「わたしたちはおとなだからこの映画を全く支持しない」わたし達はおとな カールⅢ世さんの映画レビュー(感想・評価)
わたしたちはおとなだからこの映画を全く支持しない
1.木竜麻生を観に行った。何か?
2.画面が小さい。暗い。折角、木竜麻生の細かな表情を観に来ているのに、これじゃ、ラジオドラマでもいいよ。でも、夜中にトラックやタクシーがイライラして、交通事故が多発しても私は知らん。
3.眠くなって寝てしまいたいのに、腹が立って眠れない。
4.その理由はこれは恋愛以前の問題で、あり得ん設定(妊娠週数)と相手をただ苛立たせる空虚なセリフにリアリティーがないから。それと、時系列をイジり過ぎて、堕胎できる週数なのかを含めて、わけがわからないから。
5.エンディングも尻切れトンボなのに、名作気取りでタイトルをエンドロールの最後に持ってくる厚かましさ。
6.木竜麻生の忍耐強さはよくわかりました。次作に期待。
7.藤原季節の役は口ばかり達者なただのヒモ。しかも、DVすれすれ。演劇をめぐる関係なのにひとつも舞台シーンがない。それでいて安っぽい昭和の香りがプンプン。
8.やっぱり、山崎紘菜だったか。背が高くて素敵。キレる演技がすごく良かった。主役を食った。藤原季節の役の男もそれでいい加減な二股男とやっと分かる始末。
9.飲み会でついてきた男を家に上げて、立ちバックさせて、中だしがどうとかいってんな。アホか。木竜麻生は絶対そんなアホじゃないから、ミスキャスト。
10.木竜麻生のお父さん役が娘のために払っている家賃は相当なものだというのはオシャレな造りからよくわかりました。
11.母親が死んだことも言えない相手と将来を見据えた関係になれるわけがないよね。もうやめて~
12.若い女性でほぼ満席でした。たぶん、出来ちゃったときの対処の仕方に興味があったり、相手がわからない妊娠に対する主人公たちのやり取りに興味があって観賞に来られたと思いましたが、何の解決にもならず、肩透かしを食った方が大部分だったと思いましたね。ざんね~ん。