レイジング・ファイアのレビュー・感想・評価
全63件中、41~60件目を表示
ドニー版「ポリスストーリー」
うわあ、身も蓋もないタイトル付けちゃった。
けど観終わった感想が正にコレだったんだよなあ。
以前から公開を待ち望んでいた作品。
お気に入り監督ベニー・チャンの最新作。
悲しい事に本作は遺作でもあるが、無事公開されたのはやはり嬉しい。
けど公開館数少な過ぎないか。「イップ・マン4」や「燃えよデブゴン」は結構沢山の劇場で架けられたと思うが、映画館が活気を取り戻した途端にこの扱いってのは、実に納得がいかない。
まあここでブツクサ云っても状況が変わりはしないだろうから、大人しく感想書きます。
本作は久々にドニーさん本人がアクション監督も兼任していて、アクションが素晴らしいのは当然なのだが、脚本が上手いなと思った。
?よくあるギャング対警察物じゃないの。と思う方も多いでしょうが、元警官がギャングになった原因が主人公に有って、主人公の揺るぎ無い正義に対する信念が凶悪な敵を作るというのが上手い切り口だし、単にキャラ紹介と思えた冒頭のお茶のシーンが伏線になっていたのは実に見事だと思う。
何より今の中国政府の検閲の元で、警官を悪者にした現代劇の脚本を創るというのは必要以上に頭を働かせねばならない事だろう。それでいて最近の中国映画に付き物のプロパガンダ臭がまるでしないのも実は凄い事だ。
ベニー・チャンは脚本も担当していて、その苦労は想像に難くない。
やはり、惜しまれる貴重な才能の人だった。
ドニー・イェンとベニー・チャンはてっきり初タッグだと思っていたが、ドニーの知名度を国内で上げたTVドラマ「精武門」で組んでたんですねえ。ウン十年振りの組み合わせだが、完璧主義者同士というのは喧嘩にならないのだろうか。
中盤の裁判シーン。己の信念と仲間を救いたい思いの中で葛藤する主人公を、ドニーは見事に演じている。まるで演技派俳優の様だったが、ソチラに行くのはもう少し後にしてもらいたい(笑)。
そしてベニー・チャン組と言っても過言ではないニコラス・ツェーは、相変わらずアクションはキレキレだわ演技は上手いわ顔に傷着けてもイケメンだわで、最早嫉妬する気も起きません。
けど脚本的には狂気が産まれるシーンが有れば尚良かったかな。
そんなこんなでアクション以外にも見所の多い本作。
公開館数は少ないが少しでも多くの人に観て貰いたい。オススメ。
おまけ
個人的ベニー・チャン監督オススメ作品5選。
「新少林寺/SHAOLIN」
傑作。いや大傑作。我が人生ベストムービーの1つ。
「コネクテッド」
ハリウッド映画「セルラー」のリメイク。
こちらの方が上かも。傑作サスペンス。
「香港国際警察/NEW POLICE STORY」
言わずと知れた2000年代のジャッキー映画の代表作。当時53歳のジャッキーが跳ぶ!
あとジャッキー歌唱の主題歌は神曲。
「インビシブル・ターゲット」
出世作「ジェネックス・コップ」のセルフリメイク的な作品。勿論全てがパワーアップ。ジャッキーJr.ジェイシーも好演。
あとウー・ジンが強過ぎ。
「ジェネックス・コップ」
この作品で初めてニコラス・ツェーを知った。香港映画界は若手俳優をしっかり育てていた事を世に知らしめた重要な作品。
ジャッキーが出落ちで出演。
大好きな映画ばかりだ。
"ご冥福をお祈りします。" なんてのは少し違う気がする。
多謝、陳 木勝 多謝!!
手に汗握るアクション大作!
