ちょっと思い出しただけのレビュー・感想・評価
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今は、過去の先に滲む前向きな夜明から
ジャームッシュへの敬愛と、閉塞感漂う社会の空気も閉じ込めて。心理描写に合わせながら変化させた時系列を物語として紡ぐ。好きなテイストの構成であり、監督のセンスも光る。暮らしの中の対話、姿勢。小さな一つ一つの瞬間が、明日への心の糧となっていく。この作品は、そうした日常の普遍をスクリーンの中で切取り示す事で、私達にそっと“ちっぽけではない”存在なのだと教えてくれていたのだ。都市の中で、二人の様な関係性が今日も生まれ、そして終わっていく…星の煌めきの如く、それは美しいいとなみなのだ。
7.26 0:07……恋愛とコロナ禍と月命日……
1回目 ヒューマントラストシネマ渋谷
公開初日 朝イチ回
上映後サプライズで松居監督よりご挨拶ありました🙌❣️
ジム・ジャームッシュ🎬
『ナイト・オン・ザ・プラネット』
クリープハイプ♬
『ナイトオンザプラネット』
松居監督、伊藤沙莉、池松壮亮、成田凌・・・
絶対良いって、分かってたから
仕事前に観に行った。
沙莉ちゃんと池松くんの演技が秀逸過ぎて
植物や猫もちゃんと出てきて、
朝から幸せな作品だなぁーって🥰
最初、葉は怒りっぽいな、
照生かわいそうなんだけどーって思ってたけど、
1年前を思い出して欲しかったのかな?
自分の身体のこと、
進退のことで精神的にも一杯いっぱいな
照生を待ってあげられなかった葉。
一生添い遂げたいって言ってくれてる葉の気持ちを
素直に受け止められない照生。
タイミングは大事よ。
プロポーズ💍𓈒𓂂𓏸
待ってたんだろうね…
要所要所で出てくる尾崎さん。
「どこかで会った?」照生とのやり取りがあるけど、
マスク姿が定着するまでは
誰が誰だか、認識するの難しかったかも。
何回か観ていくと、いろいろと気付くことがあって
また見返したくなる。
今日のトークショーでは
合コンに子供連れてきたのは
タクシーのお客さんで昨日は死にかけた、って話した女の子だったのでは?という噂があると。
(世界が狭すぎる!と監督が仰ったので違うみたいですが)
照生の部屋の前の住人は
葉が怒鳴った男性3人のお客さんで
離婚した人が元奥さんと住んでた部屋だったというのは分かった。
最後の場面で
0:07から0:08に変わって葉のアップ。
コロナ禍で何もかも止まってしまって
世界中がこの世の終わりの様な感覚になってたけど、
タクシーを走らせるのが生業だもの。
立ち止まっては居られない。
次に進もう、朝は毎日やって来るんだ。
みんなに平等に。って背中押された気がした。
でもね、お地蔵さんに手を合わすとか、
亡くなった奥さんを迎える為に
月命日には欠かさず花を持って待っている男性とか。
忘れちゃいけない事もあるんだよ。
彼が葉に言った言葉
「待ってても来ない時は迎えに行くのもいい」んだって。
発想の転換だよね。継続は力なりだよね。
お別れの話でもあるけど出会いの話でもあり、
あと、笑いのセンスも非常に良くて
舌打ちした?って帰り道の会話とか
屋敷さんと葉の初対面での会話とか
バーでのくだらないショートコントとか
シロクマとかww
このレビューを書きながら、
じんわり、しみじみ、色んなことを
ん〜。ちょっと思い出してみただけ😌💭
松居監督、劇団の舞台もあり
お忙しい中のトークショーとサイン会
嬉しかった。
初めての恋愛物だけど
そういう優しいお人柄が溢れ出しています!!
4回目 テアトル新宿 R4.4.25
海外での上映も決まりました👏👏👏✨
若者の喪失感と再生
池松壮亮主演なので鑑賞。喪失感を持つ若者が再生を求めて、日常生活の中でもがく‼
バー「とまり木」のマスター・【中井戸:國村隼】の存在感が光る。現代の若者の振る舞いも人間関係もよう分からん❓ チケット購入した際に渡されたポストカードは何やろ❓
こういう意味か! 2度の観劇の末!
題名 ちょっと思い出しただけ ⇒ ちょっとではなかったですね!
最後の最後に意味が分かりました。なるほどですね。わかると話の筋が理解できます。
こういう終わり方ですか!新鮮ですね!
池松壮亮君を初めて知ったのは「砂時計」の大吾の子役でした。良い役者さんになりましたね!
