雨を告げる漂流団地のレビュー・感想・評価
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メッセージ性皆無
映像はすごかった。美しい背景、調和した3D、自然な動き、
でも伝えたいことはわからない。
不思議なのは別にいいんだけど
不思議の中にもリアルさが欲しいんですよ
後、何回同じ事してんのって思った
何回も繰り返してるとピンチはピンチじゃねえんですよ。
必要ないピンチがちょこちょこ起きるせいで大きいピンチも
あーはいはいってどうせ助かるんでしょ?ってなるから助かった時のカタルシスも何もない。
映画の中では冒険してるけど、ずっと退屈だった。
何よりもメッセージ性がない。でも娯楽に振り切ってるわけでもない。
多分伝えたいことはあるんだと思う。わかんなかったけど。
男の子が女の子のところに戻ろうとしてみんなで止めたシーンはリアルで良かった。
映画って演出か脚本がだめだと他がどんなに良くてもダメなんだろうなーって思いました。
主題歌狙いでしたが…
可愛い子
面白い
思ってたんと違う……
王道の行きて帰りし物語で多感な時期の少年少女の葛藤・成長を描く至極の映画
取り壊し予定の団地に忍び込んだ小学生6人が団地の建物ごと海に漂流する謎の世界に飛ばされ、大海原を漂流する。そこにどこから来たか分からない”のっぽくん”と呼ばれる少年も加わり、少年少女の冒険物語が進んでいく。
あらすじから伝わってくるがっつりしたファンタジー感。
その世界観を丸ごと受け止めてこそ、この映画は楽しめると感じた。
どうして建物だけが海に浮いているのか。のっぽくんは何者なのか。謎はたくさんあるけど、描かれているのは思い出・喪失・トラウマなどをテーマにした少年少女の王道行きて帰りし物語。
ヒロインのいじけっぷり、身勝手な行動にイライラする場面もあったけど、よくよく考えてみれば、等身大の小学生がきちんと描かれている。
もし主人公たちの行動に共感できなかったら、自分の小学生の頃を思い出してみてほしい。
大人の都合に振り回されたことはないだろうか。
それを自分の責と思ってしまったことはないだろうか。
変化が怖かったことはないだろうか。
描かれているのはご都合主義のキャラクターではなく、過去の自分と重ねることができる身近な存在の少年少女たちだった。
アニメーションならではのダイナミックで煌びやかな場面描写も見ごたえあった。
劇場公開・ネトフリ配信だけど、まずは劇場で観るのをオススメしたい。
居場所を失った少女の願いが呼び寄せたのはユートピアかディストピアか... 大人になりかけの少年少女の生涯に一瞬の輝きを見せるNetflix独占配信映画
少年少女の異世界漂流ものとなると、内容としては食料調達や外敵との戦いあるいは権力闘争といったサバイバル面を重視した活劇と、心にトラウマを抱えている者や蟠りを抱えている者同士がぶつかり合いいがみ合いつつ絆を深めていくハートフル面を強調したヒューマンドラマとに大別されるかと思いますが、本作は圧倒的に後者のタイプです。
主人公の小学6年生の航祐と夏芽の蟠りと和解、そして大人への一歩がそのメインテーマとなっています。
安次が居なくなったことで己の居場所を無くした夏芽は、老朽化で取り壊しが決まった団地からマンションへ引っ越した後も安次とその思い出を忘れられず、その彼女の強い郷愁が団地の精霊と呼応して夏のある日に団地に忍び込んでいた夏芽と彼女のクライメイトの少年少女たちを漂流の彼方へ連れ去ってしまう。
"一人の少女の強い執着心とそれに呼応した人ならざる者の力による異界への漂流"ということで、『うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー』に近いものを感じる物語です。
惜しむらくは彼らのクライメイト四人のキャラクター像がブレてしまっていたということでしょうか。
ともあれ、おそらく主要ターゲットであろうティーンエイジャーにはそうした小賢しい成長描写巧拙云々抜きに大人の階段の~ぼる~の何たるかを、上の世代には団地暮らしの郷愁でそれぞれに楽しめる作品なのではないかと思った次第です。
団地住まいではなかったのでイマイチ感情移入できなかった。が、団地(昭和の)に住んでみたいとも思いました。
ハラハラドキドキな楽しめる作品。
主人公たちの年齢層が低いので、いわゆる団地ノスタルジーではないと感じました。冒険モノ。
主人公たちの年齢層からか、異性間で仲良くするのが恥ずかしいのに気づいていない、みたいな気づくか気づかないかくらいな、思春期に片足踏み出してもいない、入れる前なので、その辺は、我々大人が普段考えない、ところをうまく描けていると思います。
自分の小6の時はどうだったか?自分の子供の小6の時はどうだったか?何を考えていたのか?と普段、もう触れることのできない心や行動を見ることができました。
観る人の年齢によっては見方が変わるのかなぁ?とも。
ネトフリで見たけど、映画館で見るべきだったかなと。物語にはがっつり入れる没入感アリな内容です。見るときは、スマホOFF、部屋を真っ暗にしてみるといいです。
なぜこんなに低評価が多いの
10月最初の夕方に鑑賞し、あまりの感動にこの筆を執りました。
まず簡潔に、見てくれる方が一人でも増えるよう
「この言葉が刺さる人にオススメ!」
という言葉をいくつか書いておきます。
𓂃𓂃𓂃𓂃𓂃𓊝𓄹𓄺
•廃墟
•建築
•小学生時代の夏休み
•もう戻れない過去 •もう戻れない思い出
•(オカルト的意味での)異世界
•離別 •死別
•リミナルスペース
𓂃𓂃𓂃𓂃𓂃𓊝𓄹𓄺
特に推したいのは廃墟!!!この言葉のうち一つでもあなたに刺されば私はこの映画を強くおすすめします🌊🏡
当作品、雨を告げる漂流団地は感情に訴えてくるものが多いです。個人差ありますが私は上映時間の半分近く涙を流していたと思います。けれど最後はスッキリとした優しい終わり方なので安心してください🫶
ハンカチ、替えのマスク、不思議を不思議として楽しむ心を持って映画館にゴー!!
