ハウス・オブ・グッチのレビュー・感想・評価
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My son is an idiot. But, he is my idiot!
まず、レディガガが見事に役柄にピッタリ!あと、脇を固める曲者俳優がみんな素晴らしいのですが、特にアルパチーノ。冒頭に引用したセリフはゴッドファーザーを彷彿させました。野心家のエネルギーと滑稽さ、両方とも真実だと思います。もうすぐ、Wowowで放映あるようなんで、また見直したいと思います。
中身はちょっとね
まさに美麗なワイドショー。
演者の壮麗さもあって見応えは十分だけど
「んで?」っていう感想しかないかな。
映画としてのガワはもう文句のつけようのないクオリティだけど
中身はちょっとね…みたいな。
レディーガガ最高🎶
何で受賞出来なかったのかな?!レディーガガの演技は生写しまではいかなくてもきっとこんな奥さんだったのね?と思うほど印象に残りました。
あの時代の濃いアイメイクとオーバー気味に描かれた口紅なんか見ていてとても新鮮でバブリーな時代がキラキラしていて今の地味な日本と対照的‼️
GUCCIのお得意様はあの頃は日本人だったなんて…
色んな意味で過去に魅せられたパンチの効いた映画でした。
ガガ~ん!
予告編も観てなかったので、まさかの展開に口をあんぐり開けて魅入ってしまいました。イタリアが舞台でアル・パチーノが出てくると、ついつい血のにおいが漂ってきてドキドキしました(汗;)。この世界を支配する富と名声は、凡人にはあまり縁がありませんが、手が届きそうになると途端に人を狂わせ、取扱注意となりますね。それをリアルに体現したレディー・ガガはまさにはまり役でした。イタリア系ということもあって、顔立ちがピッタリだし、ファッションや化粧映えがして、名優揃いの中でもひときわ輝くオーラは、ただならぬものがありました。「エリザベス・テイラーより私の方が面白い」というような勝ち気な台詞にも説得力がありました(笑)。
腹タルタル
やっぱりそうなるかと、顛末は見えている話でもあるし、そこに堕ちるのをニヤニヤと見る悪趣味さがギラリとひかる。役者ひとりひとりを見せ所を際立たせて、全体として纏める手腕。衣装も美術も目を楽しませてくれる。総合力の高いこと。人死んでるし、屍を踏みつけてるし、それを愉しんでしまったら、それは物議も醸すだろう。
盛者必衰の理を表す一族の話
ハイブランドで有名なグッチ家の話です。創業者グッチオ・グッチの孫にあたる3代目社長マウリツィオ・グッチの暗殺に至るまでの一族の内紛や夫婦間の愛憎などを描いています。時代的には1980年代から暗殺される1995年あたりです。当時そのような事件があったことも全く知りませんが、そんな前知識が無くても十分に楽しめる作品でした。
見どころのひとつは、レディー・ガガ演じるパトリツィア・レッジャーニの変貌していく様子でしょう。とても克明に描かれています。序盤でマウリツィオと出会った頃は、純粋に愛していたと思います。グッチ家の莫大な資産が狙いではなく、マウリツィオの素朴で謙虚な人柄に魅かれたのでしょう。親の反対を押し切って結婚したマウリツィオでしたが、貧しいながらも幸せな毎日でした。バスを洗いながら同僚とふざけあっている時の笑顔からは、その十数年後に暗殺される、それも愛してる人からの依頼で殺されるなんて夢にも思わないでしょう。子供が生まれ、夫が別の人に愛情を向け、一族はいつまでもよそ者扱いする。最終的にやり直すことができないことを思い知らせれたとき、純粋だった愛情は憎悪へと変貌を遂げました。個人的にはよく描けていたと思いますが、もっとドロドロした部分を描けていれば、オスカー受賞もあったかもしれませんね。
バブル全盛期の日本や日本人が小噺的に挿入されていて、笑えました。特に、アル・パチーノ演じるアルド・グッチの登場シーンは最高です。ネタバレになるので表現差し控えますが、きっとそんな会話があっただろうなと頷いてしまいます。そろそろ先進国からも外れそうな今の日本からは隔世の感じです。盛者必衰は一族だけでなく、国にもあてはまりますからね。
ところで、ちょっと調べたらグッチ創業者の面白い発言をみつけました。
「原価は何も意味を持たない。むしろ商品の値段が高ければ高いほどそれを所有することの価値も高くなる」
こうした、人や物事の本質を突く洞察力が、GUCCIを生み出したのでしょう。
実話と言われても..。
お坊ちゃま?を手玉に取って、財産からデザインから会社から、
思うがままに振る舞うパトリツィアが観たかったのだけれど、
キャラがみんなパッとしないせいで、ラストなんかいい加減の感。
一番存在感があったのはアル・パチーノで、
いったいなんの映画だったのか、ほんと! 期待外れだったよ。
面白いシーンもある
リドリー・スコットの魅力は
台本や、ストーリーに起伏が足らない分
想像外のイマジネーションで興味を持続させるという点かと思っている。
ブレードランナーも、エイリアンも、オデッセイも
ストーリーは割と平坦で裏切りや、驚き(エイリアンは驚きあるけど)
感情を揺さぶるなどはそこまで強くないように思える。
でも、それを想像力でグイグイひっぱるみたいな監督力が魅力。
この映画は、その想像力が特になく
非常に平坦な内容のまま、驚きもなく裏切りもなく進む。
ただ、腕力はもともともあるので面白くないわけではない
そんな映画。トラック会社で働き始めるシーンなんかは
非常に魅力的で、多幸感にあふれた最高のシーン。
ただ、弱い。
こんな、映画より宇宙関係のやつを撮ってほしい。
こういうのはスコセッシが、虚実ないまぜにして映画的に仕上げればいい。
華やかなグッチブランドと宝石、毛皮を見事に纏うレディ・ガガ様を見せ...
華やかなグッチブランドと宝石、毛皮を見事に纏うレディ・ガガ様を見せる為の映画のようで少し退屈しながら観ていたが、話が進むにつれてグッチ一族の争い、企業買収などが絡んでいき、とうとう殺人事件に、最後は物語にどっぷりとハマっていた。これが実話に基づいているのだから、びっくり。
レディ・ガガ以外の配役もゴージャス、ファッションやインテリア、音楽、どこを切り取りても楽しめる映画だった。
名ブランドの暗部を描いたというか。
グッチ一族の真相を何処まで事実に基づいて描かれていたのかは分かりませんが、こんなことがあったのか? と。
それはさておき、ディーヴァよりも女優願望であったGAGAが実現した主演2作目と言うわけですがアダム・ドライバーの演技もアナキンよりもまた違った魅力を感じました。
でも、GAGAがディーヴァの時は派手なメイクばかりしているので、『A star is Born』も含めてナチュラルなメイクだとこんなに美人だったのか? とも。
GAGAの鬼気迫る演技も見物でした。
『トップガン・マーベリック』の主題歌も歌っていますし。
2022年 115本目
正直グッチ家の歴史は自分は興味ありません。
長時間に渡りグッチ家の破滅を描いていくのですが、終始盛り上がりに欠ける。
しかし、ガガ、アダムドライバー、アルパチーノ、ジャレッドレト。全員素晴らしい演技しています。
個人的にはジャレッドが一番よかったかな笑
しかしリドリースコットは精力的に映画作るなぁ
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