伊藤沙莉さん、映画で観るのは初めてです。はまり役ですね!池松君の個性に負けることなく、素敵でした。できればもう一度、劇場で拝見したいです!!!
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翌日、2度目の観劇を挙行しました。
1度目のテンポの良さ、主役の自然な演技に強く惹かれました。
2度目は実はほろ苦いストーリーでしたね。ラストシーン改めて深かった。葉の『ケーキ』、今日でなく明日、感じるものがありました。
監督、役者、スタッフ、その他各所(映画館等」)のスタッフの皆さま、ありがとうございます。
素敵な4時間を過ごせました。
この劇場の最終日最終回が2回目のため残念ですが3回目はありません。DVDそれも購入し、新たな発見をしたいものです。
18歳。彼氏が欲しくなった。
やーよかった。カレンダーの意味を知ってから伏線回収にむかって進んでいく感じとか、ラスト…本当にちょっと思い出しただけだったんだなって思った。最後の最後、彼が泣いていたことから、彼も思い出していたのか、世界観にあったからなのか、タクシーに彼女が乗ってたのが見えたのか、分からないけど、ぐっときた。
人を愛すのって簡単そうで簡単じゃない。
例えこの人との恋がハッピーエンドじゃなかったとしても、この人と出会えてよかった、恋をしてよかった、そんな相手と出会って2人で過ごせる、幸せですね。
彼氏が欲しいです。
コロナの前の世界が懐かしい。
彼の誕生日を基軸として淡々と描かれる日常のお話。
コロナの現在から遡っていくちょっと前の世界が懐かしい。登場人物一人一人の、温かく、ときにしんどい、ささやかな日常を応援したくなりました。
池松壮亮と伊藤沙莉の演技も、自然で良かった。ニューヨーク屋敷も意外と良かった笑
見ている途中で、あれ?これなんてタイトルの映画だったっけ?って思って、タイトルクレジットが出てきて、あー、そうだった、そうだった、と思った次第。
ちょっと思い出しただけ。
ふと、みんな、あの時の、誰かを思い出すこと、あるよなぁー。
わたしのことも、思い出してくれること、あるかな。
いつまでも浸っていたかった
昨日と今日2日続けて違う映画館で観ました。今日はパンフもゲットできました。昨日解けなかった謎?わからなかったところがわかりました。なんだろ、いつまでも終わらないでこの時間、ていう優しい気持ちが終わってしまうことのせつなさ。そんな陳腐な映画じゃなくて、もう人の思いってうまく交差しなくて、とか、その人のことってその人しかわからないけどうまく交差したと思ったら離れてしまい。。。目に見えることってほんと一部でしかないなとか。とてもリアルで自分のことかと思いました、なんて。
池松くんも沙莉ちゃんも嫌味なく最高のカップルでした。
ある男の誕生日。 今、ここにある生活から1年ごと『あの日』を思い出...
ある男の誕生日。
今、ここにある生活から1年ごと『あの日』を思い出す。 二人がなぜ別れ、何処で確かめ合い、いつ出会ったか?…。そしてそれは今ある現実の中で過去の捉え方の違い。
最初はチョット退屈な感じだったが前半の意味が後半で分かりだすと一気に入り込んだ。お笑いコンビニューヨークの屋敷がドハマリだったが最後のあれはチョット…。(^^;
とても面白かったです♪
ちょっとどころではない
最後になって、タイトルの意味が理解出来た。
なるほど、確かにこんな風に思い出すことはあるよね…と納得。
ざっくり言うと時系列的にどんどん巻き戻されていく。昔(始まり)は良かったよね…という感じの感傷に浸る感じで、ちょっとどころか、かなり思い出している。
こんな風にあと何回思い出すのだろう?
でも、思い出すだけなら、それはそれで幸せかもね…と、妙に納得した内容だった。
それにしても、今時の若者は、こんなに控えめなんだろうか?
