「Psycho」炎のデス・ポリス ブレミンさんの映画レビュー(感想・評価)
Psycho
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邦題が発表された当時、いやこりゃ無いだろうと思っていましたが、予想通り邦題の要素は終盤のみで、意外と駆け引きのある騙し合い軽めドンパチ映画でした。このタイトルじゃお客さんは来ないよ…。
107分かー長いなーと思っていましたが、終わってみるとあっという間で、警察署内という限られたフィールドをうまいこと活かして、飽きることはほとんどなく鑑賞することができました。
まずキャラ立ちしているのが良かったです。銃大好きな女性警官で、現場にも最前線で乗り込む勇気と男気溢れる姿が非常に良かったです。詐欺師はしっかりと醸し出している怪しい雰囲気を最後までそのまま保っているのも良かったです。殺し屋は一貫して自身の仕事を全うしており、うちに秘める正義感もキャラクターにマッチしていました。中盤から参戦するサイコパスは程よくサイコパスをしており、銃乱射をずーっとやっているのは頭おかしい感じが出ていました。
心理の裏を突く駆け引きを中心に物語が進んでいくので、若干スローだなと感じる部分はありましたが、それでも警察署という限られたフィールドの中で描ける最大限以上のガンファイトもとい心理戦が見れたので良かったです。終盤の音楽に合わせて生き残った警官と殺し屋との追走劇が始まる…という感じで終わるのも非常にスタイリッシュでした。
邦題が変なミスリードを働かせてるので人は入らんわなーと思いつつ、そこに目を瞑れば中々面白い作品だと思いました。
鑑賞日 7/18
鑑賞時間 18:50〜20:50
座席 C-12
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