雨を告げる漂流団地のレビュー・感想・評価
全98件中、41~60件目を表示
全体的に謎
なんとなく、少年たちの夏の終わりの冒険的な物を
想像していたのだけど、
漂流する所から謎が始まり、
観てる者を置き去りに話は漂流して行く。
そんな映画でした。
過去に団地で何があったろう事は仄めかしてはいるん
だけど、何があったかはしっかりは明かさず、
なんとなく気まずい関係なナツメとコウスケ。
不協和音のまま団地で漂流する仲間たち、と
全体的に重い空気を感じて、
少年たちだけで漂流すると言うアニメならではの
ワクワク感を感じられなかったのが、
僕的には残念でした。
漂流の理由やノッポくんもイマイチ説得力にかけるし
クライマックスも謎展開と言う感じで
ポカーンとなってしまいました。
過去を引きずったままではいけない。
過去を糧にして素晴らしい思い出として、
前に進んで行かないといけないな。
そんなところでしょうか?
大人になろうとするがやはり子供
長い。
伝えたい事をこっちで考えるんだが、なんかピンとこない。ピンとこないままハッピーエンド。なんとなくの解釈でそーゆう事なのかな?こーゆう事なのかな?と考えてみるが、やはり謎。
一つ一つ困難を乗り越えそうで、、、やはり子供。
大人向けに作ったのか?子供か?
んーーー
映像や声優さんは申し分ないのに、脚本が同じ波形を繰り返しているような作品でした。
ツンツンな少年少女の話
取り壊し間近の自分達が元住んでいた団地。
団地に出るという幽霊を捕まえようと無断侵入するアホな少年達。
何故か取り壊し団地に住んでいる謎の少年、通称ノッポ。
突然の豪雨の後に少年少女のいた団地の一棟だけ大海原に放り出され…
いやシュールだ。何故団地の一棟だけ海の真ん中で進んでいる(流されている?)。
要するに漂流物の冒険譚だ。そこから彼らのサバイバル生活が始まるのだった。
メインの少年少女は小さい頃からご近所さんで近しい関係故にお互いの想いとは裏腹にツンツンだ。まあ小学生のガキだから仕方ない。
他の少年少女もお互い助け合いいがみ合いながらも生きていき成長する。
さて彼らの運命や如何に?
少年文学作品みたいなアニメ。
話のテンポも良く作画も良い。悪くは無いがよくも無い。
なんだか同じ様なシーンや印象のあるシーンがあるしくどく感じた。もっと色々削って良かった。有っても無くても映画自体や主人公達が受ける印象は何も変わらない。もっと整理して良かった。無駄に細かく作りすぎた。
なのでテンポが良くても無駄に上映時間が長いと感じる。
ネタバレにならない程度に、団地や他の漂流物や海は意味があり謎の少年ノッポも含めて見ていけばああそう言う事かと分かる作りは良いのだが、
壮大なスケールの割になんか内容がこじんまりしている。少年少女が冒険で成長しました、それだけ。それが悪いとは言わないが構成的に物足りなさを感じてしまう。何というかちょっと残念。
主人公が苦手
小学生の夏芽は取り壊しの決まった団地内で同級生と共に一面が海の世界を漂流することになり…。
スタジオコロリド制作の長編アニメ映画。小学生と言う設定にしては全体的に大人びている風に感じるが、すぐに開き直る夏芽の性格が苦手で主題に集中出来ませんでした。
突き放されてモヤる
子どもたちの感情の起伏、その絵と声の演技など、実に豊かな表現はさすがの石田監督作品。
『ペンギン・ハイウェイ』の海の中や水だらけの街を進むシーンを120分みたいな異次元迷い込み冒険系で、世界はファンタジーなのに、子どもが次々と傷ついていき、生死ギリギリの冒険になっていくのが、『メイド・イン・アビス』にも似た残酷なリアリティを伴うものでした。
ただ、子どもを描いているから仕方ない部分もあるけれども、意地の張り合いや、気まずさからの逃避が長すぎる。
対して、団地が漂流した理由や、のっぽの正体などを説明せずに、「感じてね」と突き放したところが、「わからない」「モヤっとする」みたいな感覚を生んでしまう。
主題は、子ども同士がちょっとした言葉の行き違いで、お互い謝れずに気まずくなることと、それを突破して分かり合えることにあり、漂流の理由は明確じゃなくとも快感ポイントはあり、映画として成り立ってはいますが……
脚本の拙さ、刈り込みの甘さが際立ち、後半がダレてつまらなく感じてしましました。
