「イドニス・エルバの存在感は圧倒的なんだけど」ザ・ハーダー・ゼイ・フォール 報復の荒野 bionさんの映画レビュー(感想・評価)
イドニス・エルバの存在感は圧倒的なんだけど
ほぼ黒人だけの西部劇だが、出来上がってみると違和感がなく前半は見せ場が多く、引き込まれた。ルーファス・バックを演じるイドリス・エルバの存在感が圧倒的で、バックを護送中の列車を仲間が襲って解放するシーケンスでは、絶対悪のキャラクターの匂いが思いっきり漂ってくる。
中盤はダレるが、ナット・ラブ団とバック一味との最終決戦もイマイチ緊迫感に欠ける。音楽に重きをおいてしまったために、MVを見ている感覚に陥ってしまう。
ルーファス・バックが語り出す衝撃の事実には驚いたが、時すでに遅し。気分がだれてしまっていて、個人的は盛り上がりことなく終幕。
コメントする