劇場版 乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…のレビュー・感想・評価
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こういうのでいいんですよ、こういうので
カタリナさま、いつものカタリナ様。 劇場版だからといって妙に凝らず、テレビ番組のノリが帰ってきたーって感じが繰り広げられていてよかった。 主要キャラ全員にそこそこ見せ場があったのは良き。でも、もうちょっと見せ場があってもいいんじゃないかな、とも思った。 ジオルド様の見せ場は最高。 あとは数人一組での見せ場はちょっと残念。 劇場版だから仕方ないとはいえ、過去メンバーより今回登場したキャラクターに焦点をあてすぎているけど、人数多いから頭に入ってくる前に話が終わる。 結果、新キャラもいつものメンバーも、ちょっと消化不良。あくまでちょっと。 でも見た後の感覚はテレビアニメのハメフラと同様、おいしいものでした。ありがとうございます。 これで動くカタリナを見るのも最後かもなぁ、って思ったらちょっと残念になりました
何でテレビみたいな尺稼ぎしてんだろ
良いところ 登場キャラ全員に見せ場がある ダメなところ 尺の制限緩いはずなのに、なんで尺稼ぎみたいなつくりにしてるんだろ 今時横顔に口だけこっち向く作画が古臭い ストーリーは悪くない。少なくとも原作小説とコミック買うくらいには好きだし、飽きては来ているがまだ読んでいるなかで、映画のなかの行動に違和感なく楽しめる。それはそれとしていい加減作中時間で数年経ってるのにこの世界の常識を理解出来てないのは、ストーリーの都合とは言え辟易するな。 説明セリフに緊迫切迫した場面で心情の長セリフ、やったか?やってないの繰り返し、とか露骨な尺調整に見える適当なテレビの演出。なんか劇場版にする必要も理由もない作品だった。 作画もまあよく動くし崩れたりもないんだけど、なんか古い。3dアニメをよく見るようになったせいか横顔で口だけこっち向く「当たり前」の描写に違和感覚えるようになった。過渡期とは思うんだけど、せっかくの美男美女なのにそういう異形を想像して楽しめない。
映画でもさすがのカタリナ様
TV1期は大好き、2期はまあまあだったなぁ程度のカタリナ様ファンです。 カタリナ以外の旧キャラは要所要所で活躍する程度で、初登場の異国からきたサーカス団の新キャラを中心としてストーリー。 カタリナ様の前向きな意志と実行力で破滅への道を運命づけられた青少年を救おうとする姿は美しく、元気を与えてくれます。 同じSILVER LINK制作でTV放映中のティアムーン帝国物語と比べると作画は良いとはいえませんが悪いというほどでもなく普通に楽しめます。 偶然にも終盤のバトル展開が上映中のゴジラ-1.0と共通点が多かったのも面白かったです。
良くも悪くも、TVシリーズそのままのノリで展開する劇場版。たっつん生存確認!
