「金の掛かった同人作品?」機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島 背中にエンジンさんの映画レビュー(感想・評価)
金の掛かった同人作品?
ノリが同人作品。
山羊の逃亡とか、スレッガーとセイラの会話をわざと下ネタに取られる言い方にしたり・・・・・アムロが行方不明時、次の任地に向かう命令を無視する為の三文芝居とか全体的に同人。
それでも、基本設定がしっかりしてくれていれば良かったんだけど・・・・元が四人だった島の子供が20人に・・・・。確かオリジナルでも有った、戦場で親が死んで泣いている子供を見て脱走を決意するシーンも入れられてたけど、あの状況で20人も連れて行く余裕。しかも、何かの集団だったら兎も角、そうでも無い様子。
孤島なのに、パンとかも食卓に並んで・・・・・まぁ、冷凍生地を焼くだけとか有るだろうけど、バッテリー壊れて冷蔵庫も使えないって言ってたし・・・・。
アムロがバッテリー直すのは良いけど、子供たちは兎も角、アムロなら灯台の灯りを付けたらどうなるか分かるだろうに。
戦闘もザクにやられるガンキャノン二機、ドアンのザク一機に対して、敵はザク三機なのに、チャンバラの様に順番に戦う・・・・・。挙げ句、スレッガーのジムは着地に失敗して頭部が飛んじゃうとか・・・。
エンドロールでシャアが出てて「出た?」と思ったら、回想の数秒の台詞だけ。
最後、ドアンと子供達をどうするのかなぁと思ったら、島に置いたままなのかぁ。まぁ、ホワイトベースは次の任地に行くから載せられないけど、「漂流者がいる事は連絡したから、しばらくしたら迎えが来る」くらいの台詞をブライトに言わせて良いんじゃない。もしくはそれを提案したけど、ドアンと子供たちが拒否したとかね。あの島で20人が生きていく食料無いし、当然医療も無いし。良い感じのイラスト付きでエンドロール流してたけど、見殺しやん。