「メランコリアに次ぐ名作」ドント・ルック・アップ カメさんの映画レビュー(感想・評価)
メランコリアに次ぐ名作
個人評価:4.2
今回は地球滅亡という普遍的エンタテイメントの枠組みを使い、強烈にアメリカ政治を批判する。その業の鮮やかたるや。素晴らしく気持ちいい脚本。演出や編集もアダム・マッケイらしく、ウィットにとんでセンス抜群。マーク・ライランスの使い方などお見事で、政治色をうまくエンタテイメントで抑えこみ、アメリカ政治や群衆の本質を描いている。
ラース・フォン・トリアーのメランコリアに次ぐ、世紀末映画の傑作。
コメントする