THE GUILTY ギルティのレビュー・感想・評価
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J・ギレンホールの演技が素晴らしかった。
『THE GUILTY ギルティ』鑑賞。
*主演*
ジェイク・ギレンホール
*感想*
デンマーク版のギルティは映画館で観た事があり、内容はほぼ変わってませんが、ジェイク・ギレンホールの演技力が素晴らしかった。登場人物は、オペレーターと電話の相手だけ。
オペレーターと電話相手の緊迫した会話だけなのに、「事件の映像」が自然に浮かび上がってくるので、なかなか面白かった!
主人公・ジョーが通報相手にぶちギレる所は、デンマーク版でもあったので個人的にはツボってしまったw
総じて、リメイク版のギルティもなかなか面白かったです!
改悪???
オリジナル版を観終わった後、リメイク版がある事を知りました
舞台がデンマークからアメリカに
天候は土砂降りから山火事からの煙に
好きな食べ物がポークソーセージからチェリー…って、まあこれはいいか笑
最初の違和感は白いバンを止めた際の映像が出てきたこと
オリジナル版の優れた点は、純粋に音のみで進行していた点に尽きます
バンを止めた映像なんて挟まなくても十分雰囲気は伝わってきたのです
そして最も大きな変更点は弟の生死と最後の電話の宛先が分かった点
弟が生きていることが分かり、最後の電話は新聞記者にでした
オリジナル鑑賞時に考えさせられた主人公は誰に電話を掛けたのか…奥さんに最後の言葉を伝えたんだろな…なんて想像していた事が、いとも簡単にネタバレしました
スッキリ?いや考えさせられる結末がより作品に深みを持たせる事もあります
代表的な例はセブンです
このエンディングは陳腐な蛇足に感じました
結論から言えば改悪と感じます
またリメイク版を観たことで、オリジナル版の秀逸さを実感させていただきました
オリジナル版に比べ密室性や主人公の孤独癖が希薄
オリジナルのデンマーク版が面白かったので、ギレンホール主演のこのリメイクも見てみた。こちらも面白いことは面白かったが、同じ設定とストーリーなのに米国とデンマークではスタイルが大きく違うという印象だ。
オリジナルは緊急通報室の中という密室性や、主人公の孤独癖という特徴が濃厚で、だからこそ主役のヤコブ・セーダーグレンの不器用なキャラクターがその男性的な声とともに魅力を発揮していた。
米国版の同じく一つの部屋が舞台なのだが、室内の警官たちとのやり取りが賑やかだし、やたら多い私用電話が彼の境遇を説明過剰なほどに浮き上がらせてしまうので、何だか密室性があまり感じられず、この作品の最大の特徴が削がれている感じがする。だから主人公のキャラクターも浮かび上がってこない。
ストーリー、会話がよく練られている点は共通なので、ともに緊迫感は伝わってくるが、オリジナルが地味な主人公の地味な告白でさわやかさを感じさせるのに対し、米国版はやはり派手なギレンホールのにぎやかな告白で終わる。
好みの問題だが、小生はオリジナルに軍配を挙げたい。
40点
映画評価:40点
元々の方は観てないですが、
ほとんど室内からお送りしてるので
制作費をかけずに面白い作品を作るという点で
ナイスアイディアだなと思いました。
ただリメイクにすると、
B級感が仇となって
薄暗い印象を受けました。
内容自体は面白いし、
どうなるんだ?という
ドキドキ感もあります。
…
…
でもですよ、
主人公を筆頭に
全く共感出来ないんですよね。
仕事仲間は仕事仲間だし、
被害者や加害者、通話者が
ほとんど異常な精神状態で
全体的に会話になってない。
最後、主人公がギルティしますが
そこは良かったです。
タイトル通りの作品でした。
【2023.6.9観賞】
スカッとしません!
個人的には面白かったです。
ただ、映像美や派手さはないので映画館で見る必要はないかなと思います。
よく出来たストーリー、コスパのいい構成で、登場人物達はどうなるんだろうと想像して惹き込まれます。
ただ、同じ映画を2回見る事はないと思います。
デンマーク映画のリメイク
元のデンマーク映画をアントワーン・フークア監督、ジェイク・ジレンホール主演でリメイクした本作。
ストーリーやセリフは、ほぼデンマーク版のままで目新しさはない。
ただ元が良く出来ているサスペンスなので初見の人は楽しめると思う。
細かいセリフが終盤に活きてくる展開が秀逸。
想像力が試される
友人も元上司も奥さんも被害者も加害者もほぼほぼ電話の向こうで姿を見せない。ひえ〜!電話の向こうの少しの物音で状況がわかるので、音響には気を使った方がいいかも。ジェイク・ギレンホールの発狂演技がやべ〜ストレスフル!ハラハラしてて良い!テンポ感も良かった。ラスト、蛇のせいにはしたくないよなあ〜〜!というタイトル回収さすがです。大丈夫よジョー、善人なおもて往生を遂ぐ、況んや悪人をやってやつよ。
The mood of the film is very diff...
The mood of the film is very different from the 2018 Gustav Moller film. The ending is likely to please those who watched the film hoping that every one of the main characters in the film was a victim and that they would all be saved. The dialogue and direction are more expository than in Gustav's films, as if he does not trust the viewer's imagination. Personally, I prefer 2018 to this film.
