雨を告げる漂流団地のレビュー・感想・評価
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かもなく不可もなく、、?
好きなアーティストが主題歌だったので鑑賞!
個人的には好きだけど、最終的なテーマがなんだったのかなーって思う。
少し場当たり的に感じたりする部分もあったり、、んー、、
小説とかでもっと尺かけたら違う感想なのかなぁ、と。
まあ、楽しめはしました!
62/100
諸行無常に漂流団地
同スタジオ制作の「ペンギン・ハイウェイ」が好きだった私は、本作品にも興味が湧いて鑑賞した。ティザー等では子供達の絵柄もかわいいように観えたが、映画内容の対象年齢は明らかに高い。20代以上が対象だと思う。「子供がメインの夏の冒険ファンタジー」というテーマから信じられない奥深い考察が得られるのだが、この点が広報にて伝わっていないのが大変残念で、広報戦略として失敗だと思う。よって★4.5を付ける。
誰しも「忘れられない記憶」があると思うが、本作品ではその記憶を喚起する形見として「建物」が大きく採用されている。この点は長編アニメとしては初めての内容ではないかと思う。例えば「柱に身長を刻む」のは典型的で分かりやすいモチーフとなっている。
大切な人と関わる時、当然ではあるが、人は離別するのだから、その形見を残して手元に置きたいと思う。ここでその候補として「物」が挙がる。その1つが「団地」だ。「記憶が残るその瞬間(劇中では例えば夏芽と安じいが関わる時、など)」に「団地」は明らかに背景だが、鉄筋コンクリート造の無骨さら屈強さは、短期間には不変の物に見え、形見としても適当に思える。
しかし人が考える程、建物は強くない。のっぽくんの足から鉄筋が現れたり、髪が草に覆われたりするように、建物も我々と同じ時間尺度を生きている。現実、鉄筋コンクリート造(RC)建築の耐用年数が47年であるように、日本人の平均寿命よりも短命だ。更に、リフォームや再開発等を踏まえると、この年数を全うする(寿命を迎える)建物の方が少ないのではないか。建物としての熟成は「利用する人の世代との乖離」や「性能の遅れ」を呈する原因となる。すると、のっぽくんや観覧車の少女が若いことも説明が出来る。彼らは老いる(建物として機能不全を呈する)ことが出来ない存在なのだ。
脱線したが、こうした建物にアイデンティティを残す人に、この映画は現実を突き付ける。大切な人との思い出を失う事を恐れるのならば、建物は形見として必ず適当とは言えない(そもそも、団地は個人所有ではないのだから尚更だ)。そこで「カメラ」が出てくる、というストーリーに私は観えた。
私は懐古厨なので、この映画の終盤以降で涙が止まらなかった。大切な人との思い出を失いたくないならば、その形見は適切に選ばなければならない。しかし夏芽のように形見(の団地)を失うことも、今後に向き合うための良い経験の1つなのかもしれない、とも考えた。
尺の割に内容が薄い
夏芽が、取り壊し中の団地に何十食ぶんものブタメンや飲み物を備蓄していた理由は?
過去にも漂流してたとはいえ、毎回一晩で戻ってきてたのに。
金銭的にも不自然だし、そこを無くして食料問題を前倒した方が、纏まりがよかったように思う。
また、何度も同じ内容で言い争い、事あるごとに誰かが落ちかけて助けるなど、同じような描写が多すぎる。
のっぽくんが団地の化身か何かなのは分かるが、台詞も少ないし、役割も薄かったように思える。
唐突に出てきて雑にお別れした、観覧車の化身はなおさら。
本作は航祐と夏芽が自己や他者との関わりを見つめ直し、成長するところに主眼が置かれており、そのため他キャラの変化は薄い。
令衣菜は多少変化するが、逆に言うと(落ち着きのない太志含め)他が円熟しすぎているところもある。
最後も、協力して戻るのではなく、終点まで着いたから戻る、という呆気ない幕切れで拍子抜け。
(協力したからそこまで辿り着けた、と解釈するにも諍いが多すぎた)
作画も雰囲気も良かったし、声の演技も素晴らしく後半溜め込んだものを吐き出すシーンは涙腺が緩んだ。
けれどやっぱり、この内容なら90分程度でまとめるか、他キャラなり設定なりメイン二人なりを深く描いてほしかった。
全く引き込まれない
簡単に言ってしまうと
急に異世界に飛ばされ仲間とケンカしながら生きる為の食料探し
気付いたら現実に戻っていた
終盤、頑張って泣かせに来るが全く泣けない
理由は実在していないであろう妖精のようなキャラに全く感情移入出来なかったから
一体2時間も何を見せられていたのだろうか
作画も普通で新海作品には遠く及ばない
1つ良かった点は声優に俳優陣を使わなかった事ぐらい
漂流系はどうしても
世代によって〇〇のパクりだよねって言いたくなるが
十五少年漂流記(子供が漂流する)を基に
ひょっこりひょうたん島(島が漂流する)
漂流教室(時空を漂流する)
一刻島ナンパ始末記(漂流してない)
この辺押さえておけば通ぶれる・・・気がする
今回は団地が漂流して子供がわちゃわちゃするも結果漂流してなかった
贅沢全部乗せパターン
異常な状況にも関わらず起こるイベントが残念
一棟の団地だけを残し全てが海に!
