劇場公開日 2022年2月11日

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ちょっと思い出しただけのレビュー・感想・評価

全317件中、21~40件目を表示

4.0総合的に見ると綺麗な作品

2023年5月5日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

少し前におすすめされて気になっていたが満を持して鑑賞。
正直初見で一発ですべてを理解するのは難しい気がした。裏を返せば何回見ても楽しめる作品。

大体、出会いから近い過去に進んでいくことが多いので、近い過去からだんだんと出会った所まで徐々に遡っていくのが斬新だった。
ただ、作中の時計がデザイン性高くて一見日にちが読みづらい。年が書いてないのでどれくらい過去に遡ってるのか分からなかったので混乱した。
気になっていた怪我の理由が明かされなかったのがちょっともやもや。水族館とかどっかでいちゃついてる時に挫くのか?と無駄な予想をしてしまった。

演出として、今どきっぽい、エモいような描写が多くていいような、ありきたりなような。
屋上で花火とか夜中の商店街とか青春系の作品では近年よく見かける。

小ボケが多かったのは面白かった。
普通逆だよなと思ったのが、うるせぇ口だなと言わんばかりに葉がキスしても、照生がそのまましゃべり続ける。キスモードになったら今度は葉が「話の続きは?」とボケ返す。これは正直ちょっと吹いた。

多少突っ込みどころがあったのが、休館中の水族館のエスカレーターが常時動いてるわけないよなって所。
あとは、登場人物の人としてどう?って感じの発言。
冒頭、葉の「21歳でタクシーに乗る人生ってどうですか?」っていうの個人的には煽りでしかないやろと思った。18歳の大学生でもタクシーくらい乗るだろうと思ったし。
逆に、若い女性のドライバーだから葉が「失業ですか?」って言われてて、世の中見知らぬ他人とのコミュニケーションってこんなに世知辛いのか?と若干引いた。
最近の人はこうなのか、元来人間ってこんなもんなのかどんな意図なのだろうか。

葉役の伊藤沙莉さんのハスキーボイスでやさぐれてる感が引き立っててよかった。早くタバコ吸ってくれと思わせるくらいにキャラが立ってた。
ただ、サバサバ系女子と思いきや、思いっきりメンドクサイ女だったのが残念。
こんな女いるわと思わされた時点で制作陣の思うつぼなのかもしれない。

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you taka

4.0(´∀`)劇場で見れば良かった。

2023年4月29日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

気になっていた映画。
どんな結末でも恋愛の始まりは美しいのですな。

なんだか寝れません。

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おにっち弐号

あのー

2023年3月17日
iPhoneアプリから投稿

この映画を良いと言ってる人って、ただの勘違いババアなんだと思う。キモ過ぎ

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dk

5.0副交感神経が爆上げエモ恋愛映画

2023年2月21日
iPhoneアプリから投稿

コロナ罹患中につき、癒される恋愛映画を探して漂流。見つけたのがこの映画でした。
邦画版ララランドと呼んだら多方面から怒られそうですが、私にとってはプロットの切なさと結末が、夢追う彼とそれを支えたい彼女だから起きるすれ違い、でも確かに一瞬が永遠だったあの時間、などなど、LA・LA・LANDを彷彿とさせました。
前情報なしに鑑賞したため、最後のエンドロールで松居大吾監督の名前を見てテーブルを思わず叩きました。
言葉の量(ボリューム)を調節させたらピカイチですね。
全人類に見て欲しい映画です。

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美咲

4.0定点で生み出される映画的魅力

2023年2月5日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

定点で語っていく演出が見事 映画的な魅力に繋がってる 画面の切り取り方、定点カメラや影の使い方も印象的
オリンピックとコロナをふまえた空気感漂う映画としても至って自然なのがいい
池松くんと伊藤さんの組み合わせ 案外リアルな組み合わせだとおもう

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UNDO08

3.5口調

2023年1月29日
iPhoneアプリから投稿

語尾が緩い池松壮亮と客にヤカラをかます伊藤沙莉。ふたりの親密な会話劇、時に甘く、痛々しい。時間の経過の記憶が薄れるコロナ後からコロナ前に遡る社会を捉える中、周囲の人との関係も緩やかに変化し時を刻む。

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Kj

4.0そんな時あったりなかったり

2023年1月12日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

幸せ

別に引きずってる訳じゃない。
ごく稀に、日常のふとした所に思い出のきっかけが落ちていたりして、ちょっと思い出す。
感傷がない訳じゃないけど、今に何か及ぼすこともない過ぎ去った時間。
誰にでもある、あの頃幸せだった時間。今は別の幸せがあるけど、ちょっと思い出しただけ。
タイトル絶妙。
久々の邦画、心地よい時間をもらった。

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neko

5.0言葉のウェイトが違う

2023年1月10日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館
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Eeee

4.0面白かったです!

