「泥臭いガンダム」機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島 はっちーさんの映画レビュー(感想・評価)
泥臭いガンダム
クリックして本文を読む
戦士アムロはまだ目覚めを迎えておらず、元々は巻き込まれてしまった少年であったことを思い出させてくれました。
後のシリーズのように主義主張をぶつけ合いながらスタイリッシュに戦う映像を見たい方はやめておいた方がいいです。
TVシリーズの懐かしい劇伴を聴くだけでいろんな思いが込み上げてきました。
子供たちがドアンに明日の約束をするところ、並んで走り寄るところはTVシリーズのオープニングへのオマージュですね。
ちゃんとザクがルッグンにぶら下がっていたので一瞬笑いかけたはずなのになぜかじわっときました。
全体に、昭和のアニメを思わせる泥臭いシーンの割合が多いのは事実で、そこを不満に思う方々の気持ちも分かります。
でも、ファーストのこの時点ってこんな感じでしたから。
あと、原作15話はツッコミどころがいっぱいの迷エピソードで、決して持ち上げちゃいけないもんだと個人的に思ってます。
元々、各キャラの行動やセリフは行き当たりばったりだからツッコミどころがたくさん。今回の翻案をきっかけに後付けの解釈をねじ込む人の多さには驚きました。
最大の違和感、それはホワイトベースクルーがこの時点でひとつにまとまりすぎなことですね。この環境だと居心地よすぎてアムロは覚醒できるのかと不安になります。
短くまとめる能力なくてすみません。
コメントする