全盛期のジャッキー映画!ベニー・チャン監督の遺作と聞いてビックリしました。ポリス・ストーリーを彷彿させるアクションはかっこいいの一言です。
組織のために身を粉にして働く全ての人の魂を浄化する突き抜けたヴァイオレンスに貫かれた大傑作
東九龍警察本部のボンは数々の大事件を解決した凄腕の警部だが、部下からの絶大な信頼を集めるがその頑なな正義感ゆえに上司に疎まれ出世の機会に恵まれずにいた。大企業の御曹司が起こした交通事故の揉み消しも毅然として断ったことから凶悪犯ウォン・クワンとベトナムマフィアとの麻薬取引現場を急襲する作戦への参加を妨害されたボンは何とか現場を割り出して急行するが、そこは何者かによって襲撃され覚醒剤が強奪されていた。友人のイウ警部を殺され執念を燃やすボンの捜査線上に浮かんだのは密売組織のボス、マンクワイ。ウォンの覚醒剤を強奪してマンクワイに流したのはンゴウ率いるグループ。彼らはボンの元部下で、ボンとンゴウ達の間には断ちがたい確執があった。
香港映画の底力を見せつけられるような圧倒的な作品。ボンを演じるドニー・イェンとマンクワイを演じるベン・ラムとの戦いは名作『ドラゴン危機一発’97』での死闘を彷彿させる壮絶な一騎討ちですが、それすら名刺交換程度しか見えないほど壮絶なヴァイオレンスがパンパンに詰まっています。もちろんメインディッシュはドニーとンゴウ演じるニコラス・ツェーの激突。そこに至るまでのドラマをグツグツに煮込む演出がバカみたいに分厚い。ンゴウは自身の正義感を上層部に利用されて道を踏み外し、ボンはその正義感ゆえにンゴウを救えない。凄惨な過去を時折振り返りながら対峙する市街戦からのクライマックスはあからさまにも程がある『ヒート』リスペクトに満ちていますが、盛大に通行人を巻き込んで暴走していく凶悪さはほぼ怪獣映画。壮絶な殺し合いの果てに辿り着く終幕に被さるニコラス・ツェーが歌う主題歌の訳詞を呆然と見送っていると本作が組織のために身を粉にして働く全ての人に捧げられたレクイエムにも見えました。
本作はベニー・チャン監督の遺作。『レクイエム 最後の銃弾』、『香港国際警察/ NEW POLICE STORY』、『コネクテッド』といった骨太のフィルモグラフィの最後に本作のような傑作が加わったことに感無量です。
ほとんど見所しかない作品ですが、さりげなく登場したサイモン・ヤムが物凄く痺れるセリフを添えるカットに往年の香港映画ファンは溜息をつくことでしょう、血塗れで凄惨なのに壮絶に爽快なヴァイオレンスが楔のように胸に打ち込まれて客電が点いても暫く立ち上がれませんでした。圧倒的な存在感を放った大傑作です。
ドニー・イェンさん。初鑑賞。 普通のオッサンなのに凄いアクション!
作品もほぼ全てがアクションシーン。どのシーンもハンパ無い!
後半の街中での銃撃戦からが凄い。
ナイフと警棒の戦い。
ハンマーとバールの闘い。
戦いのオンパレード!
観賞後の疲労感もハンパ無し(笑)
アクション満載で満足度高め!
だけと終わってみたら何も残らなかったです( ´∀`)
ガチ感
201本目。
昨日観れなかったから、再チャレ。
でも朝からやたらと色々待たされイライラ。
コーヒー1杯、3分待たすかぁ。
でもそんなイライラも忘れさせてくれると、どっかで言ったセリフ。
明日のオーラスに取っておけば良かった。
どちらにも感情移入できる作りだし、分かりやすい事を面白くしてくれる。
エンタメの基本なのかなと思ったし、アクションのガチ感がヤバイ。
それと当時に日本じゃ無理だなと思ったり。
銀座であんな事、出来ないよ。
アクション多めの王道ドニー・イェン
「追龍」ではアクション抑えめ、「デブゴン」ではコメディタッチで、直近のドニー・イェンは今ひとつ満足できない映画が続いていた。本作はハードボイルドな雰囲気の警察モノでアクションシーンもたっぷり。久々の王道ドニー・イェンを堪能した。敵役のニコラス・ツェーもカッコよくてイカれててハマっていたと思う。
格闘シーンがとにかくすごくて、ニコラス・ツェーとのラストのバトルは本当に見応えがあった。警察モノだから銃撃戦が多くなるのは仕方ないが、カーアクションでもかなり見せ場があったのは嬉しい誤算。おいおい!とツッコみたくなるくらいにありえないカーアクション(子どもを救うあのシーン)を見せられてちょっとニヤついてしまった。
ただし、話は今ひとつ。ニコラス・ツェー演じるンゴウたちが復讐を目的にしているのか、金儲けを目的にしているのかが曖昧だから、作戦が中途半端な感じがする。そもそも復讐するくらい恨みを持つきっかけは自業自得な部分もかなりあって、あまり同情できるものではなかった。あれでは2人が闘わなければならない切なさが薄まってしまう。
でも、ドニー・イェンのアクションを十分に楽しんだのだから文句は言えない。