2023年1月9日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
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komagire23

4.5誰にでもあるんだ

2023年1月3日
Androidアプリから投稿

「お姉さんは今、幸せ?」冒頭、若い女性からの質問に、すぐ肯定できないタクシー運転手の女性。そこから話が巻き戻されていく。日付は全て7月26日。元彼であるテルオの誕生日だ。

劇の打ち上げで出会い、うやむやな関係を続けつつ、1年後に告白。翌年はふたりで楽しく誕生日を祝い、1年後、喧嘩。明くる年の誕生日は、別の男性(恐らく今の主人)から声をかけられ、今に至る。

結婚して子を産み育てても、完璧に幸せとは言い切れないし、過去にひたすら惚れた人を思い返すことがあるんだと、思えた。恋人がいるのに、誰かを「ちょっと思い出し」てしまう。現に今もそう。おまけにクリープハイプの「exダーリン」に夢中だ。

それは、誰でもあるのかと、思えた。

葉の「このまま関係を続けていくと、自分が持っていかれそうになる」「最初から、会話なんてできてなかったんだろうね私たち」が、すごく刺さった。ふたりの会話が、常に葉から話して、常にテルオは聞き流している印象だったから。恋愛は惚れた者が負けるのだ。

こうだから私は良くないと思わず、みんなそうなんだと思って、やわらかく生きていけたらいい。

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ろくぶく

4.0一言「渋い!」。

2023年1月3日
PCから投稿

30分くらいはちょっと??でした。
それが段々「主人公の誕生日」にあった出来事を、過去に遡っている。
登場人物の髪型や、飼い猫の大きさとかで、それがわかってからは。
そういうことね、と。

恋愛物ではあるけど、その要素は淡いので見やすいし。
だけどどこか、自分の過去の恋愛を思い出しちゃった。
セリフがとても心に沁みて。
「彼は一歩私に踏み込んでこない」。
そんな恋人との距離感、わかる。

過去を変えることはできないけど。
思い出せる過去があるのは、それだけでいいんじゃないかな。

家で見るなら、カーテンを閉めて真っ暗な深夜におすすめ(なんとなく)。

⭐️今日のマーカーワード⭐️
「待っている人が来ないなら、迎えに行ってもいい」

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ゆき@おうちの中の人

5.0記憶の扉を開いてくれた傑作

2023年1月1日
iPhoneアプリから投稿

心に刺さりすぎた作品。
何気ない会話パートでの長回しがたまらない。
生感というか…セリフひとつひとつとっても、体の内から出てくる言葉に見えてくる。
俳優が演じるキャラクターではなく、実際に今を生きている人間にしか見えない。
このリアリティが本当に良かった。

時間を逆行しながら繰り返される7月26日の中で、見ているうちに自分の記憶の扉が開けられるような感覚を覚えた。
アルバムを1ページずつめくり振り返るような構成はなんとも感慨深く、この感情は他のどんな映画でも得難い物だった。

安易に恋愛映画として捉えるつもりはない。
むしろ、過去の断片の積み重ねで出来ている自分の今。つまり人生そのものと向き合う事になる、そんな作品だ。

何を思うかは人それぞれだし。
不快に思う人もいれば、感慨に浸る人もいるだろう。
時間を編集して逆行も順行もできる映画ならではのマジックで振り返る人生。

辛い失恋も、諦めた夢も、全ては今の自分を構成しているジェンガの一コマなのだろう。
無駄な物は何ひとつなかったんだ。
そう思った。

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ジョイ☮ JOY86式。

2.0数少ない過去を感傷suru事しかできない 残念な行き遅れ叔母さんの映画

2022年12月28日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

友人に誘われ、予習なしで いきなり鑑賞しました。
シナリオでの主人公をひとりに 絞れば、もっと緻密で、繊細な時事を入れられると思うのだが、物語がふたり進行なので、1つ1つの出来事を掘り下げる事が出来ずに、散漫になっている。

角役者の棒読みセリフが多く、
台詞の立ち方とか、とにかく演出が雑。
すべての役者のすべての演技が地に着かずに浮いていた。
会議室で、何度か 本の読み合わせをして、各自が各セリフとキヤラクターの性格を確実に自分のものにしてから、撮影を開始した方が良かったでしょう。

