ハウス・オブ・グッチのレビュー・感想・評価
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俳優たちの演技が素晴らしい!
リドリースコット監督作品は観るよ。
評価は低いみたいけど
アダムドライバーやレディガガの演技いいね。
ジャレトレトもいいね。ゴッドファーザーを思い出すのは、アルパチーノが出てるから?
レディガガは、ダイナマイトなボディだ。
運送会社時代がよかったかも。占い師もえらいのに
関わったね。
野心家だけどイタくて哀れな主人公をガガ様が熱演
「グッチ氏、殺される」という新聞の見出しとパトリツィアという名前を見た、当時の記憶がなぜか鮮明に残っていて、最近10年以内くらいの結構最近の話なのかと思っていたら、30年近く前の1995年の事件と知って驚きました。
最近の映画は2時間超が多く、本作も159分とかな~り長め。殺人が題材のわりに、あまり緊迫感やドキドキするシーンは無く、恐らく事実に基づき比較的淡々と物語が進行するので、途中少々退屈なところもあったが(このあたりが本作の評価がイマイチ芳しくない理由だろう)、グッチ家の栄枯盛衰が丁寧に描かれていて、全体として見応えある作品に仕上がっていると思う。
ロドルフォとマウリツィオ父子、アルドとパオロ父子のグッチ家4人の男とマウリツィオの妻パトリツィアのグッチ家の財産を巡る"内部抗争" が物語の軸で、義父と嫁の対立、それぞれの父子の確執があり、最終的には夫と妻の関係が破綻し悲劇に向かっていく。
ロドルフォもアルドもどちらも息子が可愛くてたまらないのに、洋の東西問わず"親の心、子知らず"なのか・・何ともせつない。世間知らずで人がいいマウリツィオならパトリツィアのような野心溢れる女に簡単に落とされてしまうだろう(あんな金持ちの家の息子が護衛も付けず1人でバイクや自転車に乗ってフラフラと自由に出かけていたという無防備さに驚いたが)。パオロは才能も無い(あの髪型や私服のセンスを見れば明らか)のにデザイナー志望とか、典型的なバカ息子に育ってしまった。
パトリツィアも本当は夫のことが好きで離婚などしたくなかったのだろうに、あれこれ仕事やグッチ家の人間関係に口出ししたり、"自分のアドバイスで上手くいった"と恩着せがましいこと言ったり、感情的になって夫を侮辱する暴言を吐いたり、ストーカーみたいに待ち伏せや留守番にメッセージ残しまくったり、最後は娘をダシに関係修復を懇願したり、、悪手ばかりやらかすただのイタい女になってしまった。そんなことしたら、ますます嫌われるだけなのにね。。まぁ元々ロドルフォが反対していたように、身分違いなんだろうけど。やはり裕福な家の嫁にはある程度の"教養"は必要だろう。かといって、中盤以降に登場してきたパオラもどうかと思うけどね。明らかにマウリツィオを狙ってるのがミエミエで嫌~な女(笑)。ていうか、何故最初からパオラと結婚しなかったのか?
パトリツィアはいつも自信満々で強気に見えても内心は常に不安だったから、あんな占い師ピーナを盲信してすっかり頼りきってしまったのだろうか?夫を殺したいほど愛していたのか、他の女に取られるくらいなら殺してしまえ、と思ったのか。。他に解決策は無かったのか、そんなに全てを手に入れないと気が済まなかったのか・・? 優しい夫と可愛い娘がいて生活に困らない程度のお金があれば十分ではないか、と高級ブランドに全く縁がない当方は思ってしまうのだが。ピーナに出会ってなければ、最悪の事態には発展していなかっただろうに、マウリツィオは勿論だがパトリツィアにとっても不幸なことだった。殺人を依頼してバレないわけがないのに、何とも短絡的な計画。
現在のグッチにグッチ家の人間はいないそうだが、パトリツィアの娘さんはどうなってしまったのか?何の罪もない彼女が気の毒すぎる。
「豪華不足」
久しぶりに映画館で鑑賞
グッチ家の栄光と影の実話に基づく物語。
あの誰もが知ってるブランドグッチ。
やはり巨大伝統ブランドには華やかな裏には苦労もあるんだと実感。
豪華不足。パーティーや大々的なコレクションが出てくるのかと思いきやそれほど•••
1970年ごろから1995年の話のため全く知らなかったが、やっぱり日本人はブランド好きって認識なのかと「上客」ですからね
