「普通にオーソドックスにアカデミー本命と思う。胡散臭さと真実の境界線上。(前半は魑魅魍魎ちみもうりょうな不気味の魅力・作りが細かい)」ナイトメア・アリー 満塁本塁打さんの映画レビュー(感想・評価)
普通にオーソドックスにアカデミー本命と思う。胡散臭さと真実の境界線上。(前半は魑魅魍魎ちみもうりょうな不気味の魅力・作りが細かい)
とはタイトル書いているが、昨年が単なるドキュメンタリーに毛が生えた作品だったし、
全然関係ないけどノーベル文学賞も、テキトーな歌詞の「あまり深く考えてるとは思えない」
歌しか作れないボブ・ディランが受賞するええ加減な時代だから・・・ボブは歌手としては優秀ですよ。
また「メッセージ性がどうたら・・」
そんなことはどうでもイイんだよ💢「話題賞」でも与えれば良い。
そういう意味で、この作品ストーリーも
細かい装飾品にまで至る背景の作り込みも申し分なく
普通にオーソドックスな「作品賞」「撮影・美術賞」だと、あくまで個人的な意見で思った。
ただ蛇足知識だけれども、ケイト・ブランシェットと「トニ・コレット」の事前無料リーフ
(このサイトにも使われている)写真が瓜二つだったの懸念したが
ストーリー上の交錯も無く、動いている雰囲気は別人なので杞憂であった。
前半は昔のお楽しみ、縁日の「見せ物小屋」みたいな
カーニバルの猥雑さ、魑魅魍魎なんでもありの奇っ怪さが「怖いもの見たさ」を
満たしてくれた。
後半は、読心術だかの、インチキか、真実かの境界線上
をブラッドリー・クーパー演じる主人公が
いかにも妖しげなケイト・ブランシェットの心理学博士に乗せられて・・
境界線上を突き抜ける。
最後は因果応報のオチ付き。理解度は観客各人により違うだろけど
誰でも基本的なラインは理解できる親切さ。
プラス「1941=パールハーバー=余裕をかます、アメリカ万歳」も怠りがない抜け目さ。
嘘発見器がお久しぶり、ワシ的には「睡眠学習機」を連想させる胡散臭さ最高。
そもそも、今は無いだろけど、昭和時代は確かに「ニワトリ生きたまま食らうヘビ女🐍」の
見せ物小屋あったし
主人公が重要人物を陥落させる術は「新・興宗・教」の典型的な
騙しのテクニック。怪しいDAI・・・のメンタルなんとか、江・・のスピリットなんとかに通ずる
今も生きているテクニック。
人間は不安定だから真実と嘘の境界線上のものが、「自分だけが気づいた奇跡」
と思い込んでしまうと思う。あくまで以上は個人的な独断的見解。
でも、怖いもの見たさの好奇心満たしてくれて、起承転結の運びもよく
本来なら星⭐️⭐️⭐️⭐️🌟5つ。でもアカデミー外れたら困るから▼0•5。
いやでも最低でも「美術賞」確定だと思い込んでます。
返信ありがとうございます。昭和50年代前半、普通の年配の女性の方が、普通に生きているニワトリに食らいつく(食べ切るわけではない、食らいついて絶命させるだけです・・)子供的に残酷な血生臭いのが衝撃だったのと。「こういう風にお金を稼ぐ人もいるんだ。お金稼ぐの大変だなぁ!」と社会勉強にもなりました。結論は「騙された」ということですが、「安い授業料」でした。2度と見たいとは感じませんでしたが・・「雑誌の付録」私も食らいついて、何度か購入しています。少女マンガ系が多かった気が・・・ありがとうございました。😊😊😊
私も昭和の子供でしたけど、縁日の見世物小屋は記憶にないです。本作の獣人と同じ様な物なんですか?怖すぎる!、観なくて良かった💦縁日では雑誌の付録だけを50円位で売ってて、それが楽しみでした。
残念、無念です。でも捻りは足りませんがNHK教育テレビ見たいな性善説映画「コーダ」受賞良かったと思いました。「パワー・オブ・ザ・・・」いつ上映されてたのでしょう?これからでも観たいです。「DUNE」は食わず嫌いなので勉強します。ウィルスミスの暴力は完全アウトだと思いました。下品な人だなぁと感じていたのは的中しました。こんな的中はいらないのですけれども・・・
明日の発表楽しみですね!
願望抜きの個人的予想で言えば作品賞「パワー・オブ・ザ・ドッグ」ですが、WOWOWの特集番組によると「コーダ」も有力だそうです。
でもまあ、外れるのもまた楽し、です。
コメントありがとうございます。
私もオスカー候補の中ではかなり満足度の高い作品でした。美術賞のライバルにはDUNEがいますが、方向性が違うので予想が悩ましいです。個人的にツボったのは本作です。