劇場公開日 2022年6月3日

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「ファーストリアル世代への映像特典」機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島 おじさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0ファーストリアル世代への映像特典

2022年10月9日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

TV版「ククルス・ドアンの島」を観た人なら、
観る前からどう映画化されたか大体想像が付く。
そして大体、思ったとうりの作品だった。

内容的には少々古臭く幼稚。可もなく不可もなく。そして長過ぎる。
そしてキャラ達の性格も富野的ではなく、安彦的になっている。
同一人物であって、同一人物ではない感じ。

あと、どうしても納得いかないのは、アムロがドアンに負けた事。
時系列的にスレッガーが居るという事は、ジャブローの後な筈なので、
その時にはもうアムロは、ニュータイプとして覚醒しており、
あのシャアですら、歯が立たぬ程の無敵状態な筈なのに、
全く何も出来ずに、圧倒的に負けるなんてありえなくない?!

作画も良くも悪くもオリジナル当時より絵崩れをしており、
全体的に丸帯びた顔だったのに、皆、細くスラっとしてしまっている。
その点は安彦良和先生も、何時ぞや雑誌のインタビューで認めている。

見所といえば、ディティール、クオリティが良くなったくらいで、
過度な期待はせず、ファーストリアル世代への
映像特典くらいな気持ちで観た方が無難です。

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おじ