この映画でも「上客」なのでしょう。
出演者はレディーガガにアルパチーノなど豪華俳優陣 消しあうことはなくひとりひとりキャラ立ちしている。
丁寧に描いているため2時間39分と長丁場(途中うとうと) トーンもあまり変わらないので盛り上がりにはかける
華麗なる?グッチ一族
パーティーでグッチの御曹司マウリツィオと出会うパトリツィア。もう出会いからグイグイとおしまくり。彼の父親は味方につけることが出来なくても、叔父はしっかりと味方につけ、めでたく結婚。結婚早々、旦那の尻を叩き、自分の思い通りに事を進める。グッチの経営にも口を挟み、さんざん可愛がってくれた叔父をも蹴落とそうとする。マウリツィオの従兄弟まで罠に嵌め陥れる。まあ、のしあがろうとする女性はこんなものかもしれないが。
観ていて、マウリツィオ、しっかりしろよ〜と思ってしまう。あることをキッカケにスイスに逃げ、昔の彼女に出会い、目が覚めたマウリツィオ、手のひら返すように妻に冷たくなる。
おい、気がつくのが遅いんだよ、お前がもっとしっかりしていればこうなる前になんとかなったんじゃないの?と少しイライラ。
ブランド物にはあまり興味がないので、グッチのこともよく知らないから、どこまでが事実なのかわからないが、今はグッチの血を注ぐものがいないとのこと。なんかブランドとしての名はすごくても、寂しい家系ですね。
レディ・ガガが強欲な嫌な女をとても魅力的に色っぽく演じていて、彼女あっての映画と思えたほどの熱演でした。
そうそうたるメンバーの中、見事なレディー・ガガ!!
実話ベースではあるが展開はどこかエンタメっぽい雰囲気で、157分が全く苦にならない!
中盤以降サスペンス要素高まるも、それ程しつこく無く分かりやすいので楽しみながらハラハラすることが出来る。
レディー・ガガであることを忘れる程の演技力と存在感は観終わったあと改めて感じることだろう。
リドリー・スコット御大作品、個人的には前の決闘裁判よりずっと良かった!!
家族で行くとベッドシーンが気まずいのでやめよう。
オカンがブランドずきなので子供と三世帯家族で行ったんやけど
中々のベッドシーンで気まずかった(笑)
まあ、今回のベッドシーンはあれがあって、あの女性の魅力を伝えられるものだったので許せるベッドシーンだったからまあ良かったけど
たまにストーリーにこれいらなくね?みたいなベッドシーンがあるのは個人的にはあまり許せない。
あと、金持ちの彼氏と見に行くと二の舞にされるかもと勝手に思われそうなので
一緒に観に行く人を選ぶ映画だと思った
なんなら家でよかった
以前テレビでグッチの本当の話をやっていて
それを観ていたので
こんな話なのも全て知っていて見たから星が少なかったかも?
子供とオカンはもっと華やかなかんじを望んでいたらしいけど(笑)
まあ、私は知っていたので
こんなもんか、で終わった
レディガガは体重管理して本人にそっくりにしてあった
そこがとてもよかったし
やはり彼女は魅力的だとかんじる
旦那役は細いのか太いのかよくわからなかった
本当は捕まるとき、2時間ぐらいめかし込んでから逮捕される訳だけど、そこがあまり明確になっていないところが私は不満だった
もっと、そこをきちんと表現してほしかったなあー
あと、どうやって占い師とリアルで会えたのかもわからなかったので
そこが謎すぎた(笑)
どーやって会ったんだろーか
占い師も金をもらっていたのかな?
そこもわからなくて謎だった
歌はレディガガつかっていないんかーい!と突っ込んでしまった
普通には面白かったが
まあ、家でいーかなという映画だったかな!
あと、まとめをみちゃったあとに見てしまったから
あれ見ないでみた方が面白かったかもしれないな!
もうストーリーは知っていたから!
華やか
登場人物の特徴がはっきりと描かれていて、役者さんがとても上手く、役に当てはまっています。
レディ・ガガは、まさに役にぴったり。アル・パチーノやジェレミー・アイアンズにも存在感は負けていません。
ストーリーは読めますが、衣装やインテリアなどが豪華絢爛で見応えありです。
ファッションブランド「GUCCI(グッチ)」の創業者一族の崩壊を描...