てか、一番活躍してたのは馬車の御者さんだったような。 まあ、良くも悪くも普段通りでしたね(笑)。 テイストとか、つくりとか、本当にTVアニメ通り。 (TVシリーズは二期ともリアタイ視聴済み。原作未読。) TVシリーズの一期を初めて観たときは、結構面白くてハマってしまった。 「乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった」。 タイトル通りの設定は、女性版の「なろう」として、単純に趣向に斬新さが感じられたし、一見逆ハーレムものながら恋愛要素が希薄で、キャラの救済がメインという流れも新鮮だった。 考えてみると『フルーツバスケット』の昔から、少女漫画には「菩薩」系ヒロインというのがいて(今勝手にネーミングした)、相手からは「好意」を寄せられていても大して意に介さず、片端から出てくる「病みキャラ」を癒し、トラウマから解き放つことを第一義に行動する「逆Keyゲー」みたいなヒロインは結構いたのだ。 『はめふら』は、それを乙女ゲームのフォーマットに落とし込んで、うまい具合に各個撃破の「救済の連鎖によるゆるやかなハーレム形成」を成立させていた。ちょうど京アニ版『CLLANAD』の女性バージョンのようなものだ。 そこにヒロインの底抜けの明るさと陽性の思考法(実はこの手の頑張り系ヒロインには珍しく、理詰めで解決策を講じるタイプであり、そのビジュアル化が「脳内会議」である)が加わって、観ていてほっとするような、疲れた心をほっこりさせてくれるアニメに仕上がっていた。 にしても。まさか「悪役令嬢」が僕の知らないところで「ジャンル化」していたとは、思いもよらなかった。 『無職転生』に端を発する「異世界転生」ものがジャンル化した経緯なら、まだわかる。『ソードアート・オンライン』(オンライン小説→ラノベ化)や『Re:ゼロから始める異世界生活』(なろう→ラノベ化)のような「地均し」してくれる先駆作があって、2012年の時点で「素人投稿サイトでネトゲ世界をベースとする転生やり直しもの」が流行る土壌は十分に形成されていたからだ。 しかし、「悪役令嬢」ものがジャンル化ってなに?? そもそも「悪役令嬢」はジャンルなのか? 異世界転生ものの一ジャンルである乙女ゲー系のうちの、さらなる傍流ではないのか?(みんな悪役令嬢が流行りすぎて忘れていると思うが、本来は主人公に転生するのが基本のはずだ) それが今や、「ヒロイン全員悪役令嬢」の雑誌の宣伝まで流れている始末。 連載が全部悪役令嬢ものって、それ普通に頭がおかしいだろう(笑)。 一時期、同じクールで4本の悪役令嬢もののアニメが流れていたこともあったような。 ちなみに原作にあたる「なろう」で今どうなっているかというと、2010年代に「悪役令嬢」ブームはいったん落ちついて、今はそのさらに細分化したジャンルである「婚約破棄」もの、「断罪」もの、「もう遅い」系(「ざまあ」系)などが隆盛とのこと。たしかにそのへんのコミカライズの宣伝、死ぬほどスマホに流れて来るよね……。 悪役令嬢ものが、一般的な男性向け転生ものと異なるのは、 ●転生先が特定の乙女ゲームや少女漫画となっていて「未知のオンラインゲーム空間」ではないこと。 ●将来を予見できる(ゲームのキャラやエンディングとして事前に知っている)ことが最大のアドバンテージとして機能すること。 ●物語中で与えられている役割(悪役)と、中身(善玉)のギャップがかなり激しいこと。(これは男性向けだと『オーバーロード』でもそうだが) などで、このあたり何となく女性らしいなとも思う。転生するにあたって、未知の世界より知り尽くした世界のほうが安心だし、オンゲ空間よりフィクションの世界のほうが居心地がいいということだろうか。 ただし、二期については一応楽しく観たものの、蛇足感とリピート感がかなり強くて、正直ちょっと飽きてしまった。 一期で「周辺のメインキャラの救済」と「自らの破滅フラグ回避」の道筋がほぼついてしまっていたので、もはや何をやっても今までやったことの繰り返しにしかならない。 すべては予定調和のなかで「闇落ち」を「みんなの力」で救済しておしまいだし、メインキャラが順番に(乙女ゲームのイベント感そのままに)出て来てはカタリナのために立ち上がる作業が何度も何度も繰り返されるのにも、まあまあ閉口した。 ― ― ― で、今回の劇場版。 まさか劇場版にまでたどり着けるなんてね。 先にも述べた通り、本当にTVシリーズそのまんまのノリで作られている印象。 なんなら、クオリティまで、TVシリーズとあんまり変わらないかも。 基本、すごく丁寧には作ってあって、辻褄はちゃんと合わせて来るんだけど、なんというかある意味、事務的ではあるんだよな。 ●説明台詞でもろもろ整理をつけてゆく。 ●わかりやすい伏線と解決で、あまり客の頭を使わせない。 ●作り手は最初から予定調和を隠さないし、客も予定調和を安心して受け止めるという共犯関係がすでに成り立っている。 ●1期で順番に「落として」味方につけた7人組は、常に並列的に登場し、順番に同じようなことを同じ程度の長さでしゃべり、並列的に役割を果たすという、ゆるやかな繰り返しのリズムで物語は構築される。これはまさに「乙女ゲーム」の体感リズムの再現である。 ●キャラは居る必要がなくなると、しばらく出てこなくなったり気絶したりして、いったん引けて気配を消す。必要が出てくるとパタっと目覚めて参加してくる(カタリナの犬とか、アーキルの鷹とかも同様である)。これも「乙女ゲーム」っぽい。 ●映画版は、いかにも番外編という形でまとまっている。あくまで「ゲストキャラ」の問題を解決したら終わりで、ゲストキャラは旅立って、すべてはリセットされて、きれいに現状回復される。この物語はこのあと続く「本編」にはいっさい影響を与えない。まさに「劇場版」の鑑のような作りだ(笑)。さらにはちゃんと原作に山口悟を据えて、原作者お墨付きの安心感も外さない。 基本的に、井上圭介監督という人は、心配性で几帳面な性質なのだと思う。 だから、本作にしても、『みだらな青ちゃんは勉強ができない』にしても、『Lv1魔王とワンルーム勇者』にしても、お話に大きな破綻がないし、痒い所に手が届く気配りの利いた演出をしてくる。一方で、少し安定感を求めすぎて、説明過多になったり、くどくなったりする傾向もあるかもしれない。 本作では、アーキルと国家の関係性に今ひとつよくわからない部分があるし、友人が女装して潜入することにもあまり意義を見いだせない。あと、湖にわざわざ罠を張って最初から誘導する気満々のわりに、闇落ちした聖獣と出くわしたときには驚愕しているのもだいぶ違和感があった。 一番気になったのは、映画版ではカタリナの「破滅回避」という要素がほぼ無視されている点だ。これまでも半分「口実」のようなものではあったが、今回はアーキムを助けなくてもカタリナの人生には何ら影響は及ばないわけで、そこはもう少し「カタリナ自身の事件」の要素も加味したほうがよかったかもしれない。たとえば、2ゲーム合同イベント用の特別シナリオでは、カタリナ(の犬)が聖獣の封印を解いたせいでアーキルの母国が壊滅したことにされて、連座制で処刑されてしまうバッドエンドが存在するとか。 総じて安心して観られるつくりではあったが、あくまでファン向けののんびりした出来だったかな。 以下、観ながら思ったしょうもないことを箇条書きで。 ●ああ、鈴木達央がおろされていない!! よかったねえ、たっつん。 ●クレジットでひとりしか名前が表記されていないってことは、村瀬歩がクミートの男声と女声はひとりで担当してるってことだよね。相変わらずとんでもない特殊技能だよなあ。ジオルド役の蒼井翔太も似たようなことできるけど、ここまで自然にこなせる人って声優史上、村瀬歩しか存在しないのでは? ●今見ると、声がはやみんということもあって、マリアは『婚約破棄された令嬢を拾った俺が、イケナイことを教え込む』のシャーロットが移籍してきたみたいだった(笑)。 ●倉庫での、カタリナの背中に彫像の羽が生えているように見えるカットはいい感じ。 ●犬を追いかけて倉庫にたどり着いて、ピヨを追いかけて隊商の王子のいるテントにたどり着いて、と若干芸の無い「繰り返し」が多いのもなんとなく『はめふら』っぽい。そもそも『はめふら』は、「幼少時のカタリナエピソード」→「闇落ちしかけてるサブキャラ救済」という黄金パターンを延々繰り返しながら、ひたすらお付きを増やしていく設計で出来ている作品だからなあ。 ●話のつくり自体は、実は『のび太の恐竜』みたいな、動物育成ものでもあるんだな。 ●個人的には、あちこちに宮崎駿パロを入れてきているのはちょっと面白かった。てか、これまでのTVシリーズでもこんなことやってたっけ? 馬車の上に乗った女剣士が前方の木々を剣で粉砕するあたりは五ェ門ネタっぽいし、馬車から落ちかけたカタリナのアクションも『未来少年コナン』っぽい。崩壊する橋は『ラピュタ』、金色の鳥の姿をした聖獣との絡みは「おいおいそこまでやって大丈夫か?」の『ナウシカ』パロ(笑)。別れのシーンも『カリオストロ』っぽいよね。 ●聖獣が暴発して、世界が真っ白になった瞬間、ここでこの映画が終わったら最高にクールなのに、と思ったが、全然そんなことはないどころか、ほぼ全員ノーダメージだった(笑)。作中での役割を終えた御者だけがずっと気を失ってるのがまた『はめふら』らしい。 ●TV版の曲ではベートーヴェンの運命や第九をつかってたけど、今回はモーツァルトの「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」を使用。祝祭感があってよかったのでは? ●動画の暁・火鳥動画制作集団ってのは、やっぱり聖獣の見た目つながりでゲンを担いで依頼したんだろうか? ●映画終了後には、ある意味どうでもいいようなゲーム仕様の「おまけ」が2本あった。映画単体でいえば、あまり面白くないどころか害しかない企画のような気もしたけど、たぶんこれってサブキャラの人数分あって、上映回ごとにシャッフルしてて、コンプするためには何度も劇場に足を運ばないといけない仕様になっているのでは? あと、『はめふら』という作品のもつ「リピート感」「キャラの並列感」「作業感」が「乙女ゲーム」のシステムそのものに由来していることを、こうやって改めて確認してから終わるのは、意外に悪いことではないのかもしれない。 にしても、流れてくるBGMが本当に古めのアドベンチャーゲーム特有のメロディラインとリピートで作ってあって、笑うしかない。 ●実は、白人貴族社会とアラブの王族の友好と交流を描いた、世界における最大の分断の宥和と共存への願いを託した物語でもあったんだな、とか一応言ってみる。
TVシリーズ通り。思ったより楽しめた
TVシリーズはある程度見ていたので、まあいつものノリだろうというほぼイメージ内で、内田真礼さん独演会な感じでもあったが楽しめた。 前後のオマケが多くてファンサービスはいいのでは。 お話としては、説明台詞でショートカットが多くかったり、サーカスシーンなどもう〜ん、、と感じてしまうのは、最近良過ぎる別作品をいくつか観てしまったせいか。。 TVシリーズ通りには楽しみました。
「angela蒼井翔太好き」
今年233本目。 この2組がコラボって凄過ぎる。アニメではangelaだけでしたね。ハメフラはやっぱり歌がいい。ミニカタリナ5人可愛い。実は見た直後は人生NO.1アニメ映画だと思いました。よく思うんですけど。夜空のそれ以上は言いませんあのシーンや、キーになる動物の金がヒントあのシーンなど、映画史上最高クオリティの映像だったと感じます。
TVアニメシリーズからそのまま続きで観れる快作
カタリナ様マジでカタリナ様(笑) ほんっとこの無自覚で無邪気で心底真っ正直な 「人たらしっぷり」がどこまでも魅力的で楽しい ゲストキャラもそれぞれ魅力的に描かれてるのもよいし、 カタリナが起きてる事態を察知し問題解決のためにどうするかを考え みずから行動を起こすのもとても良いところだと思う ただ、なんか思ったよりも話が広がらずに終わってしまったなあと 物足りないというよりもやや乗り切れない感じが残ってしまうのはなぜだろう 登場人物それぞれにきちんと見せ場があり、 きちんと事態が収拾するのもよかったし 本編ではなんか不遇なジオルド様もカッコイイ見せ場があって良かったのだけどね ちょっとおもったいない感じだったかなあ
うーん
何だか、最初の展開からしても無理やり入れてきたような内容に感じました。 劇場でやるほどでもないかなと感じます。 (原作とコミックが好きなだけに期待値が高いのかもしれませんが…) カタリナがたらしなのはいつものことです^ ^b
外伝って感じかな?