まるで物語の出だしはうる星やつらビューティフルドリーマーか、はたまた漂流教室のソフト版になるのか大いに期待したが、、、、
少年少女だけで冒険と友情をテーマとする物語は結構好きでそれだけに非常に残念。
あれほどまでに異常な状況にも関わらず少年少女たちに振りかかる冒険はほぼなかった。
またコウスケとナツメの不仲が最後の方まで説明がなくいつまでもモヤモヤさせた感じが
スッキリしなかった。不仲な内容も最後まで引っ張るほどのものではななく、序盤から
開示しお互いの思いを見ている側に教えたほうが共感を呼んでよかったと思う。
全体的に好きな感じだったけど薄味だったかな。
刺さる人と、刺さらない人の差が激しそうな映画
ナツメが面倒くさい。
そりゃもう面倒くさい。性格も面倒くさければ背景もスタンスも面倒くさい。
昔からよく笑っていた。それはコースケのご家庭が本当に良い家庭で、コースケもいい子だったんだろう。
おそらく、安ジイの存在はナツメにとってとっても大切な存在で、だからこそ安ジィが死んだ後に殻に閉じこもるかのように
かつての機能不全家庭の「面倒くさい」ナツメが現れて、あろうことかナツメがその状態でストーリーが展開し続ける。
コースケが素直になれば大体解決するのになぁと思っていたが、過去シーンが描写されるにつけ、
1.もともとは面倒くさい性格(←母親すら知らない)
2.安じいのおかげで明るくなった(←ノッポやコースケ、クラスメートの知ってるナツメ)
3.安ジィが死んで、1に輪をかけた性格になっていた。
ずっと一緒に幼馴染みやってるコースケ。という立ち位置で惑わされそうだが、
「ずっと一緒に幼馴染みやっていた元気な家族」が、いきなり面倒くさくなったのだ。
しかもあっちからコースケを遠ざけるムーブをしている。そりゃ小学生になんかもうどうしていいかわからん。
さらに輪をかけるフロリダ女の口の悪さ。
と、いう時点でギブアップする人が多そうな予感がしました。
後半。一気に巻き返しにかかります。
ノッポ君の正体(?)、仲直りしたコースケとナツメ。
……と、いうことで、ここでストーリー的には前半の重さを巻き返してはいるのですが、
ストーリーと一緒に気持ちもリセットできたでしょうか。
リセットできない人はおそらくつまらないという感想を持ったままでしょう。
「リセットできない人は~」みたいなことを言う気はありません。ここらへんは好みの問題だと思うからです。
フロリダ女も色々あるんだねぇ、と納得できれば彼女への印象もけっこう変わるでしょう。
個人的には「遊園地には私の全部がつまっている」というセリフと、観覧車女の「パパっこだったあなたが…」で一気に許せた気がしました。
そうすると2の明るいモードのナツメを「作り笑い」と看破できる「見る目」があるのもなんとなくわかります。
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ガチ漂流はいわゆるテンプレですが、ジュブナイルでしっかり漂流シーンを描くのはアリです。
なぜか漂流団地の各家の水道からは水が出て、電気がついて、冷蔵庫には食料がいっぱいで……みたいなファンタジーより全然まし。
誰にでもおすすめできる映画というわけではないですが、
子供のころに団地はもちろんアパートやマンションなんかの集合住宅で過ごした人にはとてもおすすめだと思います。
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さて、ちょっと品のないことを言いますが、どうもキャラ設定や絵柄にエロ漫画の気配がするんです。
いや、作品を否定しているわけではないですし、エロ漫画を否定するわけでもありません。
おそらく漫画的にテンプレ的な個性のキャラ・テンプレ的なやり取りを複数用意してしまったばかりに
そういうにおいがしてしまったんじゃないかなーと思いました。あなたならどの漫画家だと思いますか?