ファッションブランド「GUCCI(グッチ)」の創業者一族の崩壊を描いたサスペンスドラマ。
レディー・ガガ、アダム・ドライバー、アル・パチーノ、ジェレミー・アイアンズ、ジャレッド・レトが共演。
出演者を楽しむ極上映画
リドリー・スコットの新作で一族の崩壊を描くという期待を裏切らない作品でした。
レディガガは勿論だけど、アダム・ドライバー、ジェレミー・アイアンズ、ジャレッド・レト、アル・パチーノの全員が素晴らしかった。
各キャラが個性的だけどわざとらしくないし、話も面白い。
上映時間が長いのと静かなシーンが多いため、人によっては中だるみに感じるかもしれません。
ファッション好きな方はキャラの服を見ているだけで楽しいかもしれません。
レディー・ガガさん、さすがです!
最初は、和やかなスタートだったけど、いろいろ問題発生ですね。
父と息子は、うまく行かず、お互いに叔父さんと甥の関係は、面白かったです。
マウリツィオとパトリツィアの関係が、うまく行かなくなった原因見逃しました。
ラストもパトリツィアは、しっかり目を開いてましたね。
でもグッチ、よくこの映画了解しましたね!
ガが様楽しめました。目ぢから凄かった。
長さも大丈夫です。退屈しません。
足るを知るって難しいですね。旦那さん無欲な人だったのにどんどん変わっていっちゃって。朱に交われば、、でしょうか。自分への戒めとします。
帰ってからyoutubeでガガ様の歌久々に聴きました。
オシャレさの奥に潜む覇権争いや確執
グッチというオシャレでハイブランドな会社の裏では家族間で覇権争い、確執などの血みどろの争い(結果的には比喩表現ではなくなるのだが…)が非常に興味深かった。巨大になりすぎたり同族経営の企業にはよくありそうなゴタゴタだが、グッチのそれは想像のはるか上をいくゴタゴタで我々はグッチという会社のキレイな部分しか見てこなかったのかもしれない…ストーリーは面白かったがそれはグッチ家の泥沼という史実が面白いのであって、映画の脚本として観ると長い(この映画、2時間40分もあるんで気軽にレイトショーで観たりすると夜中になっちゃいますよ!(体験談))割に要所要所端折られているのに(まあ、それがリドリー・スコットらしい演出といえばそうなのだが…)グッチ家が崩壊するまでがどうにも長い…と不満がないわけではないが、レディ・ガガはじめ俳優の演技も素晴らしいし、グッチという知っている企業の知らない裏の姿を観れるストーリーは面白いし長い映画にも耐えられる膀胱をお持ちの方なら間違いなくオススメ出来る映画
時間の長さが全く気になりませんでした。
良くGUCCIが映画化を了承したなぁ〜って思う程の内容でした。
レディー・ガガも勿論良かったが、やっぱり重鎮アル・パチーノが良かったです。
この作品、パトリツィア・レッジャーニ本人は脚本に関わってるのだろうか…?
けして面白くなかったわけではありませんが、
なかなか面白い映画で先が読めずに最後まで飽きることなく観られましたが、観終わったあとの爽快感などはいっさいありませんでした。
それはもちろんストーリーの中身もありますが登場人物のキャラクターが誰もあまり魅力が感じられなかったからなのかもしれません。ビジネスで富を手に入れようとするならやはり冷徹なことも必要なのかな。
ただ最初にも書きましたがけして面白くなかったわけではありません。ただ観る前に後味の悪さは覚悟しておいたほうが良いかもしれません。
レデイー・ガガは、演技もとても上手いですね。圧巻の存在感でした。
華やかな映像や演出も良かったです。
綺麗な映画だけど、、、
グッチでガガでアル•パチーノで実話ベース。期待して見ました。邸宅、景色、ファッション、絵的には綺麗で、ストーリーも面白いはず•••なんだけど、心が締めつけられるようにはならなかったんです。もっと欲望や失望や愛憎をあからさまに感じたかった。
一番感じたのは、マウリツィオがパトリツィアと結婚してから大人になって成長したということ。見た目にも自信ありげになっていきました。
パトリツィアと結婚する時、家柄もお金も投げ捨てたはずなのに、グッチに戻った後、無駄遣いして会社から追い出されるって人生の皮肉ですよね。
原作が面白そうなので読みます。
House of Gucci
・レディガガの強烈なボディラインがパトリツィアの猟奇的な性格をより強調していた(+1)
