「テクマクマヤコン」よだかの片想い Bacchusさんの映画レビュー(感想・評価)
テクマクマヤコン
先天的に顔に大きな痣を持つ女性のとアイデンティティと恋の話。
顔にアザや怪我を負った人を取材した本にルポが掲載されると共に、写真が表紙になったことでフィクション映画の題材としてのオファーがあり巻き起こるストーリー。
当事者であっても思うこと感じることは人それぞれだろうけれど、琵琶湖の件で認識する自我や偏見やコンプレックスはもっと幼い頃に通り過ぎていないのかなと。
当事者じゃない自分には分かり得ないところではあるけれど。
そして大人になった主人公は受け入れているようで、それでもやっぱり引っかかりがあって、そんな上でのズルい男とちょっと面倒くさい普通の女の子を描いたある意味普通の恋愛映画という感じで、それが良かった様に感じた。
2年でなんちゃらもあったし誰しも少なからずコンプレックスは有るわけだしね。
個人的に恋愛映画は得意じゃなくて、そういう意味ではちょっとダルく感じるところはあったけれど、パイセンと後輩はめっちゃ良い人だし、そちらとのやり取りがとても良かった。
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