以下よりつらつらと感想を述べます🫶読まなくても大丈夫です。
『ペンギン•ハイウェイ』を初めて見たときから石田監督、スタジオコロリド、阿部海太郎さんのその魅力に圧倒され大ファンで、今回とても楽しみにして鑑賞しました。
結果、大泣き、最高。
実は上映時間を見る際にこちらのレビュー評価が目に入ったのですが、なかなかの低評価が多く見に行くかすら迷っていました。身内の誘いのおかげで鑑賞に踏み切れましたが一人だったらNetflix以外のサブスク配信を待ってしまっていたでしょう。それを踏まえた上で断言します。
この作品は映画館で見たほうがいい!!!
迫力がすごいです。この『雨を告げる漂流団地』は「漂流」してからあらゆる廃墟が出てくるのですが、その廃墟が大海原を流れる様•近づき遠ざかる様は大画面でしか体感できないものがあります。さらに上質な音楽と声優陣の声は絶対に家やイヤホンより映画館のほうがいいです。特に
なつめちゃん(cv.瀬戸麻沙美さん)
じゅりちゃん(cv.花澤香菜さん)
のっぽくん(cv.村瀬歩さん)
がまたいい。演技力もあり聞いていて心地いい声は必見です。
けれどもどうしてあんなにも泣いてしまったのか、理屈では説明できません。
そこには、やすじい(作中に出てくる主人公のお爺さんです。亡くなっています)との思い出や、なつめちゃんの背景と気持ちとか、のっぽくんの想いとか、その他にも他のメンバーそれぞれの想いとか、登場人物たちの少しずつ深まっていく仲とか、たくさん要因はあるのですが…
•何かを失い懐かしく思ったことのある人
•何かを我慢し悲しい思いをしたにも関わらずそれに慣れてしまった人
には刺さりやすいのかなと考えてみて思いました。
うーん感情を言葉にするのは難しいですね。正直何回でも見たいですが泣くのを我慢するハメになるのでかなり決心しないともう見に行けません…大好き……絶対Blu-Ray買う…これ以上はネタバレになるので書けません………😭😭😭
滑車こわい
見るか迷ったけど見てよかった
2022年アニメ映画最高傑作
2022年映画館鑑賞50作品目
9月26日(月)イオンシネマ石巻
6ミタ0円
監督と脚本は『ペンギン•ハイウェイ』の石田祐康
脚本は他に『神様はバリにいる』『田沼旅館の奇跡』の森ハヤシ
近々取り壊し予定のすっかり廃墟になった団地にいた同い年の同じ小学校に通う男子児童3人女子児童3人
ひょんなことから一面海の世界に団地ごとワープ
団地にはのっぽくんという不思議な少年もいた
団地は海を漂流している
サバイバル
冒険ファンタジー
ピンチピンチの連続
笑いあり涙あり
少年少女は元の世界に帰ることができるのか
予告編から面白そうだった
娯楽映画としては充分に合格点
むしろ感動したので傑作の部類
絵は好きだ
オール声当て専門はいまどき珍しい意欲作
残念な点はある
観覧車の少女は登場が唐突すぎる
おそらくカットしたんだろう
あとフロリダに行きたいなどと悪態たれな令依奈って女の子いるけど僕はわりと好き
松井菜桜子が声当てをしていたトト子を思い出した
アニメでも実写でも色々なキャラがいた方が面白い
模範的な良い人ばかりでつまらんよ
レビュアーの中にはイライラとマジギレしている大人もいて逆に怖い
ときには叱るが温かく見守るじゅりちゃんを見習ってほしいものだ
ツギハギだらけのループする悪夢
とても謎めいていて、感性で楽しむ映画です。
結論からいうと、観終わった後に、「???」となる映画です。
謎めいた感じのストーリー展開なので、一生懸命に謎を解き明かそうと頑張るんですが、どうしても理屈では理解ができなかったです。
おそらく、細かい理屈で考えずに、「直観」、「感性」で観る映画なのかなーと思います。
過去のしがらみに囚われた子供たちが、いろいろな経験を共に乗り越えていく中で、
信頼関係を回復、構築していく展開には、学びがあります。
映画の内容とは直接関係ないですが、気付きのシェアです。
子供って、ちょっとしたことで誤解し、それをずっと引きずり、回復させるタイミングを逃しがちです。
その辺を大人が察知し、臨機応変に対応していくことが大切だなと感じました。
夢の中にいるみたい
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