劇場公開日 2021年11月26日

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「絵画落札が見れたのは良かった」ダ・ヴィンチは誰に微笑む Yojiさんの映画レビュー(感想・評価)

2.5絵画落札が見れたのは良かった

2021年12月1日
iPhoneアプリから投稿

レオナルド・ダ・ビンチの最後の傑作とされる絵画「サルバトール・ムンディ」の落札にまつわる様々な思惑や
闇が描かれていて興味深かったです。娯楽作品ではなく美術鑑賞に興味がある方向けです。
競売会社のカタログから13万円で落札した1枚の絵が美術鑑定家のお墨付きでダ・ビンチの作品として公開展示されるやいなやとてつもない金額で取引が続き
最終的(映画の中で)には510億円で落札されます。売買関係者が次々とインタビューに答えたり、この絵の真偽の詳細を調べたりて現在の持ち主が次第に明らかになって行くという
ミステリー要素もある作品でした。現代美術作品の価格がどれだけ素人からすると危険なのかがわかるだけでも見る価値はあるかも。
この映画の製作自体が陰謀に加担してるような気になりました。

Yoji