「恐怖を笑い話にして誤魔化した末路」ドント・ルック・アップ 2Gさんの映画レビュー(感想・評価)
恐怖を笑い話にして誤魔化した末路
あまりにも大きな恐怖や不安を目の前にすると、兎角、人は笑い話にして誤魔化すことが多い。
きっと責任が重い人であるほど、笑いで誤魔化して乗り切り、そのうちそれが自分の実力だと錯覚してしまうのかもしれない。
映画作品として第三者の視点で鑑賞しているから、伝わらない場面ごとにイライラしたり歯がゆく思う。
そして「本当はそんなことないのでは?」「すべてが間違いでは?」と、映画のモブキャラのように考えていた。
近年、自然災害が多く戦争が起きている現実の中で、他人事では捉えられない作品でした。
笑える時にきちんと笑える観客と一緒だと楽しめる作品でした。
色々と考えてさせられましたが、楽しかったです。
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