とある事情により現場を離れて、911の緊急司令員として勤務すること...
とある事情により現場を離れて、911の緊急司令員として勤務することになった刑事であるジェイク・ギレンホール演じるジョーは他者のために上司に暴言を吐くほどの熱い人間であり当然のように事件の解決に全力を注ぐ。
映画の最後では「警察官に有罪判決が下ればこれで4度目」というセンセーショナルなニュースナレーションが入るのだが、
ここで思うのは、この映画のメッセージに「警察の汚職」があり「とある事情」というのはおそらく昨今問題になっている黒人差別問題と考えるととても感慨深い作品となる。
その背景が「フロイド殺害事件」のような白人警官が黒人を殺してしまうケースであるならば、そのメッセージの肝は
「ジョーは、顔の見えない音声越しの家族、その子供たちが黒人でも助けたか?」という問題提起になっているのだと思えた。
そして、ジョー自身がその問対し、行動と思想に矛盾を感じ、事件の自白を思い立ったのだと考えればジョーの思考的な流れも理解でき素晴らしい作品だと感じた。
まさかの展開
まるで「フォーン・ブース」のよう。映し出されるのは911で通報を受ける主人公の顔のアップばかり。それでも場面転換がほとんどない中で、ここまでスリリングになるとは。見せ方が実にうまい。助けを求めて911に電話をかけてくる人物に対する思い込みの怖さを思い知らされる。
2022年 19本目
オリジナルは未視聴。
題名のギルティの意味が終盤にわかりが納得。映画館で観たかったと思いました。
電話だけのやり取りで緊迫感をだせる演技はやはり
ジェイクは素晴らしいし、どんなジャンルもこなせる役者さんだなと思いました。
時間も90分ほどで観やすいです
続けてアントワンの作品を観ましたがこっちはオススメです
ジェイク・ギレンホールにはまる作品
昨日デンマークのオリジナルを観たので今日はリメイク版
ストーリーはほぼ同じなので感想もそんなに変わらずです
主演がジェイク・ギレンホールという事で、その演技力がこの主人公役にピッタリだったと思います
オリジナル版を限りなくリスペクトしながらも印象的なドラマをチョイ足ししてエモーショナルに仕上げた野心作
“真理は汝を自由にする“というヨハネによる福音書からの引用が最後にガツンと効いてくる見事な脚本。徹頭徹尾罪を見つめる物語ですが、蛇の存在がタイトル通りの罪の象徴ではないところも福音書から引いてきていることに気付かされてハッとしました。とことん音声でドラマを転がすことに特化したデンマークのオリジナル版に対して映像で補完する描写がある分解りやすいのが若干物足りないですが、その分人間ドラマが微妙に分厚くなっています。イーサン・ホーク、ポール・ダノ、ピーター・サースガードといったエンドロールを見るまで判らない絶妙な配役も素晴らしく、アクション要素が微塵もないドラマでもスリリングな演出を披露してみせたアントワン・フークワの実力に唸りました。本作だけ鑑賞しても全然面白いですがオリジナル版との比較も一興です。ジェイク・ギレンホール主演なので、『スパイダーマン ノー・ウェイ・ホーム』を観た後だとミステリオの贖罪の物語にも見えてしまいます。
リメイクの良さが出てる。
デンマークのオリジナルは約3年前に見たので、詳細はちょっと記憶が怪しけど。
オリジナルは、小さいオペレーション室で淡々と電話を受ける「静か」な感じが。
今作は、広いオペレーション室&目の前に大画面で事件の様子を移す「忙しい」。
加えて今作はジェイクお得意の「激しい表情の変化」が。
見ている方もハラハラ感が増します。
内容もこちら側の「思い込み」をバッサリ切り去る展開に唖然。
90分ちょっとだけど、濃縮されたサスペンス。
耳から聞こえる、受話器の向こう側の情景。
想像力をフル活動なのが面白い。
どちらも甲乙つけ難いけど。
感情の表現豊かな、今作の方に軍配かな。
⭐️今日のマーカーワード⭐️
「失意の人は同類の人を救う」
極限まで情報量を削ぎ落とし、想像力を掻き立てられる
演出 ★★★☆☆
音楽 ★☆☆☆☆
ストーリー ★★☆☆☆
90分間終始飽きずに鑑賞できた。
ジェイク・ギレンホールのお芝居は気持ちいいモノではなかったけど、良かったと思います。役者以外のカットはほとんどないので、飽きずにみせれたのは演技力とストーリーの良さだと思います。怒声は、観ててかなり辛い…苦手ではありました。
1度目の鑑賞で充分お腹いっぱい、2度目はなし。
《追記》デンマーク版を視聴
アメリカ版は鑑賞者によく伝わる構造になっていて、演出が全体的に説明的だと思う。デンマーク版よりも表現や起承転結がチープで、それがまたアメリカらしい。
演技力でここまで。
よく見ると終始ギレンホールがピンで演技している。
電話の先の出来事が映像化されていないのが後から気付かされるくらい、見る人の頭の中で物語が進んでいくよう。
斬新な手法。すごいと思った。
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