TVアニメの映画ですが新作です。 本編前に子供時代から魔法学園を卒業するまでの流れがダイジェストで放映されるので全く知らない人でもある程度物語に入り込みやすくなっています。 時はカタリナ達が魔法学校を卒業して魔法省などそれぞれ務め出した頃、外国から商隊(アラビアンナイトのような国と時代を感じる衣装)がやってきて市場を開いたり雑技などショーを開いたりしていた。 それを目にしたカタリナ様は市場やショーを楽しむが色々あって彼らと親交を交わす様に。 商隊の国とは国交か無い事から国交を結びたいと言う目的もあった。 しかし彼らには国交とは別の密命もあり… カタリナ様達の運命は?密命を受けた商隊の運命は?彼らの運命を左右する聖獣とは? あとは見てのお楽しみ。 笑いあり涙ありでTVアニメのノリそのままの劇場版。 それとエンドロール後に2つオマケ映像があるので明るくなるまで帰らないでね。 それにしてもカタリナ様は自分の死亡フラグだけでなく他人の死亡フラグまでへし折りたいとは… 最早趣味?おせっかいのし過ぎ? 良い子すぎて涙が出るわ。
劇場版って感じ
久々のカタリナ。
正直内容覚えていなかったので、最初のざっくりとあらすじを紹介してくれたところはありがたい。
ストーリーは思ったよりサクサクと進んで行く。いつも通りの感じで良かった。ギャグあり、感動あり、バトルあり。脳内会議も相変わらずの感じ。
ただ、普通。劇場版だからか、普段よりバトル展開がしっかりしているのと、みんなが登場するってくらい。
アーキルの過去は感動するし、ラストシーンもいい感じ。
無難に面白いと思う。
定型パターンを茶化してパロった佳作
原作は未読、TVシリーズは1話も観ていない状況で、時間が合ったというだけで鑑賞。 番外編だったが、頭にこれまでのあらすじ付きで困らず。 脳内会議がかわいい。 正直ラノベの転生ものは食傷気味ながら、お約束定型を茶化してパロったタイプの作品は結構好きなので、それなりに楽しめました。 ナウシカのパロディもあったしw 珍しくTVシリーズ未見スピンアウト作品への体当たりのチャレンジは成功でした。 ただ、パロディゆえに、多くの四コマ漫画の日常ものと同じく、決まった設定という枠組み内でキャラを弄る以外の広がりがなく、何をどうしても繰り返し感を伴い、マンネリ化しやすいかもなと。 悪く言えば、「現実世界で友達のいなかった恋愛系乙女ゲームオタクが、ゲーム世界に転生し、ゲーム知識で無双なチートとなる」という、願望充足系に過ぎないのかもしれないし。 キャラ人気や声優人気でどこまで引っ張れるかですかね。
晴れのちハレルヤ!
劇場版公開に備えてアニメ1期2期を爆走してからの鑑賞。特典は書き下ろしマンガです。
アニメは全編に渡って転生系のくどさが無く、どの話も楽しく見ることができたのでとても好きな作品になりました。
上映時間的にOVA+αな感じかなと予想していて、実際そんな感じでしたがアニメシリーズからはスケールアップしていたので、しっかり楽しめました。
カタリナの脳内会議で映画館のマナーを宣伝してくれるのが可愛くてとても良かったです。
魔法学校を卒業して、魔法省勤務前の束の間の時間をまったり過ごしているカタリナや友人たちの前にミステリアスな青年が現れて…みたいな感じで進む流れでオリジナル脚本ながら原作準拠なのは入り込みやすいので良かったです。
カタリナは愛され属性MAXなのか、誰の懐に入るのにも秒速で潜り込めるので、アーキルの抱えている悩みも前世で培ったゲームの知識で紐解いていくなどスムーズに進んでいきます。
その間にも友人たちとはやんややんややっていて、楽しいコメディの時間が劇場でも観れたのは実家のような安心感がありました。
最後の魔法を撃ちまくる描写で魔法が使える人々の物語でもあったなとふと我に返りました。日常描写が色濃く描かれる作品なのでそこら辺を忘れていました笑