こちらも完全に…
『ただ悪より救いたまえ』と並び、こちらも完全にあたおか案件。
ヤバいくらいカッコいいドニーさんとニコラス・ツェーが、銃撃戦からカンフーという名の殺し合いまでドッカンドッカンやりまくる。
特に終盤の銃撃戦からのタイマンはハンパない。CHANELのブティックを背景にした手榴弾って見たことある?そして谷垣健治演出のアイディア豊かな殺し合いへ…
来年は『ジョン・ウィック4』が控えているドニーさん、楽しみでしかない…
【香港市民に向けて】
ベニー・チャンの遺作なのだけれども、この映画には、実は、彼のメッセージが込められていると思う。
最後の決着は、カンフーで正々堂々ととか…、古き良き香港映画の良さを残しながら、でも、本当は筋立てに意味が隠されているように感じる。
この作品を観た12月29日、香港のネットメディア・立場新聞が、中国共産党に対して批判的だとして摘発され、資産数億円相当が差し押さえられ、発禁、全従業員の解雇に追い込まれた。
(以下ネタバレ)
分断されたチョンとンゴウは、民主派と親中派に分断された香港市民そのものではないのか。
香港市民の香港警察が民主派を取り締まって、香港経済界の多くは、実利のために、民主派を実は疎ましく思っている。
中国政府は高みの見物で、もし指導部がポカしたら、それをすげ替えれば良いのだから。
アクションは目を見張るし、迫力もあるけれども、内容はギリギリのストーリーのような気がする。
なんとか香港市民が融和できるような状況が訪れることを祈るが、なんか、この映画のストーリーや結末のように、事態は簡単ではないことは明らかで、民主主義国家は、声を上げ続けなくてはならないと思う。
「アクション映画ってこうだよな!」と思わせてくれる
既に他の方も書かれているが、ガンアクションあり、カーチェイスあり、格闘戦ありと、およそアクション映画で求めたいものをバンバン出してくれる、ファンをお腹いっぱいにしてくれる映画だった。
私はドニー・イェンが見たくて劇場に足を運んだが、初めて見たニコラス・ツェーの存在感にやられた。
なにかの本人のコメントで「アクションでそのキャラを表現する」という言葉を残していて、その目線で上映中もみてたら、一層キャラが際立って見えた。
アクション映画好きとして、年の瀬にこのような素晴らしい一本を届けてくれた香港映画にありがとうと言いたい☆
今ある香港の撮影技術の最高峰を全部集めた凄い作品でした!特にドニー...
今ある香港の撮影技術の最高峰を全部集めた凄い作品でした!特にドニーが手掛けた殺陣は1m1秒が計算し尽くされたモノで、それに着いていく役者に感動すること間違いなナシ!
一分の隙も無駄もない
確認したい箇所もあって再鑑賞。構成、テンポ、サウンドデザインが素晴らしくこれっぽっちの無駄もダレもない。最初から最後まで完璧に作られていることがよくわかった。ニコラスの笑い、首を傾げる仕草、良かった。間に何度も挟まれる香港の高層ビルの夜景、朝の景色、夕方の風景がとても美しい。(2022.01.02.)
ーーーーーーーーーー
デブゴンでないシュッとしたドニーとニコラス・ツェーの対決という前情報だけで楽しみにしていました。久しぶりの香港アクションですっごく嬉しかったです。心拍数は上がり脈拍は速くなり瞳孔も開いてドキドキワクワクと見ました!ガッチャーンと建物に突っ込む、上から車に飛び降りる、車にバイクが乗り上がる、ニコラスの手による合図がかっこいい!と全てに盛り上がりました。凄まじいカーチェイス、ナイフとか色々危険なもの沢山。何よりもキレッキレで超スピーディな体の動きが素晴らしい。追想シーンが入りつつもメリハリの良い進行で気持ち良かったです。香港映画で裁判シーンや警察での尋問空間(黒が効いてた)は意外でした。共に緊迫感が凄くドニーとニコラスの役者としての半端なさを感じました。ドニーは抑えつつもゆっくりと怒りが高まるプロセスがドラマに緊張感を与え、一方のニコラスは偶然のなせるわざとはいえ信頼していた上司と保身に走る組織に対する怒りが最初からマックスで持続している。常に頭も心もクールで計算しつくして怖くてかっこいい。最後は教会内で二人の闘い。すごかった・・・。美さえ感じた。
香港映画お決まりのエンドクレジットでの歌もOKでした。作曲と歌もニコラス。多才な人!着こなしも上手く自分をよくわかっている。映画では2パターン(過去と現在)のヘアスタイル、素材変えても全身黒、表情、話し方、アクション(足の長さが生きてるキック)とため息が出るほど良かったです。ベニー・チャン監督のことを知らなかったのでパンフレット読みます。これだけ質の高い香港アクション映画、これが最後、になって欲しくない。
香港デモの横で作られる香港・中国合作映画とは?