面白かったです。
そして、最後の朝焼けはすごく良かったです。
あんな朝焼けを見たくなりました。
伊藤沙莉、いいっ❣️
杉咲花、清原果耶と並んで、自分の中で「今、けっして美人ではないけれど、演技が素晴らしくて存在感のある女優3人」のうちの1人である伊藤沙莉❤️
本作品でもめっちゃ良い味出してたなぁ🤗
いいも悪いも観る人次第
なかなかレビューの難しい映画だと思う。
観客の想い出によって評価が分かれるだろう。
またメメント的な時系列で物語が進んでいくので初めのうちは混乱する。
あと、主役の男の子が役者で、感性が芸術家寄りで映画を作る業界ではよくいる人なのかもしれないけど、あまり身の回りにはいないタイプだと思う。
彼の言動は理解できるが感情移入できない。
まぁ、観客寄りの設定にする必要はないけど、劇団とかそういった界隈の内輪ネタ的な感じに敏感に反応する人にとっては白けるかな。
なので、レビューの星数ではなく、共感しているレビューで雰囲気を掴んでから見に行かないと後悔することになるかな。
愛とヘイトバイト
公開から1ヶ月経っての鑑賞。そろそろ空いているかなと思っていましたが、サービスデーも相まって劇場の7割くらいは埋まっていたと思います。強い。
世間の評判も高く、期待値を上げ過ぎてしまったが故に思ったほどではなかったというのが正直な感想です。
・ちょっとではなくかなり思い出してしまっている
葉と照生2人の現在と過去を振り返っていく映画なのですが、とにかくイチャイチャする様子をマジマジと見せられます。別にこのイチャイチャが悪いという訳ではなく、2人の微笑ましい様子を見れると思えば良いのですが、そのイチャイチャが物語の起伏にはなっておらず、それでいて面倒くさい関係性もそこそこあるので、かわいい、楽しいとは中々思えず、グダってしまっているなぁと思ってしまいました。
・クリープハイプ頼み
クリープハイプの曲が強いのもあって、途中途中挟まれる楽曲によって物語が少し動くみたいなのが続いたので、もしクリープハイプの曲がなかったらこの映画はどうなっていたのか…と思ってしまいました。とはいえ「ナイトオンザプラネット」とこの映画の合致性はベストマッチでした。耳馴染みが良い〜。
・伊藤沙莉さんが素晴らしい
存在感・演技力共に唯一無二、我が道を走る伊藤沙莉さんは今作でも光っていました。とにかく人間くさいだらしなさ、惚気っぷり、怒り、悲しみ、色々な感情が本人から滲み出しており、特にタクシーの車内で体操座りしながらご飯を食べていたシーンは最高に好きなシーンです。
・ニューヨーク屋敷さんが良い
登場頻度は多くないですが、屋敷さんのフレーズはどれもあてがきされたのかなと思うくらいどハマりでした。漫才を見ているかのような安心感がそこにありました。毒っ気もいつも通りの切れ味、是非とも今後他の映画作品にも出て欲しいなと思いました。
要所要所のコメディ要素はフフッと笑えるものがあり、それなりに楽しめたのですが、いかんせんこの甘ーい空気にずっとはついていけず…。自分には合わなかった、それだけです。
鑑賞日 3/16
鑑賞時間 14:25〜16:30
座席 C-1
言い訳
恋人の思い出シーンをシュール度2割増しくらいに描写されている。
ささやかに笑える。
静かなシーンが多めで、 ちょっと寝るのにも適している。
良い点
とくになし
悪い点
とくになし
その他点
・どこかでお会いしましたっけ
いろんなこと、がっつり思い出しました。
池松壮亮さん×伊藤沙莉さん×松居大悟監督ならばもう絶対名作なハズ、と期待していましたが、その期待以上に深く沁みました。私の大好きジャンルです。
最初は構成がわからず少々戸惑いましたが、カレンダーの曜日だけが違っていることに気づいて、同じ日を一年ずつ遡っていると理解しました。
主人公てるおくんの部屋から始まる、てるおくんのお誕生日の一日を。
マスクの有無はもちろんだけど、タクシーの車種が変わっているところなどなかなか芸が細かいです(笑)。
バレッタやお誕生日のケーキなど、小道具の使い方がとても印象的でした。
ジム・ジャームッシュの「ナイト・オン・ザ・プラネット」はリアルタイムで劇場鑑賞したけど、当時は正直そんなに響かなかったのよね。でも今観たらまた違うんでしょうね、是非また観たいです。
池松さん伊藤さんの空気感がとても素敵でした。ラブラブの時の二人なんて観ているこっちが恥ずかしくなるほどでしたが、でもとっても可愛くて、そういう時期は誰でもあるよね、って温かく見守れます。
永瀬正敏さん、國村隼さんは存在感があるし、成田凌さんは出番は少ないものの作品の良いスパイスになっていましたね。
キャストも脚本も構成も素晴らしくて観終わってまた最初から観たくなる作品です。
オトナの方なら、ちょっとしたボタンの掛け違いからあっけなく終わってしまった恋の一つや二つ、誰にでも経験があるのでは?
夢に破れて別の仕事に就いていたとしても、別の人と結婚したとしても、それも全然悪くない人生だよね。だって今日も朝焼けは美しいのだから。
はぁ~もう一度観たい!!
(サブスクでクリープハイプの「ナイトオンザプラネット」を聴きながら♪)
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