国や命の危機のフラグも全てへし折って、平和な世界へと導いたカタリナにそりゃアーキルも惚れちゃうよな〜という別ゲーの世界のフラグをへし折るというのはなんともカタリナらしい終わり方で綺麗に物語は終わります。
全体の作画は良くも悪くもアニメと変わらずなので、安心して見れる分、もう少し力を入れて欲しかったなと思うところもありました。道中の馬車アクションはかなり好きです。
声優陣はアニメシリーズから引き続きハチャメチャな展開を見事に彩ってくれていて良かったです。
にしてもここ最近の他作品でも思うんですが、村瀬さんの中性的なキャラクターを演じさせたらもう右に出るものはいないんじゃないってくらいの変幻自在っぷりに毎回翻弄されています。しっかりと男キャラの時にはその声になるのに、女キャラに扮する時は喋り方もトーンも違和感の無い女性になる…。改めて声優さんって凄いなと体感させられました。
週替わりの映像特典はジオルドのゲームの会話風ムービーで、やはり鈍感なカタリナに振り回されていて面白かったです。
完全にファン向け作品ではありましたが、はめふらの日常はやはり面白いので、3期もガシガシやってくれないかな〜と願っております。
鑑賞日 12/9
鑑賞時間 9:30〜11:15
座席 F-13
「おとはめ」初鑑賞者です 完全新作です 主人公の明るさ、前向きさが楽しい 主題歌「晴れのちハレルヤ!」もイイ
オリジナルシリーズも何も見たことが無い初心者です。 てっきり「乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった」話が観れるかと期待しておりましたが、本作は、完全新作とのことで、オリジナルシリーズの世界観・キャラクターによる新エピソードでした。 オリジナルのキャラたちのお約束やキャラなども知らない中で観ていましたが、それでもわかる! 主人公の明るさ、前向きさが良く、仲間たちのシーンや一人5役の脳内会議(劇場版)も楽しい。 今回は「ポチ」や「ピヨ」の愛らしい。 主題歌「晴れのちハレルヤ!」もぴったり! 「おとはめ」ワールドはまだまだ続く?
カタリナがカタリナであるだけで
私はカタリナがカタリナであるだけで幸せです。 劇場版もちゃんとカタリナしてましたのでこれで十分満足しました。 エンディングの曲すごく良かったな~ エンドクレジット後にも映像がありますので見逃さないようにしましょう。
よかったのでは。
この作品は主人公の魅力もあるがイケメン沢山という萌え要素も多分にあって、そうゆう意味ではよかったのではと思う。 決定的な萌え場面があったのは良かったが欲を言えば各キャラの萌え場面が欲しかった。 ただそれは話がおかしくなるから無理でしょう。 安定のフラグ解除のストーリーで伏線もちゃんと分かりちゃんと回収。泣きの場面もあった。 変に通常から離脱しこわい話になるより良いと思った。 イケメン多めで平和というのがこの作品の良いところだと思うので。
悪くはない
悪くはないが良くもない。 そもそもこの作品は原作からしてTV1期までが面白い。2期は原作の量が足りてないのにどうするのだろうと思っていたら案の定無駄に間延びさせてテンポの悪い駄作に成り下がった。SSの話やオリジナル部分を作れば良いのにと思ったところで劇場版は完全オリジナルという事で少し期待していたのだが・・・う~ん? 作画は言うことがない、話もまあ悪いわけではない、だがはめフラではない。既存のキャラはまるで活躍せず、かといって新キャラがよく動くという訳でもない。もうカタリナとアーキルだけで良くない?と言いたくなる。なんだかダラダラ説明が続いた感じではめフラ独特のコメディ感はまったく無く、ゆるキャン劇場版を観た後と同じようなこれじゃない感、言い表しようのない虚無感だけが残り作品の印象がカタリナの悪役顔が良かった位しかない。 星は作画と内田真礼嬢の分だけ。
はめふらを観に来たと思ったら、もののけ姫でナウシカだった・・・!