・日本を小馬鹿にした演出に不愉快さを覚えたと同時に、高級ブランドに群がる日本人アジア人が非常に恥しく思えたのは、ある意味うまい演出なのだろうか(-1)
・ストーリーとしては典型的かなと感じたのと、若手デザイナーの中途半端な出演に違和感(-1)
・レディガガ、アダムドライバー、アルパチーノなしではこの映画はつまらないものになっていた(+1)
・GUCCIの一族が1人もいない今のGUCCIはもうGUCCIではなく、そこにはラグジュアリーはない(+1.5)
愛と名誉と金の欲望渦巻く勝者のいない悲劇
それぞれに大切なもの、譲れないものは何だったか。愛情と憎悪が交錯し共倒れしていくグッチ家の実話を基にしてつくられた作品。
かといってセンセーショナルに描くのではなく、高級ブランドらしく品位を保ってスマートに重みを持って展開する。
クラシックやオペラから幅広い年代の音楽が効果的に使われており、欲しいところでグッと惹きつける役割を担っていた。それに合わせてシーン代わりの映像演出も工夫されていてお洒落。
存在感の強い俳優揃い。特にアル・パチーノはさすがの貫禄で「そこに生きている」という感覚だった。ジャレッド・レトの怪演も見どころ。
強いて言えば、パトリツィア(レディー・ガガ)とマウリツィオ(アダム・ドライバー)のふたりに距離ができていく過程がさらっと流れてしまい、冷めていく感情があまり伝わってこなかったのが感情移入しづらかった。
最後に至っても「I am a パトレシア GUCCI」とマウントしようとした。
日本で言えば、"あげまん"
GUCCI家の男に生まれてこなかった事がたいへん惜しまれる"肉食系存在感"を持った女性を
レディガガさんは見事に演じていた。 主演女優賞(オスカー)にふさわしい名演技だ。
南イタリア風(ラテン系)の登場人物たちの中にあっても、異質的なくらいに品の良い
英国紳士風アダム・ドライバーさんが演じるグッチは
自転車に乗っているだけで、彼の気品あふれる育ちの良さを 上手く表現していた。
それは まるで、マイケル・コルリオーネを観ているようだった。
彼はマイケルと同じように、自分の意思よりも
妻を中心とする周囲から押されるままに、CUCCIのドンになるが、
自分を押し上げてくれた恩人を忘れる事で、彼の命運は尽きる。
それでいて、育ちが良すぎて、貪欲さがない故に すぐにその座を追い落とされ、
また振り出しに戻って、自転車に乗った平凡な男に戻る。
そんな男の変わり様が映画の中で上手く表現されていた。
しかし喜怒哀楽があまりなかった役柄なので、アダムさんには助演賞(オスカー)は今回も無いだろう。
本作はアメリカ映画故に、映画言語がイタリア語でないのが残念であったが、
ゴットファーザー=アルパチーノさんが演じるGUCCI2代目は2つの別シーンにおいて日本語を話し、
日本人を「物静かで、お金持ちで とても良く買ってくれる」と褒めてもくれた。
街頭屋台で格安に偽バンブーハンドルが売られていた時への不法いな反応は たとえ劇中であったとしても、その異様な対応から、
現実会社からクレームがきてもおかしくないシナリオ構成には驚く
映画に出てくる靴や鞄の品質の良さはよく判らなかったが、
映画に登場するスーツジャケットはどれも見事なものだ。
特にレディガガさんが着るスーツはとても美しいシルエットを醸し出していた。
また劇中では次々と往年の名車・スーパーカーが登場し、挿入歌も80年代の流行歌が入る。
その中でYMOが出てきたのは 予期していなかった事もあり、たいへん嬉しかった。
現実には こんなお家騒動のお陰で、他ファッションメーカーと同じように
創業100年を待たずして、GUCCIはビトン(フランス)、リシュモン(スイス)と並ぶ
投資グループ「ケリング(フランス)」に吸収されてしまったので、
嫌味な位な"欧州気品"はもう残っていない。
本作は各俳優をうまくキャラ立てして裁いているのを観せてもらったお陰で
「ブラックホーク・ダウン (2001年)」後から今日に至るまで、裏切られ続けてた
リドリースコット監督 の復活とオスカー(監督賞)を確信したので
「最後の決闘」を見逃した事がたいへん惜しまれる。
今度配信で観たいと思った。
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