感情のやりとり部分の段階を区別し、漂流の理由をきっちり描き(例えば「落下して死にかけた女の子を助けたいと願った『付喪神』の神通力とかでもいいんだ)、85〜90分に収めたら、多分名作になっていたと思う。
それだけに、もったいなかった。
このままだと配信で倍速再生向き。
かつて無いクラスの駄作
🎥ペンギンハイウェイを作った人間と同じ人間の作った映画とは思えない❗こんなもの世に出してはいけない。怒りすら覚える。映画館で見たらどこかに八つ当たりをしていたことだろう。解釈しようと思えばできなくはないが、それにしても支離滅裂。シナリオの回収はお粗末以外の何物でもない。絵コンテの段階で破棄すべき代物。日本アニメ史の栄光を汚したと言って良い。どうしてこれを発表したのか首をひねってしまう。猛省してほしい。
冒険探検
本当良い作品だった 探検ゴッコ、おじいちゃんとの思い出 様々な事が思いだされ懐かしくなりつつ
しっかりとした物語として進むストーリー展開で成長する子供たち これ、できればテレビシリーズとして12話前後で新たに追加で作ってもらいたいなぁと
「声優さんがすごい」
今年104本目。
令依菜役の水瀬いのりさんは「心が叫びたがってるんだ」、今年5月の最高過ぎた映画「五等分の花嫁」の三葉役、2つの少し控えめな役とはうって変わって今作は快活な女の子。びっくりしました。今までにない役だったので。実際お会いした事もあって一番好きな声優さんです。そして花澤香菜さん、田村睦心さん、瀬戸麻沙美さんと声優陣が凄かった。
キャラクター重視なら楽しめる
航祐くん、どストライクでした。
ツンデレ思春期男子って感じですごく可愛かった。
小6くらいの年代は女の子の方が精神的に大人で、その辺の描き方がリアルで良かったです。
僕も引越しを経験しているので、夏芽の寂しい気持ちが理解できました。今でも夢に昔住んでた家が出てくることがあります。
航祐が夏芽に自分の気持ちを伝えるシーンは声優さんの演技力もあり泣けました。
令依奈はうるさくて少しくどかったのでマイナス。
ラストが少し間延びしたのと、尺が長い割に説明不足が否めないのは残念。
個人的にはストーリーよりもキャラに期待して観たので満足です。
もしあるから中学生編も観たいです。
少年少女が困難に巻き込まれ、乗り越える物語
映画館で観ました。
まず背景、作画、声優陣の演技は素晴らしいの一言です。
次にストーリーに関してですが、子供たちの心の動きを捉えるのが非常にうまいなと感じました。私自身はいい大人なのでそういった目線にどうしてもなってしまうのですが、彼らが困難な状況や思いがすれ違う場面に遭遇する度に「うんうんそうだよね、みんな偉いよ。がんばってるよ」という心情になりました。
そしてこれは『ペンギンハイウェイ』にも言えることですが、少年少女にぶつけるにはあまりに重すぎる容赦ない概念、世界の理(ことわり)のようなものに関する描写も圧巻です。観終わった後にも残る心地よい『謎』を提供してくれます。
逆に言えば、いわゆる子供らしい喧嘩や意地の張り合いといった類にストレスを感じる人や、「設定や世界観に関するフワッとした描写」にむず痒さを感じる人には受けないかもしれません。
いずれにしろ、映画館やテレビなど大きな画面で最初から最後まで一気に観るのをオススメします。
この異様なる‼️❓違和感❓❓みんなで解明しようではありませんか‼️❓
まるでAIが感動する項目、言葉を、ランキングして、アトランダムに、羅列したかのような、無機質で、人間性のかけらもない、ストーリーとセリフ。
脚本家は、ペンギンハイウェイの時より、格段に、冷血化している、私には、そう感じた。
だから、物語は、二時間、とても苦痛でした。
でも、映像は、声優はとても素晴らしい、良い仕事してました。
イメージビデオとして、観れば素晴らしい、映画としては落第。
脚本さえ、まともなら、ジブリにも負けない映像なのに、残念至極です。
ひょっこりひょうたん島?
幼い頃原っぱだった場所が団地になり、団地の子達と遊び、そして今、次々と取り壊されていく。
まさに団地の一生を見てきた一人としては、ものすごく郷愁を誘われる。
からっぽの団地の描写には胸がきゅーっとなる。
ただ、夏芽がとにかく面倒くさい。
本当に子どもなのか?っていうくらい。
小学生サバイバルと回想シーンが交互にあるのだけど、なんだかテンポが悪く感じて
冗長だ。
途中で眠くなってしまった。
のっぽくん、お疲れ様。
全98件中、41~60件目を表示