遊撃 映画監督 中島貞夫

劇場公開日:

解説

中島貞夫監督が2018年に20年ぶりにメガホンを取った映画「多十郎殉愛記」のメイキング映像に、中島監督と親交の深い人びとのインタビューを盛り込み、中島貞夫の実像に迫るドキュメンタリー。

1964年に「くノ一忍法」で監督デビュー以後、「893愚連隊」や「鉄砲玉の美学」「狂った野獣」、そして「極道の妻たち」シリーズなど、数多くの作品を手がけた映画監督・中島貞夫が、監督としての自身を育ててくれた東映京都撮影所のため、そして京都の映画作りの伝統を残すため、20年ぶりにメガホンを取ったのが「多十郎殉愛記」だ。

同作の撮影が行われた2018年、当時83歳の中島監督が東映京都撮影所を舞台に繰り広げる覇気あふれる映画作りの様子を中心に、友人である倉本聰や、かつての仕事仲間である荒木一郎、三島ゆり子、橘麻紀、高田宏治、教え子の熊切和嘉らによるインタビューを交え、中島監督の半生や映画に対する熱い思いに多角的に迫っていく。

2022年製作/88分/G/日本
配給:吉本興業
劇場公開日:2023年1月27日

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(C)2022「遊撃 映画監督 中島貞夫」製作委員会

映画レビュー

3.5映画好きの人々が観る映画

2024年6月23日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

映画監督中島貞夫のドキュメント。倉本聰のインタビューからスタート。こだわりのある京都のチャンバラの復活を望み吉本興業と組んだ。

老年層はともかく若年層でチャンバラを見たい人がどれくらいいるのかな。最近の映画ではチャンバラの成功は剣心くらいだろうね。確かにチャンバラの技術が消えてしまうのは問題だろうね。吉本興業の若手も殺陣を練習しているのだそうだ。高良健吾も参加していた。残念ながら2023年にお亡くなりになっているが、極道の妻たちシリーズしか観た事はないな。まあ映画好きの人々が観る映画だから貴重なフィルムなんだろうね。

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重

4.0映画人の生き様

2023年1月30日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

中島貞夫という人間の生き方がしっかり映像に焼き付けられた作品。中島貞夫を知らなくても、次第に引き込まれていくと思う。

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ghostdog_tbs