍のない人として、働けない、新荒川大橋も渡れない、恋愛も進学も出来ない、あまりにも不条理。私たちは日本人はノホホンと日本で暮らしていていいのか?このままでは老人しか残らない過疎の国になるのは必須。この状況を救ってくれるのは若い移民の人達ではないか。

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ヒロポン川口

4.5後半ほぼ泣いてました

2022年6月9日
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映画館で2回観ました。

観た後に調べたら、あの家族は主演の嵐さんの本当のご家族とのことでビックリ。弟ロビンくんの一言一言が演技っぽくなくて自然だったのは本物の家族が醸し出す雰囲気だったのかしら。

考えさせられるけど重すぎない、後味も良い本当に最高の映画でした。

以下、リアルすぎて感動したポイント
・学校に行く前に癖毛を直す
・妹ちゃんのTikTok
・弟ちゃんのパックマン(?)ゲーム
・コンビニのお婆ちゃんのお客さん
・入国管理の係の人
・W杯のエピソード など

追記:2022年ベスト映画でした。RRRを観るまでは!

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Chapman

3.5人種差別の作品って一杯有るが…⁈

2022年6月5日
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作品を観てから,後から調べて知る事が非常に多い事が有ったので、自分の為にも遅めのレビューを失礼致します。
難民申請で,住みたくても住めない状況を濃い現実を目の当たりにした監督は、自らの手で調べて,どっからどう見ても日本人には見えない,どうやら5ヶ国語も話せるという嵐莉奈出演で、現実的な話を作品にしたものだったようだ。

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サクちゃん

3.5テーマとしては分かる

2022年6月5日
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 難民を無制限に受け入れる事には反対です。治安の悪化など社会不安につながる可能性を感じるからです。しかし全く手を差し伸べなくても良いとも思いません。クルドの土地に勝手に境界線を引いたのはイギリスやフランスなのだから、現状にも責任があるはず。
 今、世界ではウクライナ、チベット、ウィグルなど民族を抹殺しようとする企てが進行しています。
 劇中の子供達の未来が明るいものであることを祈ます

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旅行者

3.0解決しない結末が問題だ

2022年6月5日
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同じ人間なのに不条理、しかし国という単位だからこそ成り立つ世界。地球は一つ、石は地球のもの。
深い内容で涙を誘う部分も多かったが、余りにも道徳映画すぎる。分かりやすい悪役、悪友を出して主人公を奔狼するだけ。彼氏もあんなに心のきれいな人間はいるのか?
ラストが解決しなく、主人公の心の決心で終わるなら、もう少し主人公を聖人君子にしなくても良かったのでは。
ラストの何も解決していない結末は、この難民問題の核心をついているのだと思う。
ちょこちょこ出てくる先生、おばあさん、パパ活男などはかなり良かった。

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ゆう

4.0すべてにあっぱれ映画。

2022年6月4日
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楽しい

知的

不条理すぎる・・・。
けど、社会派で教科書的な描き方はされず、きちんとドラマになっている。
青春きゅんきゅんシーンもとてもエモかった。
難民申請を伝える公務員も、パパ活で攻めてくるサラリーマンも、全てがリアリティーある演出で固唾を飲む感じだった。

主人公の嵐さんは、
パパと話すとき、学校にいるとき、好きな人といるときなど
それぞれ表情やその場の空気感で演技されている感じで引き込まれた。

自分のTシャツを知らない男が着ていたときのパパの一言、面白かったな(笑)

前情報のない小学生高学年から高校生に観てもらいフラットな感想を聞きたい。
日本人もきちんと向き合わないといけない問題だと思う。
さすが、分福さんっ!!!

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キャプテン・ポップコーン

3.5翔んで埼玉リアル版

2022年6月4日
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みりぽん
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