たまに 日めくりデジタルカレンダー を映してくれるのだが、いちいち日付を覚えていられないので、時系列確認には不適。
紙カレンダーを使用した方が判りやすかったでしょう。
それよりも、時系列を最初から進めていく直球で勝負し、その間のふたりの"変化"を鑑賞者に感じさせるべき映画主題が、過去へすすむ時間逆行をしたことで、映画の本質を見失ってしまっている。

名優永瀬正敏さんや店「とまり木」の國村隼さんの取ってつけたような扱いは粗末で
脚本には無理があった。

「追いかけてこないのかな・・・」心の中を セリフに起こしたら、映画の質は3つ落ちる。
監督に併せて。脚本家も超3流 よく構成を整理した方が良かったでしょう。

それに引き換えに、撮影と照明、録音はきちんと仕事をしていた事は救いだ。

本作が好きな人は「「花束みたいな恋をした」」が好きだと思う。

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YAS!

3.5時間をじっくり使って

2022年12月27日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD
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宮西瀬名

3.0池松壮亮が、、、踊ってる!

2022年12月24日
iPhoneアプリから投稿

 大声張り上げてる池松壮亮も意外だが、なんかダンスをしている池松壮亮も意外。
 伊藤沙莉と池松壮亮なら、観ないわけにいかない。
 最初はこの部屋の時計はおかしいのか?と思ったのだが、場面が変わるごとに映る時計。日付は同じだけど、時間はそれぞれ違うし曜日が違う。そこで気がつく、思い出しているだけなんだ。
 現在も一緒に居て、過去を思い出している話だと思ったら、現在はそれぞれ別々の幸せな日々を過ごしていて、本当にちょっと思い出しただけ、という話。この二人だからいい感じの映画になっているんだろうな。
 確かに、今の生活に関係ない過去の事、今は会わない人たちのこと、ふっと思い出すことなんていっぱいあるからね!

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アンディぴっと

4.0いい雰囲気でした。

2022年12月24日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

伊藤沙莉が兎に角、妙演でした。
最後の最後に「こうなってたんだ」とわかります。
とても良い感じでした。
良かったです。

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tuna

3.57月26日を1年ずつ過去に遡っていくという手法は斬新。 ただ、年の...

2022年12月16日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

7月26日を1年ずつ過去に遡っていくという手法は斬新。
ただ、年の表記がないので、予備知識ゼロで観た場合は分かりにくいかもしれない。
また、2人が別れ、別々の生活をする様子が45分ほど続くので、少しかったるい。
ただ、2人が別れる日に到達してからは結構見応えがあった。
池松の方がアルバイトをちょくちょく変えているのに、伊藤は一貫してタクシードライバーを続けていたり、永瀬の奥さんが生きていた頃の話になるとちょっとうれしかった。

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省二

5.0伊藤沙莉 ちょっとハンパない!

2022年12月12日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

伊藤沙莉さんの演技

ものすごくナチュラルで
演技してるのかしてないのか
全く分からないくらい自然で
ハンパなく良かったです!!

特に
タクシー内の会話の長回しのシーン

閉館後の水族館の中でのシーン

ラストの二人のダンスシーン

思わずにやけてしまうほど
良かったです♪

ストーリーも秀逸で
鑑賞後
最初から復習したくなること
間違いなしです!

この監督&伊藤沙莉さんの次回作
とってもとっても楽しみです☺️

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HIDE

3.0内容はバカップル

2022年12月12日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

未来の言動が伏線になっている造りは見事です。

演技も素晴らしくて、どこまでがアドリブなのか分からないほど自然な会話です。

内容自体はバカップルが誕生日に何をしてるか観させられてるだけなので、まあ普通ですかね。

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ジンクス

4.0切ないや

2022年12月11日
iPhoneアプリから投稿

この2人は元々お友達だったの?
ってくらいの演技と思えない2人の絡み
あっと言う間に見終わった感じでした
現実??映画だよねみたく。
感銘をうけました!とかじゃなく、わかるわー
わかっちゃうわーって…
そう思えむした。まるで自分の若い時の恋愛を見てるみたいに不器用で言葉には出せなくてもどかしくて

ラストのケーキ 今日はいらないってところから涙がとまらかった。
この子の声ハスキーなのに心地よいなー
素晴らしい映画、脚本、演技力、
良かったです。

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コアラ0413