「ギレルモの世界(暗い絵画のような影像)満載 闇・夜・時代・・」ナイトメア・アリー AKF-RHOOさんの映画レビュー(感想・評価)
ギレルモの世界(暗い絵画のような影像)満載 闇・夜・時代・・
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映画は全編、独特の色合い(ホラー映画にでてくる館内部のような古い館の中のトーン、壁に掛けられた絵画)の世界の出来事のような画像で進行していく。前半は、主役スタンがカーニバル市座(悪辣な見世物小屋)に入って、タロットカード、読心術などなど闇の世界での処世術を身に着けていくサマをホラーサスペンス的に描き、後半はそれら処世術でランクアップしていき、リリスなる精神科ケイト・ブランシェット登場より、闇ホラーからサスペンス路線になり、本映画の見せ場、大富豪からの最大の詐欺へと結末へ進んで成功か?駄目か?→後、終わりかと思いきや→イレギュラーな事が・・・。サスペンス・ホラー要素がありますが、本作の本質は人間のドロドロした欲の極みに近づいた者(スタン、カーニバル舘の主など)の末路(因果報酬)を本人と、欲に近づく者、その者達にに巻き込まれた人(モリー:もう少しスタンとの生活をえがいてほしかった)を観せていく。
★Digital5.1ch観賞
★重低音 △
★音圧 △
★分離度 ○
★移動音 ○
★サイド、後(活躍度)△
★サラウンド ○
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