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最後に。
作中でジュリのメガネをとったことそのものと、
必要性があって取ったのならメガネのないジュリが特に不自由そうな描写がなかったことはすごく残念でした。
ハラハラ、ドキドキ、そして涙が止まりませんでした
団地が海に漂流し(異世界に飛ばされるようなもの)、最初はキャンプ気分で楽しく過ごす子供達、次第に元の世界に帰れない事を悟り食事も少なくなってきてからは過酷なサバイバルとなります。
ヒロインのナツメの親は喧嘩ばかりで良い家庭ではありません。ナツメにとって主人公や安ジィは家族の良さを教えてくれた本当の家族のようなもの、一緒に過ごした団地も思い出の詰まった大切な居場所だから団地から離れるのは本当に辛かったんでしょうね。
団地や遊園地の精みたいなのがいて、『建物側が人間達を見ていた』という所がとても面白かった、また別れのシーンは涙が止まりませんでした。
物語後半のシーンは涙が収まらないままハラハラしっぱなしでした。
主題歌がずとまよさんという事で観に行きましたが本当に面白かったです。
映像、主題歌、内容(人によるかも)そしてなにより声優さん達の素晴らしい演技が最高でした!
子供より大人に見て欲しい
残念ながら私にとっては駄作でした…
とにかく登場人物たちの行動理念というか、行動自体の理由がさっぱり見えてこない。
主人公のコウスケとナツメからして、キャラクターが理解しにくい。特にナツメ(女性)は何故か異様に卑屈であり、全くと言って良いほど自己肯定をする事がない。コウスケもキャラのブレが激しく、正義感が強い少年なのか、子供用青春スーツをまとったツンデレなのかよく分からない。
そして最後まで言い争っているのはどうなんだろう。少しは雪解けというか互いにデレても良さそうなものだが。
また、それに輪をかけてイラつくのはレイナという金持ち娘はギャンギャンわめいて他者(特にナツメ)を攻撃するばかりで、そのイヤな印象は最後まで拭えなかった。
身体中に植物が生えてくるというちょっとエウレカっぽいノッポくんや、観覧車のシーンで突然出てくる緑のお姉さん(笑)の正体も結局最後まで明確にされません。
「君たちをずーっと見てきた」というセリフがあるので、団地や観覧車そのものが子供や女性の形を取って具現化されたものか、あるいは団地や観覧車の精?のようなものかと推測しますが、それならもう少し役に立ってくれよww
台風の中、わざわざ出かけた舞台挨拶(特別料金2100円!)なので最後まで見たけど、もしもNetflixで見ていたなら途中で見るのをやめていたと思う。
それくらいのつまらなさだった。
さっぱり解らない
誰が何を考えて企画し、どの層に観て貰いたいのか、何を伝えたいのか、さっぱり全く一寸も解らない。
子供たちが過剰なほど物理的に傷つき、終始ギスギスしている。それを何回も繰り返す。
問題が起こっても解決せずに棚上げし、また問題が起こる。
特に何か解答が有る訳無く、唐突に話が終わりハッピーエンドになる様は限りなくホラーである。
親子連れの観客が多かったが退席率が凄まじかった。
内容的に仕方無いと思うし、可哀想だなぁ、とも思う。
客寄せの俳優や芸人を使っていないガチキャストだっただけに、非常に残念。
映像も綺麗でもないし、迫力が有るわけでもない。
少ない予算を声優で使いきった駄作と云う印象。
総評:Netflixはゴミ。
子供に見て欲しい映画
作品のテーマである別れやそれでも誰かと前に進もうとすることと、作品の舞台である団地がうまくマッチしており、とても楽しめた。
少しウジウジした、メンタルヘルス的によろしくない状態や、それを本人もわかっていて、それでもどうしようもない感情をうまく表現していて、誰でも共感できるようなものとなっていると思う。
集合住宅の壁くらいの厚みの物語の隙間から、少年少女をたっぷり覗ける映画。
ストーリー性は無い。
あの世との狭間(?)に迷い込んで大変だった。
ただそれだけ。
話全体の流れについて、詳しい説明や納得出来る事柄はありません。
幼馴染の男子と女子が困難を前に成長する場として用意されているだけ。
この映画には、作画監督がなんと17人もいます。
とにかくビジュアルが良い。
この映画は、そこだけ見ればOKです。
ポスターや予告動画を見て、カワイイ、良いな、と思ったら見ればいい。
カワイイ少年少女が、傷付いたり言い合ったりするところを、ハラハラしながら見る映画。
子供向けの作品ではありません。
ヒロインの子の親の仲が悪くて離婚した回想シーンからの、
なんでも自分が悪いことにしてしまうような性格なんか、痛々しくて見ていられない。
それでこそ主人公の男の子の優しさと好意がよく見えるんだけれど。
色んな所で生傷が出来たりするところも、苦手な人には痛々しい。
ラスト前のシーンも、作品が作品なら全員無事ではいられない危うさ満載。
この映画に、ストーリー性はありません。
得られる学びや気付きもありませんでした。
考察不要。ただの舞台装置だから。
小学生の男子や女子が痛々しい目にあうのを見るのが好きな方以外は、
見なくても良いと思います。
私は好きなので、☆3つです。
Don't think! Feel.
