ドント・ルック・アップのレビュー・感想・評価
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凄い手腕とアプローチ
おそらくと言うか確実にトランプ政権下を揶揄してるの
だけど、
それを追突して来る隕石に例えた手腕に脱帽。
温暖化とか言われても目に見えないからイマイチ分からない
部分を見える物、どんどん迫って来る物に例える
誰でも思いつきそうでやってなかった閃きに
単純に感動しました。
最初馬鹿な奴らだなぁと笑ってる見てたけど、
どんどん笑えなくなって来て最後はやっぱりとても怖い。
今から何かしないとまずいんじゃないのか?
と本気で思えるからスゴい。
ゴシップに大事なニュースは掻き消され、
環境問題は政治に利用され、
金持ちたちはさらに金儲けに走り、
陰謀論に踊らされ、SNSで噂が飛び交う、
俯瞰で見てたらこんなに自分たちは可笑しな世界に
生きてるのか!と思えました。
アリアナグランデが良い味出してました。
コミカルに露呈する現代人の倫理観
ディテールの心地よさ
社会風刺コメディー
Netflixオリジナル歴代1位だな
いやはや、すごい映画。
めちゃくちゃ面白かった
Do you pray? or fuck? at Doomsday.
田舎の天文学者が新しい彗星を発見。
古典的な手法でホワイトボードで手計算すると地球に衝突することがわかり、ディカプリオ博士が青くなって、今夜はお開き宣言。大統領に直訴することにするが・・・選挙のことしか頭にない女性大統領。
キャスティングがとにかく豪華で、演技巧者ぞろい。ロブ・モーガンだけがずっと苦虫噛み潰したように真面目なのがかえってオモシロイ。なんか、北村有起哉みたいだなぁなんて思って観ていました。NETFLIXはこういう脇役をちゃんと確保しているので、まずまずハズレなしです。
ドタバタもある群像劇で会話多めのブラックコメディ。でも、ちょっと長かった。眠くなった。
彗星の軌道を核搭載有人スペースシャトル(特攻)で変えようとする。彗星にはレアアースが豊富であることがわかり、中国が独り占めしている状況のレアアースも喉から手が出るほど欲しい米国は巨大企業BASHが落下前に削岩機付の巨大なドローンで巨大彗星を爆破しようとする。これからはヒトのイノチよりやっぱりレアアースが一番大事なんですね。このクダりはマジで笑えませんわ。
何をやってもキリストにお祈りすれば、赦してもらえるっていうのがそもそも甘いんじゃないの?
あと、なにかっていうと、Fuckに走ってしまうのもねぇ。
しょうもないね~
本作品は昔の【芸能人新春かくし芸大会】でのお芝居みたいなノリなんじゃないですかねぇ。映画館ではなくて、お茶の間で他人に気を遣わずに笑ってみるレベルではないでしょうか。
わざわざ映画館に来て、たいしておもしろくないセリフにいちいち反応してゲラゲラ笑われると冷めますわ。
at ヒューマントラスト有楽町.
こんなに豪華だったとは!
地球には逃げる場所はないのか
自分はパニック映画など、危機を訴える題材を映画を見ると、自分ならどうするかな、などと考えるのが好きなのだが、この映画を見ると人類はアホだし希望はなくてどこにも逃げ場がないな、と思わされる。
ブラックコメディなのだが、信憑性があるのか辛い。ゴジラが東京に上陸したら恐らくシン・ゴジラではなく、こんな感じになるんだろうなと思ってしまった。
よくある設定だが、新しい。
リアルアルマゲドンの結末
「隕石衝突による地球滅亡の危機」SFパニック映画によくあるプロットが現実になったとき、人々はどんな行動をするのか。
リアルな世界には、宇宙の脅威に立ち向かうスーパーヒーローはいないし、クレバーで勇敢な選抜部隊による隕石破壊作戦もないし、一致団結して世界を救うべく導くリーダーもいない。
そんな残念な現実を、リアリティラインを保ちながら皮肉とブラックユーモアたっぷりに描き切った凄い作品でした。
これまで人類が経験したことのないレベルの大災害が起こることが確定しているのに、自分のことしか考えず、信じたいものだけを信じ、思考を止めてしまう。地球滅亡の危機を政治の武器に使い、エンタメ化させ、立ち向かうことをしない。
本作で描かれた大衆心理は誇張はされているけれど、思い当たる節があり情けなくもあり。
面白いのはもちろん、色々考えさせられる作品。痛快であり痛烈であり、最後の最後まで展開が転がり続ける脚本も素晴らしく、時間を感じさせません。情報量たっぷりに詰め込む気合いも凄い。
そして豪華キャスト陣は皆さすがで、愚かだったり苛立ったり不器用だったり、とにかく最高でした。
面白くて笑えるしコメディタッチなのに、どこか寒気がしてくる作品。劇場で観て良かったです!
全く笑えないコメディホラー
めちゃくちゃ面白い
途中で観るのがつらくなった
マッケイ監督らしい現代社会(特にアメリカ)へのメスの入れ方がさらに...
地球壊滅を丸々コメディにした英断に感心。ここで言うコメディとはおふざけという意味ではなく、真実を直視しようとしない人間の愚かさを思い切り御猪口っているから。
①ケイトが「そんな部署、ホントにあるの?」と言ったら「『The Planetary Defenece Coordination Office is a real place. 』(実在します。)」と画面に表示された時に、この映画は面白くなる、と直感した。②当代の映画界を代表する大女優のメリル・ストリーブとケイト・ブランケットとがお馬鹿な役を嬉々として大真面目に好演。メリル・ストリープをちょっと見直した。③メリル・ストリープと、第2のメリル・ストリープと呼ばれていたジェニファー・ローレンスとの共演が面白い楽屋落ち。私はジェニファーの方が好きですけど。④ジェニファー・ローレンスは相変わらず上手い。彼女のコメディアンヌとしての特徴は本人が真剣であればあるほど周囲とズレが生じてくるところだと思うのだが、地球壊滅の危機を深刻に受け止めて必死になっているのに周りが真剣に受け止めてくれないことにキレてしまいビョーキ扱いされるケイトにはピッタリだ。これが、同じく達者なコメディアンヌだけれどもエマ・ストーンが演じたら随分映画の印象は変わった筈。⑤こういう映画は少しでも演出が弛んだり脚本におかしなところがあれば直ぐに馬鹿馬鹿しくなってしまうリスクがある。その点、本作は演出もテンポが良いし脚本にも大きなミスもない。然し、それ以上に映画を見続けたいと思わせるのがレオナルド・ディカプリオの大好演。うだつの上がらなかった大学教授が何故かマスコミ受けし、アメリカで一番セクシーな科学者等と浮かれ上がった挙げ句、浮気までしてしまう。最初はケイトと同じく人々に真実を伝えようと必死になっていたのにいつの間にか迷走していまう男を深刻に演じている筈なのに何故か可笑しい。そう、コメディを成功させるには本人は真剣だけれども周りから見れば可笑しい、という高度な演技が必要なのだ。二人の大きな子供を持つというオッサンを演じるようになっちゃったんだなァ、デビュー時から見ているこちらとしては感慨ひとしおだが、『Once Upon a Time in Holywood』といい本当に良い役者になったものだと思う。⑥ステーヴン・ジョブスや新SNS機器開発者を御猪口ったような唯我独尊の天才オタクを演じるマーク・ライアンスの、映画のテンポと微妙にずれているような口跡も何故か可笑しい。
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