香港に自由はないが、映画製作は自由なのだろうか?
中国共産党の検閲がかかる映画とは?
世界各国が北京オリンピックを外交ボイコットする中での映画とは?
香港警察は、これほど正義を全うしているというプロパガンダとも取れなくもない。
ドニー・イェンさん素晴らしいだけでは、見れないのではないかとも言える。
映画を心の底から楽しめないのは悲しいことだ。
典型的な人殺し映画
ドニー・イェンとニコラス・ツェー(初めて観たけど、超絶かっこいい)のW主演によるポリス・アクション。
ストーリーはありがちで取り立てて語ることもない。善玉は善玉で、悪玉は悪玉だ。が、アクション・シーンについては見どころ満載で、目を瞠るものがある。宣伝にもあるとおり、ラスト15分の銃撃戦と2人の一騎打ちはすごい迫力だった。ドニー・イェンがアクション監督なのはお約束だが、『るろうに剣心』シリーズの谷垣健治さんがスタント・コーディネーターとしてクレジットされているのは誇ってよい。
……ただね、もう若くないぼくには、この手の“人殺し映画”は観ていて気分が悪くなることは書き添えておく。
王道の香港アクション映画
-----------------------------------
※ なお、下記では、台湾・香港は便宜上の独立国扱いであるものとします。
-----------------------------------
今年210本目(合計274本目)。
「キングスマン」と45分違いでみたのがこちら。
12月は全般的にアクション映画少なめだなぁ…と思い、しかもなぜか放映している映画館が(大阪市でも)少ないというなか見に行きました。結果正解だったかなという感じです。
香港アクション映画といえば古い時代から評価が高いのですが、その部分を受け継いでさらにブラッシュアップされている、という感じです。
内容に関しては、他の方も書かれていますし、アクション映画という側面がある中で「誰が真犯人でしょう?」という点もありますから(かつ、映画のフライヤーには「ラスト5秒まで目が離せない」とか書いてあった)、余り書かないほうが良いのかな…。
(今後放映される映画館が増えるのかな…)。
香港や台湾は大陸であるところの中国とは色々モメているようですが、エンターテインメントの中ではお互いに協力・切磋琢磨して頑張ってもらえれば…というところです。
評価にあたっては、下記がきになりましたが、フルスコアにしました。
--------------------------------------------
(減点0.1)この映画は香港映画という関係上、漢字が多く登場します。日本語からの推測がつかない語は字幕もでますが、そうでない部分は字幕が何もなかったりします。
「警察」「行政」はまだしも、「駐車禁止」と思われるところで、「車にバツ印がしてある交通標識」の部分、「24h/全日」とある部分は、24hが「一日中」なので「全日」というのは「1日中(駐車するな)」という意味なのだろうとは思いますが、さすがにこれはちょっと理解が難しいのでは…と思えます(まぁ、それが何であろうがストーリーには関係しない)。
ちなみにエンディングクレジットまで翻訳はないので、「出品人」なども謎です(「出演者」くらいなんでしょうか?)。
※ 「この映画を無断撮影すると刑事罰が処せられることがあります」なども全部漢字なので(ある程度類推は効くが…)。
--------------------------------------------
まぁ、リアル世界では香港と台湾は去年・今年と色々あったところはありますが、香港映画らしくこういう作品をすかっとみられるのは良かったかな…(しかもひねりもちゃんと入っている)という印象です。
アクション最高 & 大爆発!怒火、神作品!!
まず何よりアクションが120点満点、コレに尽きる!! 目を見開いて見入ってしまう超速アクションが最高すぎて語彙力失うレベル。ベニー・チャン監督遺作 × アクション監督ドニーさんだけあって、今年見たアクション映画で一番おもしろかった。香港映画の底力というか実力をこれでもかと言うくらい堪能した大満腹、大満足、元気もらった!