団地が突如として海上にテレポートし、元の世界に戻るまでの冒険ファンタジー。その中に、彼らの人間関係があり、小学生を題材にするならありがちのいざこざがあり、そして失われる団地への想いがある。設定としては面白いのだ。しかし、あらゆる点で、その設定が活かしきれておらず、また、細部において話の詳解な説明がなされていない。謎が謎のまま、いやむしろ、「こういうものだ」とでも言うように、首尾貫徹話が進む。ファンタジーを描くなら、その設定を語るべきであり、観客が納得できるように演出すべきである。
例えば、話の大前提である、なぜ団地はテレポートしたのか。その説明がない。団地の他にも壊された建物があり、それらに宿る神?のようなものが「帰る」のだと説明されていたから、建物が解体された後に集まる場所、「建造物の天国」のようなものがあり、そこに向かうためにテレポートしたのだ、と何となく解釈することはできる。しかし確信は持てない。他にも、海の底にあるダークマターの謎についても、謎のままだ。「のっぽ君」の足が無くなってしまったという重大な演出がなされたのにも関わらず、それの説明はなく、あまりにも呆気なくスルーされてしまう。そして、同時に明かされるのかと思われた「のっぽ君」の正体も、身体の中に鉄筋があることから、団地の化身?擬人化?という何となくの予想はできても、真実は知り得ない。
最も重要な設定、青く光るお助け要素、「のっぽ君」が言う「彼ら」の存在。それすらも、何も語られることはなかった。「帰れるのか否か」がこの話の主軸なのだから、帰る上での一番の肝となった「彼ら」の存在は説明されて然るべきだろう。私の理解では、何だかよくわからない団地に宿る何か、魂?なのか、兎角光る存在が団地を押してくれて、なぜか空を飛んで元の世界に戻れた、と、このようになる。散々冒険して、どうやったら帰れるのか模索するも、終盤までまるでその糸口が見えず、結果的に帰る方法は彼らの冒険とは全く関係のない謎の力。これで納得できる観客がいるのだろうか。
世界観や設定は面白い。観る前の高揚感は、まさにこの世界観への期待に他ならなかった。それゆえに、残念な気持ちが大きい。もう、これ以上は考えても無駄だろうから、考えないことにする。どれだけ理解しようとも、この作品は何も教えてはくれないのだ。考えるな、感じろ。そういうことなのだろう。
映像良いね
映像良かった。
少しの前の遊園地とかすごい。
ストーリーはもうひとひねり欲しい。
謎解いて脱出するわけでもなく、内容はちょっと物足りない。あれはトラウマを解消するとクリアなのか?