今作もカタリナがグイグイ行く展開で楽しいです。 また皆の姿と声が聞けて嬉しいですね。 要所要所でのカタリナの表情の作画が気合入ってました。 止まらないソフィア、悪役令嬢メアリ、宴会での髪型かわいいマリア じゃじゃ馬カタリナを結局許しちゃうアン、 相変わらずいいタイミングで現れるママとカタリナ溺愛パパ、 姉さんに振り回されるもやっぱりツッコミ役になるキース、 頼りになる相棒ニコル、王子様は譲らないジオルド、ちょろいアラン、 出てくると安心するソラ・ラファエル、 魔性のクミ子、カタリナの猛アタックを受けるアーキル・・・etc はめふらは本当に面白いキャラが揃ってるなと再確認できました! 2023/12/9 TOHOシネマズ日比谷
ファンですがきつかった
カタリナが元気に動いてれば最高!って人にしかおすすめできません。
元から多いキャラに加えてゲストキャラも多い上、主軸+親友以外キャラ立ても中途半端で、キャラクターのファンは満足度低いと思います。
特にソラとイアンの扱いがあまりにもったいない。ちょっとの出番で際立つみたいなことは一切なかった。出ただけ。
作中の別ゲーのストーリー紹介のされ方があまりにも唐突で単純な話のはずなのに分かりづらい所が多かったです。
突然「なんてひどい…!」って泣かれてから説明されてもこっちは置いてけぼりだし、終始行き当たりばったりな進行→実はこうでした!って展開を見せられる。こういう展開は意外性やドラマチックさに心躍らせるものだと思うのだが、後付けの説明でしかないのでネタは面白いのに展開や演出が満足できませんでした。
アクションは中途半端にサーカスのようなことをするなら冒頭のシーンで同じような種目をカタリナが見て「いつかやってみたーい」みたいなセリフを挟むとかしないとやってる意味が感じられない。そのあと馬車がすごい勢いで転倒するから、さっきまでのギャグアクションを見せられるとまあ大丈夫だろう、と白けた気持ちになる。
そのあとゲストキャラが神獣にボコられるシーンは手抜き過ぎていきなりやられている。
というかそもそも何で「湖まで行けば…!」なのか説明がない。そこに現れる白馬の王子様。そこのカッコよさにだけ★をつけた。その後の魔法のシーンも適当なエフェクトで映画らしい演出はなくただ手をかざしているだけ。
ゲストキャラの一番の見せ場もあれでいいのか?せっかくゲストキャラ同士の家族がテーマのいい思い出なのに一番踏ん張らないといけない時に回想されると今それ差し込むの!?とやっつけ感があってもっとそこを前段階でやって、それでも自分の役割があって大事な家族のために一人で神獣に立ち向かうという絶望的な状況に踏みだす勇気を演出してほしかった。
というかカタリナの家族+仲間たちとの対比で自分にも大切な家族がいる、恵まれていて本当にいつも感謝している、だからアーキルの家族も大切にして、家族のために自分も大事にしてみたいなテーマなんじゃないのか?そういうテーマのフリとしての自己犠牲と家族との回想がやっつけで泣けるか。その後ナウシカオマージュされてもつまんなすぎてナウシカに謝れと言いたくなる。
オチの神獣とのやりとりもただの説明。ストーリーが本当に恐ろしく見ごたえがない。
自分はアニメ1期が本当に大好きでした。2期のアニメはずっと面白くなかったですが、さすがにオリジナルストーリーで映画になるならきっと色んな人のアイディアが活かされて面白いものになるだろうと楽しみにしていました。原作も物語というより説明って感じなので原作者オリジナルストーリーということで警戒はしてたんですがもっとこうした方がいいとか脚本演出の人が意見したりできなかったんだろうか。
そうしたら見ごたえのないストーリー、既存キャラは活かされない、ゲストキャラは5人出して2人しか目立ってない。初日の朝の上映に行ったので悲しかった。自分の中ではめふらはアニメ一期で終わりです。
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