正義すぎる性格の主人公だけど、向こうで暴力聴取はスタンダードなのか、対象を怒涛のスピードで頭打ち付ける始末。これもまた世の中にたくさんあるグレーゾーンの一例か。と、それは本作の歯切れの良さの一端で、尺長めだけど全体的にテンポよく見やすい。一方で、髪型もあって少し福山雅治にも似ているニコラス・ツェー演じる、かつての相棒(?仲間・同僚)ンゴウの怒れる"人誅"と、回想明けの顔の両面見せる演出などに表れた二面性。まさしく二人はコインの裏と表、表裏一体的関係性。マスクを取るシーンやわざと警察に拘束されて大切な人を罠にはめるなどジョーカーからの、白昼堂々の市街地銃撃戦。もはや『ダークナイト』と『ヒート』に、トイレのシーンは『ファイトクラブ』タイラー・ダーデンっぽい。
度肝抜かれる勢いで刮目した…!単身乗り込んで防弾チョッキを腕に巻くのも、何より車やバイク総出で怒涛のクロスカッティングからの集結チェイス(?)シーンも、ナイフ二刀流に対抗して警棒出すのも正解すぎる。教会は『男たちの挽歌・最終章/狼』思い出した。これぞクリスマス最高の年末になったし、縁起良さそうなので年始一発目に見るのもピッタリそう!
【ややネタバレ】続けて・・「ただ悪より救いたまえ」観たから、内容忘れちゃった。なんだっけ??
「ただ悪より救いたまえ」のレビューに同じ
続けて観たから、この作品の内容ほとんど忘れちゃった。
今、事前リーフレット、と有料パンフ見ているところ・・
(有料パンフ買わないと気が済まない困った性格)
なんだか香港・中国映画のこちらの方が
銃撃戦の弾丸だか火花だか・・明らかに気前がよく、派手目。
イヤイヤ銃弾も高いから大切に使おうよ・・片方税金だし・・・
というのが率直な感想。
警察と「良かれ・・と思い上司に従ったのに」獄中にぶち込まれた元警察。
この対比は良い。復讐の気持ちもわかる。
ただ若干、復讐の根拠動機づけとなる法廷?だかの証言が、恨みを買うには弱い
裏返しで、減給や停職の処分ならともかく、有罪となる根拠に乏しい・・・
「故意」というより「過剰防衛」に近いから・・・いや「捜査の必要性」かな?
弾丸が飛び交い、切れ間なく続く
お約束のカーチェイス、そして最後は定番の一対一の肉弾戦。
前述の如くハリウッドを意識してか、アクションは気前が良い。
普通の香港ポリスアクション。コレ一本だけにしとけば良かった。
ネット予約も不便な面はあるねぇ、席予約だから取り消し効かない・・
かと言って貧乏性の私は「買った以上観ないと気が済まない」性分・・・
まあテンポ良いアクションで快作です。銀行の会長が最後ヤられた【ネタバレか❗️】
のは溜飲が下がった、いいキミ。
でも正直なところ、続けて類似作観たせいで、時間的に前に見た本作、良く内容が思い出せない・・
オッサンジジイの私には日曜午前、同じ雰囲気の映画2本連続はキツかった。
やっぱり連続で見るって組み合わせ重要。
「となりのトトロ」と「火垂るの墓」が色々「逆の順番だったら・・・」とか言われた
けれども異色の組み合わせで、意外と「しっくりくる」相性が良かった2本立てと好対照。
でも、令和の今、「2本立て」セット上映って、もはや都市伝説レベルだよねぇ・・・
蛇足ですすいません。結構この作品は佳作ですよ。多分ですけど。
ド派手にかましてくれる
派手にかましてくれたね。ラスト近くの銃撃戦なんか、当たらない方がおかしいくらいに銃弾が飛び交ってる。『タイラー・レイク -命の奪還-』の銃撃戦に匹敵するくらいの迫力があった。バイクをウイリーさせながら車のサイドウィンドウに突っ込んだりするなどカーアクションも見応えがある。
心情的には、ンゴウに寄ってしまう。副総監の強硬な命令があった上に、はずみで殺してしまったのは犯罪者だし。裁判でチョンさえ黙っていれば丸く収まって、一件落着だったのに。復讐に燃えるのもしょうがない。
そんないきさつを忘れてしまうくらいダブル主演の暴れっぷりがいい。『燃えよデブゴン/TOKYO MISSION』のしょっぱい出来とはえらい違い。弾が切れれば、お約束の肉弾戦が待っている。
頭を空っぽにして楽しめる作品ってやっぱりいいよね。
(原題) 怒火・重案 Raging Fire
凄まじい熱量で、めちゃくちゃ良かったです!
「これが見たい」を全部見せてくれた感じ。
ドニー好き&アクション映画好きへの最高のクリスマスプレゼントになりました。
全63件中、41~60件目を表示