ペンギンハイウェイ
何も考えずに見る分にはペンギンハイウェイよりは断然面白かった。
こう言う話にツッコミを入れ始めたらそりゃキリが無い。
そりゃ当たり前、空想ですもの。
ただ一つ腑に落ちないのがなぜ最後に遊園地が助けに来たのか?(笑)
そこだけはもう少し話に何か工夫があって良かったんじゃないかなと思ってしまいます。
それじゃ無いとあんなに頑張ったゆずるとたいしとじゅりが可哀想で仕方ない。
結果、付喪神のお話だと私は勝手に解釈しました
そして、一応のハッピーエンド含めて見て良かったなと思います。
映画館で見た後にネットフリックスでも見ましたが、面白く感じる為にはネットフリックより映画館がおススメです。
もう少しスッキリ感がほしい
作画や声優陣の演技力はすごく良かったとおもいます。
でも子供たちが主役の映画なのに子供におすすめできるかっていうと、どうかな?退屈しそうな気がします。
サバイバルアクション多めなんだけど、ロープ引っ張って踏ん張るとか、手と手繋いで踏ん張るとかばっかりだった気がします。
それにヒロインの団地に対する執着心がいちいちくどくて同じ内容で何度もいがみ合っていたりとかで歯がゆい。全然話が前進しない。
せっかく建物のお話なのだからもっとのっぽ君に語らせてもよかったのでは?竣工当時のエピソードとか、団地あるあるアクシデントとか。
そうね、脚本にスッキリ感がな足りなかったのかなぁ?
実は今年の1月~2月に本作と同じように子供たちだけで遭難状況から生還するサバイバル作品の「地球外少年少女」を観ているので、どうしても比較してしまいます。
地球外は観終わったあと誰かにオススメしたいって気持ちになったのだけど、本作の漂流団地はそこまでの気持ちにはなれなかったですね。
決して駄作ではないけれど傑作でもないなぁ。
ストーリーがよくわからないサバイバルアニメ
本作は漂流する団地に残った子供たちが
サバイバルしながら、元の世界に帰ろうとするアニメ映画
・・・だと思うが
ちょっと、ストーリーの目的が分かりにくいまま始まった
それで終わってしまうような気がする
作画とキャラクターと声優は
個人的にとてもよかったと思う
ただ、ストーリーがよくわからなく
話が進んでもよくわからないまま終わってしまうという感じがする
そもそも、団地が漂流したのは
のっぽの意思なのかどうかわからないし
のっぽみたいな団地の精霊?みたいのが
ゴンドラのところで出たけど
唐突すぎると思った
ほかの流れてきたデパートにもいたのかわからない
海のモヤモヤもなんだったのか?
中盤あたりからは
夏芽がのっぽを連れて帰ろうとするが
そこまで固執する部分があまり描写で感じられなかったし
夏芽とのっぽがどのような知り合いだったのかわからなかったし
結局、ラストで別れるなら
そこまでの展開が必要か?と思った
あそこらへんを短くして
上映時間をもっと短くしたほうがよかったのではないかと感じる
夏芽が漂流する経験をしているからか
ブタメンや食料を貯蔵しているみたいだが
そこらへんもよくわからないまま終わった
ただ、食料をとってくるとかの
サバイバル的な描写はよかったと思うが
女の子が血を流したりするのはちょっと生々しいなと感じた
漂流しすぎじゃない?
昔むかし公営住宅(木造平家)に住んでた頃、近所に鉄筋コンクリートの公営アパートが建ち始めて絶好のあそび場所になってたのを思い出した。
人々の思い出は団地の中に蓄積していたんだろうか。思い出に固執することは今を生きることを放棄することになって、目的地に着けない海に彷徨うことになるんだろうか。
長いよ〜。???が多すぎる。追加のブタメンはどこから出てきたんだ〜。
【滅び行く建物への鎮魂歌をダーク・ファンタジックに描いた作品。一夏の不可思議な経験は、確かに子供達を成長させた。"十五少年漂流記"を想起させる作品でもある。】
- 今作品は、戦後に多く建てられた団地や、遊園地や、デパートが古くなり建て替えられる姿と、嘗てそこが居場所だった子供達の想いを巧くミックスさせている。-
◆感想
・ストーリー設定は、確かに粗い。だが、"漂流教室"を想起させる壊される団地が、大海原を漂流するという、奇想天外な設定に、惹き込まれる。
・何処にも居場所がなかった夏芽は廃団地にしばしば通い、幸せだった日々を思い出している。それを優しく見守るノッポ君。
- 長きに亘り、存在した建物には精霊が宿るのである。遊園地も、然り。-
・そして、夏芽は心の蟠りを漂流する中で、嘗て一瞬に住んでいて、兄妹の様だった航祐にぶつけて行く。
- この辺の夏芽の想いの背景がキチンと描かれていないのが、残念である。-
<夏休み、冒険、漂流と言えば"十五少年漂流記"が想起されるが、今作品も少年少女達がサバイバル生活を送る中で、ナカナカ言えなかった本音をぶつけ合う事で、蟠りを少しずつ解消し、成長して行く姿をダーク・ファンタジックに描いた作品である。>
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