「最高の香港アクションそして現実」レイジング・ファイア またぞうさんの映画レビュー(感想・評価)
最高の香港アクションそして現実
"香港デモ、警察が実弾や放水砲を使用 デモ参加者との衝突激化で - BBCニュース" https://www.bbc.com/japanese/49469644.amp
映画の舞台は19年秋。
現実の19年秋の香港警察の状況は上記のリンクを参考までに。
さて、ジャッキー時代から活躍するベニー・チャン遺作と聞き劇場で見る気になった本作、なんと享年58とは、あまりに若い。合掌。
作品については大満足。
ドニー・イェンとニコラス・ツェーの魅力満載、美しい香港、尖沙咀での銃撃戦、教会の肉弾戦。香港にも6年半住んでいたので本土の普通話と違う英語交じりの広東語も楽しめた。
警察官があのような事態で有罪になるのか、また復讐ならもっとダイレクトにできるのに、など考えると疑問も湧くが、舞台づくりと割り切ろう。
監督追悼としてクレジットにメイキング映像が流れる。尖沙咀のシーンも背景は合成だったようで、最近は本当に判らないなあと改めて。
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